1. ロナルド･クーマンはフェイエノールトのAlex Fergusonになる？
「我々がクーマンにとても満足しているということをまず最初に言っておきたい。我々の完璧なマッチングは証明済み。昨年同様いまもタイトルを争っているし、多くの選手が個人個人成長している。ただFergusonという質問に答えるのには難しい。彼は1986年からManchester Unitedの監督を続けているが、ロナルドをそれだけ留めておくのは困難だろう」
「フットボールの世界では半年先の将来を予測するのも難しいということは我々は十分学んでいる。ポリシーの継続制のためには長期契約が必要とよく言われるが、実際我々はロナルドと単年契約で3年間続けてきた。これはお互いが上手くフィットしているということ」
「ロナルドの後継者については現時点で全く問題は無い。ジャン･パウル･ファン･ハステル、ジョヴァンニ･ファン･ブロンクホルスト、パトリック･ローデワイクスとフェイエノールトで数年働いて来たスタッフが揃っている。その点でも継続制は上手くいっている」
2. ニュー･スタディオンが無ければフェイエノールトは決してカンピューンになれない？
「フェイエノールトがいつかまたカンピューンになるのは疑いない。ニュー･スタディオンのプランの中でも、継続的にティートルを争うのにはスタディオンの新設が絶対に必要だと私は言った。ニュー･スタディオンが無ければティートルは偶然の産物であり続けるだろう。単純に、我々の予算規模はオランダのたった5位。収入を大幅に上げるにはニュー･スタディオンはどうしても必要だ」
「成功へのアプローチにお金が有効なのはほぼ間違いないエコノミック･メカニズム。レイトしてフィテッセ、Paris Saint-Germain, Manchester Cityを挙げることができるが、それは我々の望む方法ではない。我々に合った雰囲気やイメージでなければならないし、ニュー･スタディオンを通してそれを求めていく」
「ニュー･スタディオンに批判的な目の人々はいる。まだ情報が不足しているし、我々がプランを発表したのは今週ようやくだからそれも当然。だがウェブサイトから集まった最初の質問のいくつかを見れば、大部分は肯定的だ。サポーターから良い提案も来ているし、それはファルケノールトからも聞こえてきている」
3. フェイエノールトを大金持ちにさせるためにタレントたちを売却する？
「まず第一に、大金持ちになるのがフェイエノールトの目標では決して無い。我々は来シーズンもサポーターを楽しませることができるように強く、勝てるチームを持っていたい。だが一人良い金額で売ることができれば、負債をさらに減らす助けになる。強調しておきたいのは、我々は選手を売る必要性に迫られてはいないということ」
「お金が入ればその一部を投資に回せるのは前提条件としてハッキリしている。ベースはあくまで我々のユースであり、それはこれからも変わらないがね。しかし特定のポジションでは選手の獲得は無駄ではないし、これからも探し続ける。グラツィアーノ･ペッレの獲得が良い例だ。彼の加入は有用だったし、必要でもあった」
「ユースの選手産出ペースがこれから毎年、ずっとこれだけのハイペースで続くとは考えるべきではない。我々は継続的に良い選手を作れるユースを持っているが、クオリティ的にこれだけ良い選手を毎年産出できるかは疑問。私はほぼ毎週土曜はファルケノールトを観に行っている。タレントは多くいるが、最終的にラインに乗れるかどうかは後になってみないと分からない」
http://www.fr12.nl/nieuws/22001-zonder-nieuw-stadion-is-titel-feyenoord-incid.html
