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ホーム無敗はFC トゥエンテ戦で終了

フェイエノールトのデ・カイプでの連続無敗は28で日曜午後に終わった。フェイエノールトはFC トゥエンテ相手に前半グラツィアーノ・ペッレのゴールで先制も、後半にデビュー戦のヨルディ・ファン・デーレンがレッドカードを受けたことが試合のブレイクポイントに。さらにその後ステファン・デ・フライも退場になり、FC トゥエンテが最後の30分間で1-4までリードを広げて勝利した。

 

前半のフェイエノールトがハッキリ見せなければならなかったのは一つだけ、先週のズヴォレでの敗戦からFC トゥエンテ戦では原点であるファイティング・スピリットと勝利への意志が求められているのを、チーム全員が自覚することだった。チームは最初からしっかししたアプローチでアグレッシヴ差をだし、すぐに観客の支持を得ることができた。

 

ファイティング・スピリットとプレーを楽しむ気持ちは決して思うようにしっていなかったフェイエノールトだったが、それでもチームは美しい芝の上で何度もビジターチームを狙い通りのコンビネーションプレーでトラブルに陥れた。ルーベン・スハーケンとセク・シセのバイテンスペーラーたちは思うようなポジションになかなか侵入できず、スピッツのグラツィアーノ・ペッレにほとんどクロスを提供できなかったが、それが上手くいった場合には即危険なシーンに。試合序盤にスハーケンのクロスをペッレがスペクタクルなファルフェ・オムハールで狙った強烈なシュートはGKに惜しくも阻まれ、20分後には再びスハーケンのクロスからインマルスがヘディングで合わせたが、上手くヒットしなかった。

 

フェイエノールトは30分過ぎのCKから、ようやくゲーム内容から見て妥当な先制ゴール。左コーナー・フラッグからヨルディ・クラーシが蹴ったボールを、ペッレがニアポストで合わせて強烈なヘディングシュート、今シーズン自身初ゴールを決めた、

 

FC トゥエンテは1-0になるまで多少つつく程度の攻撃だったが、HTが近づくにつれて徐々に危険なプレーになっていくと、HT10分前に元フェイエノールダー カイル・エベシリオが同点に。すでにバー直撃が渓谷と鳴っていたが、その2分後に再び得たチャンスでゴール。エルヴィン・ムルデルがハイボールをバーの上に弾き出し損ね、ボールは冷静に待ち受けていたエベシリオの前に。シュートはぽっかり空いた逆隅に流し込まれた。

 

後半は両チームとも互角の出だしだったが、ファン・デーレンが約60分過ぎにレッドカードで退場になったことで全てが変わってしまった。デビュー戦だったファン・デーレンはスハドラハ・エーガンがムルデルと1対1になるのを防ごうと立ちはだかって共に芝の上に倒れ、その後のPKをドゥサン・タディッチが決めた。

 

これによりフェイエノールトは非常に難しいタスクに直面したが、10分後にデ・フライが2枚目のイエローカードで退場になったことでそれはさらに困難に。これでフェイエノールトは残り25分間を9人で流れに乗ったトゥエンテに対抗しなければならくなった。すでに試合になっていなかったが、それも残り15分までに決着。ディコ・コッペルスがペナルティエリア内でヨリス・マタイセンの足にかかって倒れ、それによって得たPKでタディッチがこの午後2点目。10分後にはルク・カスタイニョスが至近距離から最終スコアに。

 

Feyenoord – FC Twente 1-4

Scoreverloop:

29’ 1-0 Pellè

38’ 1-1 Ebecilio

58’ 1-2 Tadic (strafschop)

74’ 1-3 Tadic (strafschop)

79’ 1-4 Castaignos

 

Scheidsrechter: Liesveld

 

Geel: Mathijsen (Feyenoord)

 

Rood: Van Deelen (Feyenoord, 57’), De Vrij (Feyenoord, 2x geel, 65’)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Mulder; Van Deelen, De Vrij, Mathijsen, Martins Indi; Clasie, Immers, Vilhena; Schaken (68’Vormer), Pellè en Cissé (63’ Nelom).

FC Twente: Marsman; Rosales, Bengtsson, Bjelland, Koppers; Ebecilio (81’ Janssen), Eghan, Gutierrez; Promes (74’ John), Castaignos (85’ Zschusschen) en Tadic.

