Speelronde 4
23-08-2013
sc Heerenveen - Ajax 3-3
13' Niklas Moisander 0-1 / 17' Kolbeinn Sigthorsson 0-2 / 23' Alfred Finnbogason 1-2 / 32' Alfred Finnbogason 2-2 / 44' Magnus Wolff Eikrem 3-2 / 65' Christian Eriksen 3-3
例のごとくボールを回すアヤックスとボールカットから鋭いカウンターのヘーレンフェーン。出だしからより多くのチャンスを作ったのはヘーレンフェーンだったが、CKからノルトフェルトが股下を抜かれて0-1。さらに数分後には再びCKからノルトフェルトが触れずにあっさり2点差。
しかし中盤で何でも無いプレッシャーを受けたポウルセンがあっさりボールを奪われてファールで止めると、素早いリスタートからDFラインとの駆け引きに勝利したフィンボガソンがツィエクのスルーパスを受けて2-1。さらに再びアヤックスの中盤のミスからツィエクがダイレクトで前方のスペースへ完璧なパスを出し、フィンボガソンが再び決めて同点。スタンドからは「アヤックス、俺たちはまたスピッツを手に入れたぞ」の歌が。
HT直前にはフィンボガソンがマーカーを引きつけた中央のスペースでパスを受けたアイクレムがエールディヴィジ初ゴールで逆転とスペクタクルな45分間。
後半は両チームGKの好セーブに阻まれていたが65分に再びノルトフェルトがエリクセンのミドルシュートに反応が遅れて3-3。前半に比べて全体に押し込まれ気味だったヘーレンフェーンだが最後まで流れの中での決定機をほとんど与えることなく、終盤は逆に途中出場クムスに2回のチャンスも決められずにそのままドロー。
勝てた内容のヘーレンフェーンだったが、前節のヘラクレス戦敗戦から見事な立ち直りで、今週アヤックスについての微妙な発言を繰り返していたファン・バステンにとっても嬉しい内容だっただろう。
マルコ・ファン・バステン
「非常にクレイジーな試合だった。我々が2回のCKで対応が良くなかった。しかしその後はチャンスを狙い続け、アヤックスの2回のミスを突いて同点にした。そしてアイクレムのゴールで3-2とHTには我々は試合に勝っていたんだ。だが後半にアヤックスが立て直そうとしてくるのは誰でも分かる。そこを我々は上手く利用しなければならなかったが、あまりに早くやられてしまった。我々は多くのチャンスは作れなかったが、終盤は4-3にすることもできただろう。だが率直に言えばそれは我々としては少し出来過ぎな結果だった」
マグヌス・アイクレム
「最初の60分間はボールを追いかけて、相手の後ろを追いかけるだけだった。ノルウェーではこんな事は無かったよ。オランダ・リーグのレベルは遙かに高い。まだオランダのテンポとプレーになれなければならないけど、それができればチームのためにもっと貢献できるだろう」
24-08-2013
18:45 N.E.C. - RKC Waalwijk 2-2
23' Michael Higdon 1-0 / 37' Michael Higdon 2-0 / 63' Sander Duits 2-1 / 70' Aurélien Joachim 2-2
パストールを解任したNEC。初戦のスタメンに大きな変更は無く、ボーフェンベルフに代わってスモフスを右バックで起用。
立ち上がりからアグレッシブで優勢に立ったNEC。20分過ぎにファン・モッセルフェルトがペナルティエリア内でタッチミスを犯すと、こぼれ球を拾ったシュトゥーテルを足にかけてPK。前節失敗のヒグドンが決めてエールディヴィジ初ゴールで先制。さらにカウンターからヘムラインがファン・モッセルフェルトとの1対1を制して再びPKで2-0。
攻め手が無いRKCはHT前にダイツが直接FKを狙うもヨハンソンがポストに弾きながらなんとかセーブ。
後半に入ると一転してRKCが圧倒。60分過ぎにロングボールを受けたヨアヒムがペナルティエリア内でコンボイに倒されてやはりPK。ダイツが決めて1点差に。さらにラマイのロングフィードをヨアヒムがマークを背負いながらの完璧なヘディングシュートで2-2に。
終盤になってようやくNECに前へのプレッシャーが戻り、両チームが果敢に攻め合う好ゲームもお互いにチャンスを決める事はできずにドロー。
NECは昨シーズンからの連敗を8でようやくストップし、4月7日AZ戦(1-1)以来の勝ち点。
エルヴィン・クーマン
「特に前半は全く良くなかった。馬鹿みたいにピッチを走り回っていた。NECは悪い流れで自信を失っていたのに、我々が彼らに自信を与えてしまった。HT2-0は妥当なスコア。後半はNECがボールを持たせてくれて、ベストのフットボールができた。我々の方がチャンスは多かったが、NECにも勝つチャンスはあったと正直に言わなければならないだろう。おそらくこれは妥当な結果」
