Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

第3節結果 今シーズン最初のトッパーはPSVが6年ぶりにアレナで勝利。ユトレヒトは10年ぶりにフェイエノールトを下す

Speelronde 3

 

22-08-2014

20:00 Heracles Almelo - SC Cambuur Leeuwarden 0-1

90+2’ Michiel Hemmen 0-1

Rood: 67’ Oussama Tannane (2xGeel)

 

ヘラクレスは3連敗スタート。昨シーズンから8試合で7敗と悪い流れを抜け出せず。逆にカンブールはトゥエンテとフィテッセに引き分けた後に今シーズン初勝利。エールディヴィジでのアウエー勝利は実に14年ぶり。

 

ヘンク・デ・ヨング

「サポーターから解任を求められるのはもちろん楽しくはない。しかし負ければ監督として人気者ではいられない。私にはどうしようもないし、チームをレールに乗せなければいけない。そのためにエネルギーを注いで行く」

「3連敗はガッカリ。しかし新しい選手が8,9人いるし、まだ慣れが必要。良いモノも見えているが、まだ十分では無い。特にタナーネの2枚目以降はフットボールをするのに不安げになってしまった。それは我々のここまでの結果のせいでもある」

 

23-08-2014

18:30 Willem II - AZ 3-0

14’ Bruno Andrade 1-0 / 29’ Ali Messaoud 2-0 / 86’ Charlton Vicento 3-0

 

ヴィレムIIはランプルーが出場停止から復帰。前線はサヘルを左に回してアンドラーデをセントルムスピッツに。AZはベルフハイスがアップ中に股関節を痛めて欠場、変わりはロシュヘウフェル。

 

マティアス・ヨハンソンの短いバックパスを奪ったサハルが、飛び出したエステバンをかわして最後はゴール前のアンドラーデで1-0。しかし数分後にアンドラーデは左足太ももの筋肉を痛めてフィチェントに交代。AZもヘンリクセンが痛んでハイエに交代。

完全に主導権をとってAZの脆い守備を圧倒していたヴィレムIIは、メサウドが2回ポスト直撃も、2回目はリバウンドを自ら蹴り込んで2-0。

 

後半はAZが多少押し戻したが、少ない決定機でCKからハイエのヘディングをランプルーが好セーブ。結局最後はロングボールからフィチェントが抜け出してトドメ。

 

ヴィレムIIは文句なしの快勝で昇格後初勝利。AZは第1節のヘラクレス戦快勝から2連敗。

 

ユルヘン・ストレペル

「我々は決してパニックになることはなかったが、ホームでAZに勝つのは最高の気分だよ。我々の前線にはアンドラーデ、フィチェント、サハル、オンダーンと危険な選手が4人いる。カウボーイ・フロントだ。彼らのいる攻撃陣で面白いプレーになっているし、そのおかげで我々はスペースを上手く使えている。3-0で満足だが、冷静に分析すれば5-0か6-0にもできただろう」

「ランプルーは力を証明したいと望んでいた。しかしGKは例えばFWとは違ってボールを取りにいけないからね。彼はもっと落ち着かなければいけないし、それができればとても良いGK。我々もそれは分かっているし、彼を信頼してきたんだ」

 

マルコ・ファン・バステン

「全く酷い見せ物。モチベーションがフルで無ければ大敗するのは当然。とても辛い結果。正直言ってショックだ」

「昨シーズンのAZはアウエーでかなり負けた。これは経験とメンタリティの問題。勝ちたいという意志が絶対に必要。相手に対して試合前から勝つんだとい思っていなければいけない。もちろん我々は前戦に得点能力のあるスピッツを欠いているが、それは弁解にはできない。あまりにも標準を下回った」

 

19:30 sc Heerenveen - Excelsior 2-0

84’ Marten de Roon (str.) 1-0 / 89’ Sam Larsson 2-0

Rood: 82’ Jordy Deckers

 

ヘーレンフェーンは新加入 サム・ラルソンが左サイドでスタメンデビュー。ツィエクの移籍を受けてシンクフラーフェンが真10番に。

 

終盤なんてことのないこぼれ球に飛び出したデッカースがペナルティエリア際外で一瞬躊躇し、スラフフェールを倒してPK&一発退場判定。すでに交代枠を使い切っていたエクセルシオールフェルミューレンをGKに置くもPKで失点。フェルミューレンは2回ビッグセーブを見せたが、終了直前にラルソンがデビュー戦ゴールでトドメ。

 

デッカースは今シーズン NAC戦、GAE戦、ヘーレンフェーン戦の3試合全てで大きなミスで失点を招いており、エクセルシオールは諦めていたGKの補強をどうするか再検討か。

