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ヨング・オランイェ、またも敗れる (練習試合:ヨング・フランス戦結果)

ヨング・オランイェは月曜夜にSedanでヨング・フランスと練習試合を行い、3回のPK与えて4-1の敗戦。前の世代から数えて通算6連敗となった。

今年チェコで行われるEKへの出場権を昨年末に得る事ができなかったため、ヨング・オランイェは当面練習試合ばかりに。それはPOでヨング・スウェーデンに敗れたヨング・フランスにも当てはまる。

この試合に向けてはすでにヨースト・ファン・アーケン、デーリー・シンクフラーフェン、ヨリト・ヘンドリクスが怪我で離脱。ボンズコーチ レミー・ライニールセはSedanでGK マールテン・デ・フォッケルト(sc ヘーレンフェーン)、ルーカス・ヴァウデンベルフ(フェイエノールト)をスタメンデビューさせ、スタメンにはフェイエノールトの6人が並んだ。

ヨング・オランイェはフランス人たちに大苦戦。それはフィジカル面だけでなくテクニック面においても同じだった。15分過ぎにフランスのBenziaが簡単に与えられたPKを決めてヨング・オランイェは1-0のビハインドを背負い、さらにテレンス・コンゴロにイエローカード。その後数分間にはデ・フォッケルトが至近距離からのシュートをセーブし、Rabiotの至近距離からのヘディングが枠を逸れるなど、さらにゴールを決められなかったのは奇蹟だった。

25分過ぎにヨング・オランイェは1分間に突然2回の大チャンス。まずフィレーナが枠を外し、そしてファン・オーフェレームがポストに弾かれた。前半最後の10分にはコンゴロが2枚目のイエローカードを免れたが、後半開始10分後にはMartialがGK デ・フォッケルトに倒されて再び優勢に立っていたフランスに2回目のPK。このスピッツが自ら棚ぼたのチャンスをモノにした。

10分後にもこのFWが決めて3-0に。このスコアになった後にクインシー・メニフがデビューすると、彼はわずか数分後に見事なゴールで3-1に。だが5分後に今度はスフェン・ファン・ベークが相手をつかんだことでホームチームにまたもPK。これもフランス人たちは失敗せず。

ライニールセは最後の15分間でさらにシャーン・クライベル(FC ドルドレヒト)、ケニー・テーテ(アヤックス)、ジェフ・ハルデフェルト(FC ユトレヒト)もデビューさせたが、試合展開はほとんど変わらず。ヨング・オランイェはグルジア戦、スロヴァキア戦、ポルトガル戦(2x)、ドイツ戦に続く6連敗。

Statistieken:

Jong Frankrijk-Jong Oranje 4-1

Scoreverloop: 15. Benzia (pen.) 1-0, 55. Martial (pen.) 2-0, 64. Martial 3-0, 69. Menig 3-1, 74. Tolisso (pen.) 4-1.

Opstelling Jong Oranje: De Fockert, Karsdorp, Woudenberg, Van Beek, Kongolo (75. Tete), Ayoub (67. Leemans), Vilhena, Van Overeem (75. Hardeveld), Kishna (65. Janssen), El Ghazi (75. Klaiber), Boëtius (65. Meenig).

http://www.onsoranje.nl/nieuws/artikel/19582/nieuwe-nederlaag-jong-oranje?type=actueel

レミー・ライニールセ

「全ての面において圧倒された。今回も難関だったし、これを大きな教訓にしなければいけない。対等な勝負でなかったし、相手に関わらずもっと自分たちの力を出せたはずだからもちろん残念。彼らはテンポがはるかに速く、テクニックも機能的だった。我々も時にスクウェアフットボールをしていたが、シュートまでは全く行けなかった」

久々にヨング・オランイェの試合を見れましたが、トップリーグを持つ国相手だとさすがになかなか厳しいのは変わらない現状。『テクニック』にそれほど差はないか、むしろヨング・オランイェの方があるかもしれませんが、機能性の違いは確か。さらに例のごとくこの世代からのスピードとパワーの差は顕著で、特にリックとルーカスにとってはこれまで対戦した中で最強の相手だったでしょう。逆にボエチウスらFW陣は1対1でほぼ何もできず、中盤の差し合いではそれほど負けてなかったので結局この差が一番大きい気が。後は酷いピッチで早めのプレッシャーを受けながら冷静に組み立てをしようとしてたのは評価したいところではありますが、相手の組み立てに全くプレッシャーをかけずに全体が下がってしま、ひたすら相手を追いかけるだけになったのが辛いところ。思い切って前に出る勇気があればかなり違った試合になった可能性があったはず・・・

個々を見るとアユプはコントローラーとしてこのレベルでもかなりやれている印象。非常に伸びてます。ファン・オーフェレームもこのレベルのフィジカルを相手にしたのは初めてでしょうが、特にテクニック面での能力の高さは証明。それに比べてトニーはフィジカル負けする相手だとちょっと苦しいか・・・

規格外のアタッカーが出てくると違うんでしょうが、すでにデパイはフロート・オランイェに行き、他にこのレベルでやれそうな選手はまだおらず。調子良さそうなジョーイを見てみたかったですねぇ。