オランダ代表は見えに見えて経験の足りないセレクションでブラジルでのWKへの予選突破を決める1年をスタートさせる。ボンズコーチ ルイ･ファン･ハールによって選ばれた新顔たちは水曜にアレナで対オランダとの親善試合11戦無敗のイタリアと対戦する。
ファン･ハールは3月末のエストニアとルーマニアとの予選へ向けての最終テストを楽しみにしている。彼は「オランダ人選手は戦術的な指示内容をすでに身につけていると」と自分の選手たちのクオリティを疑うことなく、選手たちが自分のクラブと同じレベルのプレーを代表でできるかどうかを知りたがっている。「それを考えるとエキサイティングだ。トレーニングは上手くいった。彼らはすでに全てを備えているが、それを試合でも見せなければならない」
これまでの親善試合と同様にこのアムステルダマーはスタメンを隠すことはしない。デーリー･ブリントとオラ･ジョンがスタメンデビュー。他の9人のスタメン選手の中で、代表8キャップ以上を持つのはロビン･ファン・ペルシ(71)とケヴィン･ストロートマン(15)だけだ。「自分で経験の無いチームを選んだのは分かっている。しかしイタリアのような非常に強い相手にも彼らで勝てると私は本当に思っている」とファン･ハール。
ボンズコーチはイタリア相手に『挑発的なプレッシャー･フットボール』をしたいと望んでいると話したが、その意味するところについては語ろうとしなかった。それはカウンター･フットボールと同じ意味かと聞かれ、ファン･ハールはその質問は敬意を欠いていると避難。「君は自分で分析するのは辞めた方が良い」と続けた。
12人のベテラン代表選手を試合勘とフィットネスの欠如を理由に招集しなかったファン･ハール。火曜のトレーニングではクラース･ヤン･フンテラールの代わりにアルイェン･ロッベンを招集した。Schalke 04のスピッツは火曜に起きた時に眼に内出血を起こしていたとのこと。「深刻なモノではないが、プレーはできない」
注目すべきはブルーノ･マルティンス･インディを左CBに選んだこと。ベンチ･スタートのヨリス･マタイセンより優先された。フェイエノールトではこの2人のDFは共にプレーしており、マルティンス･インディは左バックに入っている。「監督ロナルド･クーマンからは話を聞いた。クーマンが決して喜ばない想像できる。しかし私にしてはならないとも彼は言わなかった」
スペルマーカー アダム･マヘルはヴェスリー･スナイデルとラファエル･ファン･デル･ファールトの不在を忘れさせなければならない。「彼にはボールを失った時の切り替えをもっと良くしてもらいたい。そしてゴールを決めることだ」
ドイツとの親善試合ではケネト･フェルメールを選んだファン･ハールだが、イタリア戦では再びNewcastleのキーパー ティム･クルルがゴールを守る。ファン･ハールは9月の時点で現在セレクションから外れているマールテン･ステケレンブルフよりもクルルが第1選択肢であると公言していた。「ドイツ戦では遠目からのシュートと至近距離の勝負が多く、クロスは少ないと予想していた。ゴールライン上ではフェルメールは抜かれない。しかしイタリア戦ではサイドからのクロスが多くなるだろう。だからクルルを選ぶのは論理的な選択」
Opstelling Nederland: Krul; Janmaat, De Vrij, Martins Indi en Blind; Clasie, Maher en Strootman; John, Van Persie en Lens.
http://www.onsoranje.nl/nieuws/artikel/14971/van-gaal-keuze-voor-krul-logisch