 

ドワイト・ローデウェーヘス

「この勝利こそ我々に必要だったもの。どう勝ったかは気にならない。この3ptsにとても喜んでいるよ」

「特に前半は中盤でフリーマンを見つけられていたが、最後の詰めでシャープさが足りなかった。後半はプレーが雑になり、勝つ見込みがあるようには思えなかったが、結局ゴールが生まれた。もちろん素晴らしいこと」

 

マリヌス・ダイクハイゼン

「間違いなく1pt取れたと思う。あれは不運でも何でも無い、ただのデッカースのミス。彼はボールをスタディオンの外まで蹴り出すべきだった。我々にとって青天の霹靂。あの瞬間までしっかりしたチーム組織で我々はコントロールできていた」

 

20:45 Go Ahead Eagles - FC Dordrecht 0-0

 

お互いチャンスはあったが決められず、今シーズン初のエールディヴィジスコアレスドローで両チームとも初勝利ならず。

 

フーケ・ボーイ

「この結果はガッカリ。後半の内容からすれば我々は勝利に相応しかった。チャンスは十分があったが、フィニッシュが決まらなかった」

 

エルニー・ブランツ

「正当な結果。特に前半にはとても満足している。我々は良いフットボールをしていた。後半はゴー・アヘッドの方がチャンスを作ったが、それは我々のDFラインが1対1でプレーしているから。そうなれば多少のチャンスは与えてしまう」

「私の選手たちは人々が思うよりやれる。ぎりぎりの残留争いになると見られているが、我々が14位周辺で終われるだろう」

 

24-08-2014

12:30 PEC Zwolle - Vitesse 2-1

24’ Davy Pröpper 0-1 / 65’ Maikel van der Werff 1-1 / 88’ Stef Nijland 2-1

 

初の欧州戦明けのPECは右バックに新加入 ラム、左ウィングにモロをスタメン起用。フィテッセはプライベートの理由で欠場のフェルトハイゼンに代わってロームを起用。右バックではワラスが完全にフィットせずにケヴィン・ディクスがデビュー。

 

15分過ぎから主導権をつかんだフィテッセが、PECの中盤のスペースを突いたプロッペルのミドルで先制。

後半もフィテッセペースが続いていたが数多くのチャンスにもかかわらずリードを広げることができないままでいると、60分過ぎにvdヴェルフがFKを決めて同点に。テンポが上がらず活気の無かったPECだが、モロとナシドに代えてトーマスとナイラントを投入、ここから一気にペースを上げて次々にチャンスを作る。

フィテッセは残り20分を切ってヴェイノヴィッチに代えて新加入 マクイークラン投入も流れは変わらず、最後はvdハイデンのトラップミスからナイラントが叩き込んで決勝点。

 

PECは3連勝スタート。フィテッセは遂に10試合勝利無しとクラブ記録にリーチ。

 

ロン・ヤンス

「全く相応しく無い勝利だが、私のチームのメンタルの強さには脱帽だよ。前半はたった0-1で住んで満足していた。やりたいボールテンポでやれていなかった。何もかもが酷くスローだったが、1-1になってからは楽しめた」

「我々はフィテッセよりもフレッシュに見えた。走り続けられた選手がかなりいたのは見ていて本当に素晴らしいこと。我々は自分自身のためだけでなく、お互いのために力を注ごうとするグループだと感じている。今日はラッキーだったし、今のフィテッセは何もかもが上手く行っていない」

 

ペーター・ボス

「相応しく無い敗戦。我々の方が優勢だったと思う。ベストチャンスも我々に会ったが、また得点が足りなかった。最後には引き分けで満足しなければいけないと感じたが、2点目の与え方を見ると、バカバカしいよ」

フットボールは勝つためにするもの。チャンスを作り、シュートを決めなければいけない。我々は前者はできているが、後者が駄目だ。そうなれば相手に一つのチャンスも与えないようにしなければいけないが、それも我々は試合の終盤まではとても上手く行っていた」

「我々は頭を上げてやり続けなければいけない。上手くやっているが、効率性を上げないと。ただこのままチャンスを逃し続けて、こういう失点を続けるのもあり得ないだろう。絶望すべきではない。自ずと運は向いてくる」

 

14:30 NAC Breda - FC Twente 1-1

17’ Luc Castaignos 0-1 / 90+2’ Adnane Tighadouini (str.) 1-1

Rood: 55’ Andreas Bjelland (2xGeel)

 