ロン・デ・フロート
「シーズン最初の勝ち点に喜んでいる。それ以外ではHT2-0のリードを手放してしまったことが残念。これは自分たちの責任。後半の我々は悲劇的だった。特にRKCが1-2に追い上げてからは迷いが出てしまった。同点に追いつかれて良さが戻ったのは良かったがね。実質的には2ptsを取り損ねた」
19:45 Heracles Almelo - PSV 1-1
6' Lerin Duarte 1-0 / 86' Ji-Sung Park 1-1
ヘラクレスはアモアの怪我でスピッツにタナーネを起用。バッカリとマタフスに替えてヨーゼフゾーンとロカーディアを起用したPSVは32年と半年振りの全員オランダ人スタメン
アルメロの人工芝で雑なプレーを続けたPSV。ヘラクレスにほとんどプレッシャーをかけられず、不用意にボールを失ってはカウンターで危険な形を作られる展開。AC Milan戦に続いてデパイの時事深くでのあまりにも不要なボールロストからドゥアルテが先制ゴール。その後もヘラクレスがコンパクトさを保ってPSVにフットボールをするスペースを与えずに優勢に試合を展開。
後半もベストチャンスを作ったのはヘラクレスだが、リンセン、途中出場ブルーンスが決められず。一方トイヴォネン、パルク、マタフスと投入したPSVは終了直前にパルクがゴール前で相手を背負いながら反転しつつゴール逆隅になんとか流し混んでドロー。
フィリップ・コクー
「チームに落ち着きがなかった。辛抱が無く、ボールを失っては何度も戻らなければならなかった。それは我々のやりたいことではない」
パルク・イ・スン
「ゴールはゴール。まだ1pt取れたし、チームのために決められて良かった」
19:45 ADO Den Haag - Roda JC Kerkrade 0-4
25' Kees Luijckx 0-1 / 44' Henk Dijkhuizen 0-2 / 53' Mark-Jan Fledderus 0-3 / 76' Mitchell Donald 0-4
ADOはケヴィン・ヤンセンの長期離脱でマイヤースを中盤にあげ、左バックにスプセパを起用。ローダは右サイドにフッペルツではなくヘッシャー。
序盤優勢だったADOだが、ヘッシャーのクロスにライクスでローダがあっさり先制。その後もADOは果敢な攻撃とローダのミスでいくつもチャンスを作ったが、HT直前にニメトがオフサイドポジションぎりぎりでボールを受けてダイクハイゼンが初ゴールで2点差に。後半もフレデールスのFKから効率良く2ゴールでローダが終わってみれば大勝。
20:45 PEC Zwolle - SC Cambuur Leeuwarden 2-0
69' Guyon Fernandez 1-0 / 78' Rochdi Achenteh (penalty) 2-0
今節もアグレッシブなフットボールを見せるPECにカンブールはほとんど対抗できず。30分前にモコチョとファン・ポーレンが衝突してファン・ポーレンが流血、PECは数分間9人でのプレーに。
前半ゴールを奪えなかったヤンスはHTにサイマクに替えてフェルナンデスを投入。すると69分にファン・ポーレンの強烈なシュートのリバウンドをフェルナンデスが手を使って先制。カイパースは気づかず。
カンブールもバルトに替えて投入されたケヴィン・ブランツがターゲットマンの役割を果たしてチャンスを作り始めたが、イェスペル・ドロストのドリブルをvdラーンがエリア内で倒すとカイパースが例のごとくPK判定で勝負あり。
PECは連勝記録を4に伸ばして堂々のコップローパー。
ロン・ヤンス
「モコチョとファン・ポーレンの衝突で9人でプレーしなければならない時間帯もあり、我々はフットボールをするのに苦しんだが、勝利には間違いなく相応しかっただろう。時には運も必要。私は見ていなかった1人だが、ギオンは手を使ったと言っているね」
ギオン・フェルナンデス
「そう、僕はハンドをした。もうゴールは認められたから今なら言えるよ」
ドワイト・ローデウェーヘス
「ズヴォレは勝利に相応しかったが、我々も良くなっている」
「フェルナンデスのゴールは85人からハンドだったと聞いた。前半の反省から我々が勇敢になろうとしていたタイミングだったし、上手く行きかけていたから残念だ」
25-08-2013
12:30 Go Ahead Eagles - FC Groningen 3-3
11' Marnix Kolder 1-0 / 45+1' Tjaronn Chery 1-1 / 48' Marnix Kolder 2-1 / 54' Krisztián Adorján 2-2 / 59' Xandro Schenk 3-2 / 87' Genero Zeefuik 3-3
