Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

ワールワイクであまりにも痛いドロー

日曜午後に行われたエールディヴィジ第30節、フェイエノールトRKC ワールワイクとのアウエーゲームで貴重な2ptsを落とした。勝てばエールディヴィジでの順位を上げる事ができたはずだったロナルド・クーマンのチームはマンデマーカース・スタディオンで1-1の引き分け。序盤にグラツィアーノ・ペッレがPKで先制するも、HT明け10分にサンデル・ダイツが同点ゴール。

 

3位のフィテッセが勝ち点を落とし、この午後には後にPSVアヤックスの直接対決も控えていたため、少なくとも勝てば順位を一つあげてリーグ戦終盤へ素晴らしい展望が開けるはずだった。

 

しかし監督 ロナルド・クーマンが予め自分たちの事に集中するよう警告していたように、マンデマーカース・スタディオンで待ち構えていたRKC ワールワイク入れ替え戦を避けるために勝ち点を取りに必死の戦いを見せる難しい相手であり、今シーズンのリーグ戦で初めてジョン・ホーセンスをスタメン起用したクーマンのチームは前半ワールワイクで相手の守備に突破口をなかなか見つけられなかった。

 

そのためチームのプレーはあまりにもスローテンポになり、悪質なピッチでスムーズなコンビネーションプレーも行えず。それを考えれば前半の唯一のゴールがPKによるものなのも驚きではなかった。ペナルティエリア際でルーベン・スハーケンがアルト・ファン・ペペンを抜き去ると、RKCの左バックは彼を倒すしか無く、不在のレクス・インマルスの代わりにボールの後ろに立ったペッレが蹴ったボールはGK イェルーン・ズートにはノーチャンスな強烈なものだった。

 

前半は両チーム得点機会はほとんどなく、フェイエノールトのゴールが数少ないハイライトだった。クーマンのチームはホームチームよりもいくらか脅威を与えていたが、ペッレとヤンマートミドルシュート程度。

 

RKCは前半相手ゴール前にほとんど存在せず、フェイエノールトにとっては何の問題も無かったが、後半序盤に何も無いところからサンデル・ダイツがゴール。中盤でボールを奪ったMFはそのままフェイエノールトペナルティエリア付近まで持ち上がり、低い弾道のシュートでGK エルヴィン・ムルデルも破って1-1。

 

この瞬間にワールワイカースは翼を得てもっと良い結果を狙ってくると思われたが、フェイエノールトもすぐにホーセンスに代えてインマルスを投入。前半よりはいくらかハイテンポでプレーしていたロッテルダマースに再びリードするチャンスもあったが、ステファン・デ・フライのヘディングは枠を外れ、ペッレの反転シュートはズートの正面に。

 

最後の10分間はRKCがどんどん閉じこもっていったためにフェイエノールトは攻撃に使えるスペースも減っていった。クーマンのチームは相手ゴールへあらゆるプレッシャーを掛けていったものの1-1の引き分けに終わり、エールディヴィジの頂点を争うためにあまりにももったいない勝ち点を落とす事になった。

 

RKC Waalwijk – Feyenoord 1-1

Scoreverloop:

13’ 0-1 Pellè (strafschop)

56’ 1-1 Duits

 

Scheidsrechter: Gözübüyük

 

Geel: Van Peppen

 

Opstellingen:

RKC Waalwijk: Zoet; Martina, Ramos, Drost, Van Peppen; Jozefzoon, Duits, Braber (81’ Stans), Sneijder (52’ Zeldenrust); Lieder en Boukhari (46’ Chevalier).

Feyenoord: Mulder; Janmaat, De Vrij, Mathijsen, Martins Indi (69’ Nelom); Clasie (83’ Vormer), Goossens (60’ Immers), Vilhena; Schaken, Pellè en Boëtius.