カスタイニョスが早々に決定的ヘディング・チャンスで未熟さを露呈。しかしツィエクのパスを受けて遂にネットを揺らし、今年2月以来のゴール。トゥエンテはだがツィエクが追加点の決定的チャンスに枠を外すと、後半ビエラントが2枚目退場。それでも何とか逃げ切るかに思われたロスタイム、ブロイケルスがティガドゥイニを倒してPKでドロー。

 

ネボスヤ・グデルィ

「前半はほとんど相手に対応できていなかったが、後半は違った。それによって二つの顔のある試合になった。特にトゥエンテが10人になってからはね。トゥエンテが非常にコンパクトだったので、その時間帯も我々はほとんどチャンスは作れなかった。なんとか引き分けにするために選手たちが全力を尽くしてくれたよ。その姿勢が報われて私は嬉しい」

 

ルフレッド・シュロイデル

「ロスタイムに同点ゴールを許したのは残念だが、この失望にもかかわらず、今日は我々がチームとして前進しているのが見れた。ボールを持った時に落ち着きがあった。前半数多くのチャンスがあったのに決められなかったのが残念。ビエラントの2枚のイエローカードで我々は難しくなり、もうフットボールができなくなった。しかしチームが長時間1-0のリードを守ったことに対しては大きな賞讃を贈らなければいけない」

 

14:30 ADO Den Haag - FC Groningen 3-0

56’ Thomas Kristensen 1-0 / 2-0, 82’ Michiel Kramer 2-0 / 3-0, 85’ Michiel Kramer 3-0

 

後半クリステンセンがマローンとのワンツーから先制。決定機を作るもハンセンの高い高い壁を越えられてないフローニゲンに対し、終盤はADOのカウンターが冴え渡り、アルベルフの素晴らしいロングパスをクラーメルが美しいフィニッシュで2-0。数分後にさらにクラーメルが決めて試合内容に見合わない快勝。

 

ヘンク・フレーサー

「我々は遙かにフィットしてシャープなチームだった。それが勝てた理由だ。素晴らしい相手に勝てて、無失点に抑える事もできた。満足する他無いよ。我々は勝利に相応しかった。この結果はちょっと出来過ぎだがね」

「ハンセンは巨人だ。彼はチームに非常にポジティヴな影響を与えてくれている。彼は常に勝ちたいんだ。クリステンセンも非常に良い選手。多分チームのベスト・プレイヤーだろう。DF陣の前にいながら、攻撃的にプレッシャーをかけることもできる」

 

14:30 Feyenoord - FC Utrecht 1-2

33’ Mitchell te Vrede 1-0 / 45+1’ Nacer Barazite 1-1 / 72’ Rodney Antwi 1-2

 

フェイエノールトは今シーズンまだ機能していない左サイドを入れ替え。コンゴロとボエチウスをベンチに置いてネロムとマヌをスタメン起用。ユトレヒトは18歳のカロンをデビューさせ、バラジテ、オールの3トップに。

 

予想通りのプレス合戦を制したのホームのフェイエノールトキエフ帰りから中2日とは思えないフレッシュさと旺盛な闘争心で今シーズンここまでベストの立ち上がりを見せ、トップフォームに戻ったクラーシと強烈な個人技で違いを見せるマヌを中心にハイテンポなプレーで次々とチャンスを作る展開。

ゴールを決める事だけなかなかできなかったフェイエノールトだが、30分過ぎに中盤からのクラーシのFKにテ・フレーデがレーウヴィンを圧倒して完璧なヘディングでライテルの壁を破って先制。テ・フレーデは公式戦8試合で7得点、エールディヴィジでも5試合で5得点。

フェイエノールトはHT直前にもスハーケンのクロスからテ・フレーデが至近距離でヘディングもライテルの足に阻まれ、リバウンドを狙ったインマルスのシュートもポスト直撃で追加点ならず。

ほぼ完璧な前半を送ったフェイエノールトのリードでHTに入るかと思われたが、縦パス1本で飛び出したオールにライン際でスハーケンが競り負け、クロスをバラジテに決められてまさかの同点でHT。

 

後半もフェイエノールトが積極的にゴールを狙いに行くが、さすがに疲れが見え始めてテンポダウンし、やや拮抗した展開に。残り25分でスハーケンとマヌを下げてビラルとボエチウス投入と両サイドを入れ替えたが、逆にプレーの質が低下。

中盤でオールに楽々とドリブルを許し、アントヴィへのスルーパスにファン・ベークが競り負けて逆転されると、終盤は予想通り体力が尽きてバラバラになり、主導権を取り戻せないまま終了。

 

