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Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

リーグ戦1908試合目にFC トゥエンテとのトッパーでスコアレスドローに終わる

日曜午後に行われたエールディヴィジ第20節、デ・カイプでのフェイエノールトとFC トゥエンテとのトッパーはピッチ上での力関係をそれなりに反映してスコアレスドロー、1ptを分け合う結果となった。前半はフェイエノールトが最大のチャンスを作り、エンスヘデからやって来たビジターは後半最も危険なシーンを作った。0-0でフェイエノールトは自分たちのスタディオンでの無敗を継続。レクス・インマルスが今シーズン通算5枚目のイエローカードを受け、来週のヴィレムIIとのアウエーゲームは出場停止に。

 

試合開始の笛から先週のアヤックス戦敗戦の教訓をしっかり活かしたフェイエノールトアムステルダムではチームとして上手く機能したのは最初の5分間だけだったが、この日曜のデ・カイプではほぼ試合全体を通して成功していた。

 

それによりフェイエノールトは先週ロナルド・クーマンkぁら与えられたメッセージをしっかりとピッチ上で実行。一つのチームとして戦うという姿勢を見事に出し、エンスヘデのチームにHTまで真剣なチャンスを一つも与えることはなかった。

 

フェイエノールトは前半ゴールこそ決められなかったがピッチの反対側でも上手く機能し、自分たちを責めることはほどんとできないだろう。決定的シーンで素晴らしいセーブを見せたニコライ・ミハイロフが立ちはだかったのは不運だった。例えば15分過ぎにレクス・インマルスに訪れた前半最大のチャンス。このMFは強烈なシュートを放ったが、GKの体に弾かれてしまった。

 

前半力強いプレーを見せたフェイエノールトはトゥエンテにコンスタントにプレッシャーをかけ続けてチャンスに結びつけていた。ジャン・パウル・ボエチウスと、フィットしなかったルーベン・スハーケンに代わって出場したアナス・アチャバールの両サイドを上手く使い、特に右サイドで素晴らしいボール捌きを見せたアチャバールの敏捷性は対面のロベルト・スヒルデルに苦しい午後を味わわせていた。10分過ぎにこのFWはグラツィアーノ・ペッレにその素晴らしい視野でノールック・パスを送ったが、スピッツのシュートは枠を逸れた。

 

フェイエノールトは前半の優勢を後半もそのまま維持。これはボールを失えばすくに後ろへ下がってスペースをかなり小さくしようとするトゥエンテのプレー・コンセプトのためでもあった。ビジターチームはカウンターによって前半よりも遙かに危険なシーンを作るように。

 

フェイエノールトとしては60分過ぎにタディッチのシュートのリバウンドを狙ったヴァウト・ブラマがチャンスを逃したことを幸運に思うべきだろう。試合終了10分前にもトゥエンテはCKからゴールにあと一歩だったが、ライン上でヨルディ・クラーシがヘディングでクリア。これこのが緊張感に溢れた試合の本当の大チャンスの最後となり、スコアレスドローに終わった。

 

Feyenoord – FC Twente 0-0

 

Scheidsrechter: Vink

 

Geel: Clasie, Immers, Vilhena (Feyenoord), Rosales, Douglas, Fer (FC Twente)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Mulder; Janmaat, De Vrij, Mathijsen, Martins Indi; Clasie, Immers (75’ Vormer), Vilhena; Achahbar, Pellè en Boëtius (81’ Fernandez).

FC Twente: Mihaylov; Rosales, Douglas, Bengtsson, Schilder; Brama, Janssen (66’ Gutierrez), Fer; Tadic, Castaignos (90’ Bulykin) en Chadli.

