オランダ代表は土曜のベルギー Genkでの日本とのテストマッチをブルーノ・マルティンス・インディ抜きで行う。このDFは筋肉の捻挫に苦しんでおり、スタメンはロン・フラールに変更に。
マルティンス・インディは金曜のRacing GenkのCristal Arenaでのトレーニングを欠席し、ファン・ハールは「彼は筋を捻った。我々はリスクを冒したくない」とコメント。
このアムステルダマーの会見には数十人の日本人ジャーナリストと多くのカメラマンが参加。アジアのメディアからの注目に対し、監督は気楽にリラックスして対応。特にオランダには非常に多くの才能あるCBがいるという日本人ジャーナリストの言葉にファン・ハールは賞讃を贈った。「私も君に全く同感だ。オランダ人の同業者たちにもそう言ってくれ。彼らは全く違う見方をしているからね」
ファン・ハールの目にはステファン・デ・フライ、マルティンス・インディ、そしてもしかしたらジョエル・フェルトマン、ジェフリー・ブルマ、カリム・レキク、ステファノ・デンスヴィルといった比較的経験の無いDFでも、WKで世界最高のスピッツたちに対抗できると映っている。「要は彼らが我々のビジョンを実行できるかどうか。18歳の若者でも2回WKに参加した30歳の選手よりより経験があってもおかしくない。つまり彼らは間違った経験を積んでいるかもしれないということ。そしてその習慣を止めることができないんだ」
ファン・ハールはロビン・ファン・ペルシというおそらく彼の最重要選手を欠いている。さらにクラース・ヤン・フンテラール、リッキー・ファン・ヴォルフスヴィンケル、ディルク・カイトのスピッツたちと、スペルマーカー ヴェスリー・スナイデルも不在だ。「だが我々は今回も支配的なプレーをし、チャンスを作ってゴールを決めたい」とシーム・デ・ヨングをスピッツに起用することを緊急措置と呼ぶファン・ハール。
ボンズコーチは日本を規律ある対戦相手と表現。「彼らはかなり進歩しており、4回連続でWKに参加していることがそれを物語っている。彼らにはAlberto Zaccheroniという欧州人の監督もいる」とイタリア人の同業者に言及。「彼らは多くの選手が欧州でプレーしており、そのため欧州的なフットボールをする。その上日本は堅固なチーム。だが優勢な展開をゴールに結びつけることに時に苦労している」
規律ある選手と謙虚なジャーナリストを好むファン・ハールだが、彼自身は日本でキャリアを終えることは考えていない。「過去に日本とシナからオファーを受けたことはあったがね」とWK後にオランダ代表を去るボンズコーチ、「すぐポルトガルでの暮らしを楽しむかもしれないし、どこかでもう一度チャレンジするかもしれない。しかし日本ではないだろう」