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トールンストラのデビュー戦はスコアレスドロー (第4節FCトゥエンテ-uit結果)

日曜午後に行われたエールディヴィジ第4節、FC トゥエンテ相手のアウエーゲームでフェイエノールトは0-0の引き分けに終わった。エンスヘデでフレッド・ルテンのチームはかなり勝利に近い内容だったものの、チームはチャンスを決める事ができず。30分過ぎにはミチェル・テ・フレーデがPKを失敗した。HT明けにイェンス・トールンストラがフェイエノールトでのデビューを果たしている。

 

両チーム無得点でHTを迎えたのはピッチ上の力関係からして正当な結果だっただろう。フェイエノールトとFC トゥエンテは対等で、お互い手に余るハーフチャンスを作るも、相手を重大なトラブルに陥れるには至らず。しかし少なくともフェイエノールトのHTの失望は大きかっただろう。チームは30分過ぎに先制するためのこれ以上ないチャンスを得ていた。

 

Zorya Luhansk戦での出場停止からチームに戻ったジャン・パウル・ボエチウスがクコ・マルティナに倒され、ミチェル・テ・フレーデが今シーズン2回目のPK。彼はBesiktas戦では止めようのないシュートでネットを揺らしていたが、今回のGK ニック・マルスマンには上手くコースを読まれてしまい、今シーズン リーグ戦4点目はならず。

 

後半もフロールシュ・フェステは長時間スペクタクルに欠けたまま。残り20分にはエルヴィス・マヌの投入がビジター・ボックの1000人のサポーターを喜ばせた。3日目にZorya Luhansk戦ロスタイムのゴールで勝負を決めたこのFWは、投入直後にすぐフェイエノールトの後半ベストチャンスを作ったが、左サイドからのマヌの見事なアクションからテ・フレーデのシュートは枠を逸れた。

 

その15分前のピッチの反対側では元フェイエノールダー カモヘロ・モコチョのシュートにエルヴィン・ムルデルが見事なセーブを見せており、依然スコアボードに得点は刻まれないまま。

 

終盤もエンスヘデでのベストチャンスはフェイエノールトにあった。ヨルディ・クラーシのチャンスポジションからのヘディングは枠を外れ、トールンストラのクロスにテ・フレーデのシュートはGKの手に。共に3日前に欧州戦を戦った両チームはその代償を払わされたかのようなプレーで、特にホームチームはもう拳を振り上げる事はできなかった。

 

FC Twente – Feyenoord 0-0

 

Scheidsrechter: Liesveld

 

Geel: Van Beek (Feyenoord), Martina, Ebecilio (FC Twente)

 

Bijzonderheden: Te Vrede mist strafschop (34’, Feyenoord).

 

Opstellingen

Feyenoord: Mulder; Wilkshire, Van Beek, Mathijsen, Nelom; Clasie (90’ Karsdorp), Immers (46’ Toornstra), Vilhena; Schaken (72’ Manu), Te Vrede en Boëtius.

FC Twente: Marsman, Martina, Lachman (46’ Breukers), Bengtsson, Koppers; Ebecilio, Ziyech, Mokotjo; Kusk (79’ Ould-Chikh), Castaignos en Mokhtar (70’ Eghan).

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/fc-twente-feyenoord-eredivisie-20142015/verslag

 

フレッド・ルテン

「かなりのエネルギーを使った木曜の試合の後で、チームが見せてくれた反応の仕方には喜んでいるよ。このチームに成長の跡が見えている。我々はかなり良いピッチプレーを見せた。3pts取れなかった事だけが残念だ。我々はそれに相応しかったからね」

 

「今日は安定したフェイエノールトが見れた。特にボールを失った後の早めのプレッシャーが良かった。これを続けていかなければいけない。私がフェイエノールトに見たいプレーに近づいてきているし、これがヘット・レヒューンが見たいプレー。今日の試合で言えば、私の予想よりはるかに良かった」

 