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130414_verslag_rkcfey

 

ロナルド・クーマン

「自分のチームに深く失望している。私は今シーズンこういうことを言うのは初めてだが、他に言いようがない。『我々は仕事を放棄していた』。自分たちで捨ててしまったんだ。自分のチームを残念に思う。本当にとても悲しい。信じられないほどガッカリしている」

 

「前半の内に試合を決めるべきだった。コントロールしていたし優勢だったのに、0-2、0-3にできなかった。これは主にメンタルのせい。簡単に考えすぎている選手が何人かおり、チーム全体から何もしないというオーラが出ていた。HTに目を覚ませ、情熱を持ってプレーし続けろと警告したんだ。重要な瞬間に本来の姿ではない選手たちが何人もいたのが残念」

 

「失点時の対応を思い出すとまだ涙が出てくる。スキャンダラスでアマチュア的だ。まずボエチウスがマルティンス・インディからのボールを収めたが、ダイツとの競り合いに簡単に負けた。そして中盤センターラインから持ち上がってシュートを打たれるまで誰のプレッシャーも無かった。RKCが我々のペナルティエリア付近で危険だったのはあの1回だけ。我々は全く反応しようとしていなかった。それでは勝利には相応しく無い」

 

「我々は試合を本当に決めるのにあまりにも苦しんでいる。決定的な瞬間に求められるメンタリティを見せていない選手が多い。今シーズン チームとして成長してきたが、ティートルを争うには次のステップとしてこういう試合に勝てなければならない」

 

「この試合で勝ち点を落とした事には自分たちを責めなければならない。順位表のトップに詰めるチャンスの無駄にしたのは明白。これでもうティートルは消してCL予選ラウンドを目指すことになった」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20130414_reactie_koeman_rkc

http://feyenoord.netwerk.to/nieuws/artikel/29185__.php

 

ルーベン・スハーケン

「前半のプレーは良かったけど、後半は全く違うフェイエノールトが出てしまった。フットボールをせずにRKCに許されない形でゴールを許してしまった。チームメイトを責めるつもりはないけれど、あんな失点をしていたら、ステップアップしたいとか本当にタイトルを争いたいとか言うべきではない」

「僕らはとても良いフットボールができるはずなのに、同点にされてからは全てのボールをペッレに放り込んでしまい、結局最後までそれが続いてしまった」

 

「僕は試合中に違うやり方をすべきだと言う数少ない選手の一人だけど、今日は誰にも話しかけられなかった。全部ペッレへのハイボールになっていて、ある時点でパニックになっているように感じたよ」

 

「ティートルレースはこれで終わった。2位になれるのを期待しよう」

 

ヨルディ・クラーシ

「僕らは好調ならRKCよりずっと良い。でも後半はロングボールだけになってしまって、あまりにも多くの競り合いに負けた」

「ここ3試合の不調の原因?こういう試合をしているということは、もしかしたらプレッシャーの影響でナーヴァスになっていると言えるのかもしれない。説明するのは難しい。フリースラントでの敗戦がブレイクポイントだった。あれから低調になり、どんどんフットボールが良くなくなっていった。チームとしてもう良いパフォーマンスが出せていない。ティートルももう視界から消えた」

「自分で相手を軽視していたとは思わないし、いつもと同じに考えていた。でもどう考えても、僕らが普通のフォームならこういう相手よりは強いのは誰でも分かる。僕らは完全に勝ち点狙いのこういう相手にいつも苦戦してきた」

 

 

絶望的なほどに間抜けな引き分け。移籍やら契約問題やらティートルレースについて散々大口を叩いた代表選手たちが揃ってあまりにも酷い出来、と怒りと失望しか残らない試合・・・。唯一の救いは2位争いに変化が無かった事で、来週のデ・カイプでのフィテッセ戦が決定的な試合になります。こんなプレーではまず間違いなくどうしようもないですが。

 

ヘーレンフェーン戦からのgdgdは疲労とスタメン不在の影響かと思いましたが、もうただメンタルが弱いだけかもしれません。ついてにクオリティもなさ過ぎ。。。残り4試合、なんとか立て直してしっかりしたプレーを見せないと2位はとても難しくなります・・・。