フェイエノールトは前半素晴らしい内容も、追加点のチャンスを逃した事とHT直前の失点があまりに痛く、後半は予想通り欧州戦疲れでテンポを保てずホームでまさかの敗戦。ポゼッションフットボールを目指すユトレヒトは2連敗の後に今シーズン初めてポゼッションで劣った展開からカウンターで初勝利。フェイエノールト戦勝利は10年ぶり史上4回目。

 

ロビー・アルフレ

「HT1-1だったのは奇蹟だった。フェイエノールトは平日のキエフ遠征の疲労があると予想していたが、それは無かった。前半の我々はほとんどフットボールができなかった。たらい回し状態で問題は大きくなる一方だった。45分を終えて同点だったのは我々に運があった。後半は上手くやれるようになり、フットボールでは我々が優っていた。ガッツもより見せてプレーが良くなっていった。だがとにかくこれは幸運な勝利」

 

16:45 Ajax - PSV 1-3

16’ Anwar El Ghazi 1-0 / 52’ Memphis Depay 1-1 / 63’ Luciano Narsingh 1-2 / 86’ Florian Jozefzoon 1-3

 

PSVはタマタ、ヒルイェマルク、ロカーディアをベンチに置いてヴィレムス、ヘンドリクス、ナルシンをスタメン起用、と対アヤックス戦用にモデルチェンジ。

 

クラーセンのクロスからスパルタ・ユースが生んだ売り出し中のタレント エル・ガージがヴィレムスをかわしながらヘディングで決めて1-0でHT。

50分過ぎにシェーネの決定機をズートが好セーブで防ぐと、直後にボイレセンの下手なスローインからボールを奪ったPSVがカウンター。デ・ヨングのパスでナルシンがフェルトマンをかわして抜け出し、ラストパスをデパイががら空きのゴールに決めて同点に。60分過ぎには再びカウンターからデ・ヨングのスルーパスを受けたナルシンが決めて逆転。アヤックスはブリントの走り込んだモイサンデルがパスを受けてゴール前フリーの決定機も豪快に宇宙。

最後はロングボールに途中出場 ヨーゼフゾーンがフェルトマンとブリントに競り勝って勝負あり。

 

ポジションプレーで優るアヤックスがチャンスを逃した事で、カウンターに優るPSVがナルシンを活かして2008年以来のアレナでの勝利。今シーズン最初のシリアス・テストを見事に合格で3節を終えてコップローパー。

 

フィリップ・コクー

「非常に素晴らしい勝利。選手たちにおめでとうを言ったよ。我々のスタートは良かったし、チャンスもあったが、それはアヤックスも。ミス・コミュニケーションで失点したのが残念。そこから苦しんだ。HTにナルシンのスピードをもっと活かそうと言ったんだ。それが上手くいった。終盤は相手を止めるだけになっていたが、カウンターからもう一度決められてラッキーだった」

 

Stand

1 PSV 3 (3 0 0) 9 12 3

2 PEC Zwolle (3 3 0) 0 9 6 2

3 Ajax 3 (2 0 1) 6 8 5

4 FC Groningen 3 (2 0 1) 6 6 6

5 FC Utrecht 3 (2 0 1) 6 4 4

6 SC Cambuur 3 (1 2 0) 5 4 3

7 Excelsior 3 (1 1 1) 4 4 5

8 ADO Den Haag 3 (1 1 1) 4 5 3

9 SC Heerenveen 3 (1 1 1) 4 4 3

10 FC Dordrecht 3 (1 1 1) 4 3 3

11 Feyenoord 3 (1 1 1) 4 3 3

12 FC Twente 3 (0 3 0) 3 4 4

13 Willem II 3 (1 0 2) 3 5 5

14 AZ 3 (1 0 2) 3 4 6

15 NAC Breda 3 (0 2 1) 2 3 8

16 Go Ahead Eagles 3 (0 1 2) 1 4 6

17 Vitesse 3 (0 1 2) 1 4 8

18 Heracles Almelo 3 (0 0 3) 0 1 7

 

Topscorer

1 M. Depay (PSV) 5**

2 L. Schöne (Ajax) 3

3 M. te Vrede (Feyenoord) 3

4 A. Tighadouini (NAC Breda) 3

 

Assists

1 R. Alberg (ADO Den Haag) 2

2 J. Antonia (FC Groningen) 2

3 K. Ebecilio (FC Twente) 2

4 D. Meleg (SC Cambuur) 2

5 T. Oar (FC Utrecht) 2

6 T. Ondaan (Willem II) 2

7 L. Schöne (Ajax) 2

8 M. Tankovic (AZ) 2