Rood: 68' Krisztian Adorjan / 70' Timo Letschert (2x Geel)
フローニンゲンはテキセイラ、ジヴコヴィッチ、ゼーファイクをベンチに並べてvdフェルデンを9番の位置で起用。
10分にGAEが見事な攻撃。DFラインから綺麗にパスが繋がり、ファルケンブルフのクロスをゴール前でコルデルが合わせて先制。
ローテンポな低調な展開から時たま両チームにチャンスシーンもゴールは生まれず。そのままHTかと思われたロスタイムに中盤の浮き球をオーヴァーホールが空振り、こぼれ球の競り合いからボールはスペースに走ったシェリーに都合良く通って何も無いところから同点に。
後半も出だしにコルデルが2点目を決めてGAEが再びリードを奪うと試合がヒートアップ。フローニンゲンもコスティッチのクロスを受けたアドルヤンがエールディヴィジ初ゴールを決めて再び同点。
60分直前にはハウトコープのクロスからゴール前でこぼれたボールにスヘンクが走り込んで3-2。激しい競り合いが多くなってきた時間帯にアドルヤンが競り合いで肘打ち、一発退場。さらにレッチェルトがペナルティエリア際で相手をファールで止めて2枚目退場で2分間で11人対9人に。
しかしGAEがとどめを刺せず、逆に途中出場ゼーファイクにあわやというシーンを作られての終盤、CKからファーのゼーファイクが競り勝ってまさかの同点。
フーケ・ボーイ
「我々は2人多い状況でボールを走らせてピッチを広く保つことができなかった。自分たちのミスで1-1にされたのも残念。後半はフローニンゲンをバラバラにしなければならなかったのに、ほとんどシンプルな所でミスをしていた。我々は自分たちの力は見せたが、同時にいつも効率的ではないことも見せた」
マルニクス・コルデル
「負けた気分。3-2でリードしてフローニンゲンは2人退場。そうなればそのまま勝たなければいけないのにセットプレーからまたやられてしまった。あってはならない事。」
エルヴィン・ファン・デ・ローイ
「結果は残念だが、9人でこれだけのメンタリティを持ってプレーしたのは見事」
「アドルヤンが意図的に相手を叩いたとは私には思えない。彼は決してそういう選手じゃない」
「今日は我々にとって山と谷が続く典型的な試合」
14:30 Vitesse - FC Twente 1-0
22' Mike Havenaar 1-0
序盤から優勢のフィテッセがCKからハーフェナールの頭で先制。25分にはピアソンが良い動きからフィニッシュもポスト。30分にロサーレスのクロスにカスタイニョスが飛び込み、カシアのクロスはラインを超えていたようにも見えたがゴールラインテクノロジーは使用されておらずノーゴール判定。
後半は押し続けたトゥエンテがいつも通りチャンスを決めきれずにそのまま終了。
ペーター・ボス
「最初の30分間は良いフットボールをしてゴールを決め、多くのチャンスを作った。前にかなりプレッシャーをかけて動きも豊富だった。それを90分間維持できないのが残念。しかし最終的にはできるはず。これを続けていきたい」
「後半はトゥエンテに主導権を取られ、我々はコントロールを失ったが守備はまだコントロールできていた。この勝利はチーム全体の成果」
ミシェル・ヤンセン
「我々はあと1時間フットボールができてもゴールを決められなかっただろう。彼らにはマイク・ハーフェナールというボールを収められて、危険なヘディングができるスピッツがいる。それは1-0のシーンを見ても分かる。我々も彼のクオリティは分かっていたが、CKからやられてしまった」
「後半は我々のプレーは良くなったが、ベンチに座っていて同点に追いつける気はしなかった。残念だ。試合前はもっと期待していたからね」
14:30 Feyenoord - NAC Breda 3-1
37' Graziano Pellè 1-0 / 38' Graziano Pellè 2-0 / 53' Graziano Pellè 3-0 / 59' Joey Suk 3-1
フェイエノールトはヤンマートが復帰、マタイセンをベンチに下げて第1節と同じDFラインに。NACはヒリセンとスハルクをベンチに置いてプポンとサルポンを起用。
土曜にNECが勝ち点1を挙げたことで『最下位』のフェイエノールトながら、デ・カイプは当然レヒューンで大入りに。スタンドの声援を受けて序盤からハイパワーでNACにプレッシャーをかけ、何もさせずに次々にチャンスを作っていくフェイエノールト。それでもなかなかゴールを決められなかったが、35分過ぎに久々に圧倒的なパフォーマンスを見せていたクラーシのFKからペッレが見事なヘディングで先制すると、そのキックオフからボールを奪い、そのままクラーシのスルーパスに再びペッレが決めてあっという間に2点差。