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130127_twente_verslag

 

ロナルド・クーマン

「最後の30分間はフィジカルが落ちた。もちろん勝ちたかったが、全体としてみればこの試合には満足できる。我々はチームとして先週よりも良いプレーを見せた」

 

「我々は60分間コンパクトにフットボールができたし、前半は良いチャンスも作った。少なくともHTまでに1点は決めて自分たちに報いるべきだっただろう」

 

「無失点という結果は我々の守備陣への賛辞でもある。若いチームで我々はフィジカルの強い相手に張り合い続けた。1失点も相応しくはなかったし、我々は少なくとも引き分けには相応しかった」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130127_reactie_koeman

 

ステファン・デ・フライ

「この試合は勝たなければならなかったし、チャンスも十分作った。それで勝てなければガッカリした気分にもなる。特に前半は良いチャンスを作って一つのチャンスも与えなかった。トゥエンテがもっとプレッシャーを掛けてくるかと思っていたけど、彼らは僕らにプレーさせてくれたし、僕らはそれを上手く利用していたんだ」

「後半は彼らが姿勢を変えてきて、終盤僕らには疲れが出て彼らにいくつかチャンスを与えた。タフな試合だったのは見ていて分かっただろう。無失点で抑えられたのは良かった。特に先週の後で自信になる。守備陣にはかなりプレッシャーがかかっていたからね。僕らはしっかしりた答えを出した」

「この試合で僕らが見せたものには満足している。でもこういう試合で勝てなかったのが残念。複雑な気分だし、次第にガッカリした気分にもなってくる」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/21025-de-vrij-teleurgesteld----we-moesten-hier-gewoon-winnen--.html

 

アナス・アチャバール

「今日のスタメン出場はポジティヴな気分にさせてくれる。今日は本当に自分の力を見せたかった。何度か上手くやれたし、特に前半は良かったけど、後半はチームも僕も苦しくなった。それを考えると僕はもっともっと貢献できると思う」

 

「HTにこのまま続けようと一致していた。後半必ずしもいつも上手く行かなかったのが残念。僕らはやりたい気持ちが出過ぎたのかもしれない。特にデ・カイプでの試合だったし、0-0のままだったからね。ハイテンポの試合でチームが疲れてしまった。特に終盤は消耗戦だった。だから無失点で抑えられたのはポジティヴなこと。水曜のPSV戦へ自信になるよ」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130127_reactie_twente_achahbar_devrij

 

ルート・フォルメル

「僕らは最多のチャンスを作り、彼らは最大のチャンスを作った。どちらが勝利に相応しかったか言うのは難しい。僕らは勝利目指してプレーしたけれど、彼らはコンパクトにカウンターを狙ってきた。臆病者と言うつもりはないよ、それも戦術。デ・カイプでの試合だから彼らはかなりコンパクトに守備的なプレーをしていたと思う」

「僕の2回目のFKは最低でも枠を捉えなくちゃいけなかった。途中出場は難しいけど、もっと上手くやれる。出場停止などでチャンスは来るはず。ヴィレムII戦はレクスが出れないからね」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/21027-vormer----mijn-kansen-komen-nog-wel--.html

 

 

良いプレーではあったけれど今回もトッパーに勝てず・・・。厳しい。

前半はかなり良い内容でトゥエンテに何もさせずというか、何もしてこない相手に圧倒。ペッレがダグラス相手に苦戦するも中盤は3人とも素晴らしい出来で制圧、ボエチウスのアナスの両サイドは機能して何回も良い連携がありチャンスもそれなりに作れてましたが、決められず・・・。

 

後半は次第に悪い形のボールロストが出てきて、レクスが下がった後はセットプレー以外ほぼノーチャンス。守備陣は頑張っていたというか、そもそも代表4人なのであれくらいやって貰わないと困るというか。

 

ポジティヴな点を探せばもちろんアナスがスタメンでリーグ戦初めて良い内容でフル出場。サイドでは存分にテクニックを発揮でき、それなりにフィジカル負けもせずに周囲にひらめきを与えるプレーもあり、このまま出場を続けて成長していってくれると嬉しいですが、ボエチウスとアナスだと裏に飛び出す動きが少なくなるのがやや難点か。

 

上の方ももたつき感はありますが、まぁさすがにこれでカンピューンスハップは考えられない。というか気付けばユトレヒトと2pts差になっているのでここからはしっかり3ptsを積み重ねていかないといけません。次節ヴィレムII戦ははレクスが出場停止。今日も良い動きで周囲をフォローしつつゴール前に飛び込んでかなり利いていたので、代わりはフォルメルでしょうが、トニーが10番の仕事をしないとちょっと厳しい。

 

まぁその前に問題のPSVとのベーカートッパー。またアウエーです。