「選手たちは今日もフレッシュに見えた。もちろん勝ちたかったが、2ptsを失っても私はチームは賞讃に値すると思う」

 

「イェンスを入れたのはレクスがあまりフレッシュで無かったから。選択肢が増えたのは良い事。カジムを入れるプランもあったが、木曜の後でフレッシュさが無かったから交代策であまりリスクを冒したくはなかった」

 

フェルメールについてはまだ決定の知らせを受けていない。ロッカールームに競争ができるのは良い事。フロート・クラブにはそれは付きものだし、そのために我々はフェルメールを取りたい。もちろんエルヴィンにとっては難しいこと。一人の人間としてては私もそれには問題を抱えるが、プロフェッショナルとしては問題は無い。このクラブの成長の一過程であり、我々は先へ進みたいと望んでいる。そのためにはあらゆるラインでクオリティを手にしていかなければいけない」

 

「シーズンはまだ始まったばかり。我々は昨シーズンより2pts多いはずだ」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rutten-ziet-progressie-bij-feyenoord

http://www.fr-fans.nl/nieuws/rutten-ik-heb-een-stabiel-feyenoord-gezien-13204/

 

ヨルディ・クラーシ

「僕らはコントロールしていたしかなりチャンスも作っていたけれど、自分たちに報いるのを忘れてしまった。前進はしていると思うし、チームの成長は感じている。僕らはかなり熟成してきたと思う。今日はとても良いプレーをしていたし、本当にチームとしてやれていた。トゥエンテが危険だったの僕らのミスからだけ。そこはまだ成長しないといけないけど、僕はかなり自信があるよ」

 

「契約延長にはみんなから祝福してもらったし、僕もこの1年もこうしてクラブでプレーできて嬉しいよ。去就がハッキリしなかったけど、これで落ち着ける。そのためにサインを決めたんだ。これでフェイエノールトに完全に集中できる」

 

「何?新しいGK?誰?フェルメール??いや、そんな話は知らない。選手たちは何も聞いてないよ」

 

イェンス・トールンストラ

「ここでの0-0自体は良い結果だけど、今日の僕らはもっと良い結果を得られたはず」

 

「途中出場でのデビューは簡単では無いけど、ベストを尽くしたし、自分のプレーにはそれなりに満足できるよ」

 

「無失点に抑えられたのはポジティヴだけど、自分たちのゴールを決めなければいけなかった」

 

フェイエノールトでプレーできてとてつもなく嬉しいよ。中盤のポジション争いが激しいのは分かっているし、トレーニングで時運の力を見なければいけない。そうやって僕自身も成長するはず」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/toornstra-%E2%80%98hadden-hier-moeten-winnen%E2%80%99

 

 

ショッキングなフェルメール移籍騒動でなかなか落ち着いて見れませんでしたが、欧州戦明けにしてはそれなりのプレー。トゥエンテがまだまだ出来上がって無いのも大きかったですが、ボエチウスが戻って来てる感じでしっかり主導権を取れてました。相手の攻撃になってもなんせ9番がアレなので、スフェンが完全に抑え込んでツィエクのミドルとFK以外はほとんど怖さ無し。逆にミチェルはポジショニングは光るモノがあるものの、今日はポストプレーが不安定で不満な出来。PKはもちろん、あれだけチャンスがあるなら3pts取れなかったのはスピッツの責任と言うしか・・・

 

トールンストラはもう少し馴染むのが必要でしょうがクオリティは示してくれて上々のデビュー。FKの期待感は今までと段違いですし、PK’erのことを考えてもスタメンで出てくれると有難いですが、後半はレクスの不在感もあったので難しいところ。しかしエル・アマーディも戻って来るとどうなるんでしょうねぇ。

 

移籍市場は残り1日。スピッツ獲得は全く期待してません。っていうかフェルメールの爆弾の威力が大きすぎ。4試合たった5ptsは結局信頼感のあるスピッツがいるかどうかによる気がしますが。