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130811_verslag

 

ロナルド・クーマン

「試合になったのは60分まで。最後の25分間を9人でやるハメになったのがとても残念。観客が支え続けてくれたお陰でその辛さが幾分和らげられたことを私も監督としてサポーターに感謝すべきだろう。ヘット・レヒューンはたとえフェイエノールダーが一人になっても我々を支え続けてくれる、脱帽だよ!我々が置かれた状況を考えればそれは素晴らしいことだし、大きな賞讃に値する」

 

「我々は立ち上がりからトゥエンテのプレッシャーをかわしてフットボールをするのに苦労していた。そして自分たちからプレッシャーをかけることもできず、彼らは3人で組み立てができていた。先制してそのまま上手く行くことを期待したが、1-1の後は全く同じになってしまった。後半はいろいろあったおかげで結局絶望的な状況になった」

 

「我々が逆境を乗り越え、期待に応えるのに苦しんでいるのは誰の目にも明らか。それで迷ってばかりで、不安定になっている」

 

「私のフィーリングで言えば、あの男(リースフェルト)はプロ・フェイエノールトではない。それがフェイエノールトで2年間監督を務めた私の実感だ。何試合かやったが、振り返って見て彼は我々に敵対していたと思う」

 

「デ・クラシケルに向けては難しい状況になった。代表選手が戻るのは金曜日。ヤンマート、ファン・デーレン、デ・フライは出られない。パズルを解かなければならない」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130811_koeman_twente

http://www.fr12.nl/nieuws/23245-koeman-het-was-heel-weifelend.html

 

ヨルディ・クラーシ

「僕らは僕らはまた組み立てに苦しんでしまったし、ほとんど前にプレッシャーをかけられなかった。チームとして上を向いていくしかない。それはできるはず。僕らがフットボールができることは昨シーズン十分見せた。それを忘れてしまった訳では決して無い」

「レッドカード2枚は初戦に負けて意気込みすぎたせい?それで説明できるかもしれないけど、率直に言って主審も彼のベストの日だったとは思わない。でも僕らはまず自分たちの事を考えないと」

 

ステファン・デ・フライ

「試合に負けただけでなく自分としても退場で非常に残念。余計な敗戦でムードはかなり落ちた。僕らはしっかり鏡を見つめる必要がある」

「今日はPEC戦とは違う試合の入り方だったし、前半はいくらかアグレッシヴだった。先制できたけど、そこからトゥエンテが強くなり、レッドカードとPKがターニングポイントだった」

「僕の1枚目は正当な判定ではないと思う。2枚目は仕方ない」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/23244-de-vrij-de-sfeer-is-heel-down-na-onnodige-ned.html

 

トニー・フィレーナ

「いや、酷い試合だったとは言いたくない。僕らはチームとして良いプレーをしていたと思う。駄目な試合だったとは思わないけど、結果だけがね」

「判定については話したくない。終わった事だし、次の試合がある」

「負けるのもまたフットボール。いつも思うように行く訳ではない。もちろん残念だけど」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/23248-vilhena-verliezen-is-ook-voetbal.html

 

 

泣きっ面に蜂な敗戦。試合自体は組み立てができず、テンポを上げられずにいつも通りロングボールとリアクション・フットボール状態。さすがにペッレ狙いも読まれまくってますので、現状ではかな~り厳しいシーズンになろうとしている悪い雰囲気。あれだけスタンドからヤーへ!ヤーへ!の声が飛んでるのに全く前にプレッシャーをかけられないというのは、ちょっと重傷かも。マヌの出場停止明けが起爆剤になるのをじっと待つか・・・。

 

フィレーナはボールを持ってる時は良いプレーをしますが、最初の失点シーンもファン・デーレンの退場シーンも相手をフリーにして致命的な要因に。それにしてもリースフェルトは糞。

 

で、来週のデ・クラシケルでは怪我のダリル、出場停止のステファンとファン・デーレン、ということでどう考えても駒が足りません。ついでに何のためにもならない代表戦を挟んで急造DFラインのトレーニングをする時間も無し。駒としてはネロム、ブルーノ、マタイセン、怪我明けでヨング・オランイェに呼ばれてしまったコンゴロと4枚いますが全員左利き・・・。どう考えても右バックがいないので、もう無理を承知でフォルメル当たりにやらせるしかないか。

 

まぁ来週はダメもとで死ぬ気で奇蹟を期待してやるしかないですねぇ。50年ぶりの2連敗スタートらしいですが、勝ち点への道はまだまだ厳しい。