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ロシアで1点差負け

フェイエノールトは木曜のEL-POラウンド Kuban Krasnodarとのアウエーゲームで1点差負けを喫した。ロナルド・クーマンのチームは1-0でKuban Stadionを去り、欧州の大会のグループステージに到達するには来週のデ・カイプで少なくとも勝利が必要になる。木曜のの試合唯一のゴールは60分過ぎにホームチームスピッツ Ibrahima Baldeがマーク。

 

フェイエノールトがKuban Krasnodarにとってタフな相手だったのは前半ホームチームの監督の振る舞いに十分現れていた。ルーマニアのDorinel MunteanuはHTまでひっきりなしに叫び続け、ピッチの脇で身振り手振りで指示を出し、自身のチームのパフォーマンスに明らかに満足していなかった。

 

その大部分は前半のフェイエノールトのコンパクトなプレーのお陰だろう。クーマンのチームはHTまで度々プレッシャーをかけられていたが、しっかり持ちこたえていた。さらにフェイエノールトHT直前には先制の大チャンスもあった。グラツィアーノ・ペッレがマークを受けながら見事なシュートを放ったが惜しくもポスト直撃。

 

ただピッチの反対側ではIvelin Popovが同じようにゴールに迫っていた。GK エルヴィン・ムルデルの前をゆっくりと横切ったシュートは反対側のポストを直撃、最後はスフェン・ファン・ベークが上手くクリアした。さらにKuban Krasnodarはすでに大チャンスを一つ逃しており、試合序盤にスピッツ Ibrahima Baldeがそのスピードによってロングボールでムルデルと1対1になったがシュートは枠を逸れている。

 

前半同様に後半開始直後も得点の大チャンスを得たのはBalde。そこまで力強いプレーを見せていたアルメンテーロスのボールロストからKuban Krasnodarのスピッツは決定的なシュートポジションに持ち込んだが、ムルデルだけを前にした状態でボールはまたしても枠を逸れた。

 

前半終盤は力強いプレーを見せていたフェイエノールトだったが、後半は序盤から徐々に低調になっていき、失点の危惧はあったが、後半開始15分でついにBaldeにゴールを決められる。対応に苦しんでいたロングボールを再び後方から最前線に放り込まれると、Popovからダイレクトで横のBaldeへ。背番号99のスピッツは今後は逆隅へボールを蹴り込んで1-0。

 

フェイエノールトにとってはこれが苦しい時間帯の始まりとなり、チームはほとんど相手を止めることしかできなくなった。Kuban Krasnodarはそれ以上のゴールを決めることはできなかったものの、それも大部分はGK エルヴィン・ムルデルの力強いパフォーマンスのお陰だった。残り15分前にはPopovの至近距離からシュートを右足で見事にストップ。

 

フェイエノールトはピッチの反対側でほとんど稀にしか危険なシーンを作ることはできなかった。残り20分でインマルスのヘディングがバーの上に外れ、途中出場 ルート・フォルメルの良い位置でのFKも決める事はできず。そのまま1-0で最後の笛が鳴り、フェイエノールトは来週のデ・カイプでは勝利が求められる。

 

Kuban Krasnodar – Feyenoord 1-0

Scoreverloop:

60’ 1-0 Balde

 

Scheidsrechter: Turpin (Fra)

 

Geel: Van Beek (Feyenoord), Popov, Kozlov, Dealbert (Kuban Krasnodar)

 

Opstellingen:

Kuban Krasnodar: Belenov; Kozlov, Reame, Dealbert, Bugaev; Kabore, Popov, Tlisov; Tcoraev, Balde (90’ Cissé) en Bucur (86’ Sosnin).

Feyenoord: Mulder; Van Beek, De Vrij, Mathijsen, Martins Indi; Clasie, Immers, Vilhena (74’ Vormer); Schaken (65’ Manu), Pellè en Armenteros.

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/kuban-krasnodar-feyenoord-europa-league-2013-2014/verslag

 

ロナルド・クーマン

「悪い結果。我々はほとんどチャンスを創れなかった。相手は狙い通りだろう。彼らはカウンターを狙っており、我々は大きなスペースを与えていた。エルヴィンが非常に良いセーブをし続けて、我々がさらに失点するのを防いでくれた」

 

「プレーは良くなかったが前半はまだ持ちこたえていたし、我々にもチャンスはあった。だから後半に失点してしまったのが残念。あの瞬間はフィレーナがPopovを走らせてしまった。こういう試合では許されないこと。トニーは学ばなければならない。Krasnodarはああいうチャンスをしっかり決められるクオリティを持っている。これはこの試合から学ばなければならない教訓だ」

 

「Krasnodarがクオリティのあるチームなのは見れた。一方で我々は来週は自分たちの観客のサポートを得られる。良いポジションにはいないが、デ・カイプの渦ではどんな可能性もある」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/koeman-we-hebben-te-weinig-gecre%C3%ABerd

http://www.rijnmond.nl/sport/22-08-2013/ronald-koeman-dit-een-slechte-uitslag

 

エルヴィン・ムルデル

「自分が決定的な働きをするのとチームが勝利するのとだったら、僕は後者を選ぶよ」

 

「もちろんゴールを決められれば大歓迎だったけれど、僕らはまだこのビハインドをデ・カイプで取り戻せるチャンスは間違いなくあると思う。」

 

サムエル・アルメンテーロス

「この1-0は来週取り返せると自信を持っているよ。デ・カイプでは全く別の試合になるだろう。今日はKrasnodarがホームで慣れた環境だった。もちろん強い相手には変わりはないけれど、来週はそこは別」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/mulder-houdt-hoop-voor-return

 

 

やはり強い相手でした。前半半ばくらいはまだなんとかなるかという時間帯もあり、ボールも持てていたものの、相変わらずほとんどチャンスを創れず。そもそもこのレベルでやれるチームでない気もしますが、そろそろ悪循環から抜け出さないとなかなか厳しい。まずは日曜のNAC戦で必ず勝って、良いプレーをすることが絶対に必要ですね・・・。

 

今日素晴らしかったのは主審、そしてエルヴィン。オランダにもあれくらいの審判がもっといてくれると助かりますが、まぁどうしようもない。エルヴィンは今シーズン唯一好調をキープしてだいぶ頑張ってますが依然としてチームの結果に繋がってないのが悲しい。でも1-0で来週にまだわずかな望みを繋げられたのは彼の素晴らしいセーブの数々のおかげ。

 

NAC戦ではマヌはまた最後の出場停止ですが、来週木曜はスタメンで出して欲しいですねぇ。今のチームには彼のようにボールを追える闘争心がもっと必要。中盤も入れ替えたい気はしますが、なんせ駒がない。