後半も出だしにアルメンテーロスのクロスをペッレが頭であわせてキャリア初のハットトリック。その後はフェイエノールトのテンポがやや落ち、CKから失点するも主導権は渡さず。最後まで声援を送り続けたレヒューンは数々のシュートをセーブしたテン・ラウウェラーウにも大きな拍手と歌を送ると、テン・ラウウェラーウは背後の観客にズボンを脱いで応え、新たな友情関係が誕生。
イェレ・テン・ラウウェラーウ
「彼らは僕をバースィと呼ばずに言われなかったんだろう。ユーモアとして楽しんだよ。賞讃を受けれれば応えなければならないと思ったんだ」
16:30 FC Utrecht - AZ 2-0
54' Steve De Ridder 1-0 / 66' Steve De Ridder 2-0
ユトレヒトは新加入のヴィレム・ヤンセンがさっそくスタメンでマルテンソンがベンチに。
木曜のギリシア遠征の疲れか精彩を欠くAZ。ユトレヒトに終始主導権を取られながら0-0でHT。エルム&グデルィ→オーヴァートム&オルティスと2枚替えで後半へ入るも、ホームチームの勢いが増さってアユブからオール、ブルトハイスと綺麗にボールが流れて最後はデ・リデルで先制。残り30分でマルテンス投入も、オールのスルーパスを受けたデ・リデルがしっかり決めて2-0で勝負あり。
ヤン・ヴァウタース
「チームは大きな賞讃に値する。トゥエンテ戦の大敗はもちろん我々の自信に良い事ではなかったが、それにも関わらずチームはガッツをもって可能な限り前へ向けてフットボールをしようとした」
「ヴィレム・ヤンセンはチームにだけではなく、サポーターにも刺激を与えてくれた。新しいクラブでの最初の試合で見事」
ヴィレム・ヤンセン
「もちろん新しい環境に慣れは必要だけど、上手くいったね。僕らはチームとしてプレーできた。このセレクションに十分なクオリティがあるのも見てもらえたはず」
ヘルトヤン・フェルベーク
「我々は一瞬もフットボールをしていなかった。HTに二人変えた後もだ。あの交代でフィジカル・パワーが落ちるのは分かっていたが、フットボールが良くなるのを期待していた。それも上手く行かなかった」
「ギリシア遠征の離京があったのは疑いないが、それを弁解にするつもりはない。1週間3試合はもちろん非常にきついが、若い選手たちはそれに対応していかなければならない」
Stand
1 Zwolle 4 (4 0 0) 12 12 3
2 PSV 4 (3 1 0) 10 12 3
3 FC Twente 4 (2 1 1) 7 10 2
4 Ajax 4 (2 1 1) 7 10 7
5 Roda JC 4 (2 1 1) 7 7 4
6 SC Heerenveen 4 (2 1 1) 7 11 9
7 FC Groningen 4 (2 1 1) 7 10 8
8 Vitesse 4 (2 1 1) 7 7 6
9 AZ 3 (2 0 1) 6 7 7
10 RKC Waalwijk 4 (1 2 1) 5 7 6
11 Go Ahead Eagles 4 (1 2 1) 5 6 8
12 SC Cambuur Leeuwarden 4 (1 1 2) 4 4 5
13 Heracles Almelo 4 (1 1 2) 4 7 9
14 Feyenoord 4 (1 0 3) 3 6 9
15 ADO Den Haag 4 (1 0 3) 3 5 10
16 NAC Breda 4 (0 1 3) 1 2 7
17 FC Utrecht 3 (0 1 2) 1 1 9
18 NEC 4 (0 1 3) 1 4 16
Topscorer
1 Alfred Finnbogason SC Heerenveen 6
2 Graziano Pelle Feyenoord 5
3 Dusan Tadic FC Twente 3
4 Georginio Wijnaldum PSV 3
5 Guyon Fernandez PEC Zwolle 3
6 Kolbeinn Sigthorsson Ajax 3
7 Luc Castaignos FC Twente 3
8 Marnix Kolder Go Ahead Eagles 3
9 Sander Duits RKC Waalwijk 3
10 Zakaria Bakkali Jong PSV 3
Assists
1 Dusan Tadic FC Twente 4
2 Christian Eriksen Ajax 3
3 Filip Kostic FC Groningen 3
4 Jordy Clasie Feyenoord 3
5 Jurgen Locadia PSV 3
6 Stijn Schaars PSV 3
7 Theo Janssen Vitesse 3