2週間後のフェイエノールト-PSVを楽しみにしている。楽しい試合になるだろう。フェイエノールトがカンピューンになっても私は全く驚かないよ。彼らはPSV、アヤックス、FC トゥエンテ同様にその権利をかなり持っている。若いチームにプレッシャーがかかるとすぐぶつぶつ言う声が聞こえてくるが、フェイエノールトの選手たちを見れば彼らはそれを感じずにプレーする楽しさを感じさせている。
昨日はデ・カイプにいてスタンドの人々が若い選手たちのフットボールを楽しんでいるのを見ていた。先週のオランダ代表もそうだ。いつもはネガティヴなものになってしまうが、タレントたちを見るのは楽しかった。WKまでたった1年半だが、素晴らしいチームができあがる可能性はある。
このリーグでは各チームが綱を結べないでいるのをほぼ毎週目にする。上位のクラブはヨーヨーのようにアップダウンの繰り返しだ。ティートルを獲るチームを一つ挙げなければならないとしたら、私のもともとのチョイスであるPSVをいまも挙げる。しかし彼らの守備がそれを駄目にするかもしれない。ペッピーとコッキーがPSVの守備をしているのが信じられない。彼らはもっとゴールを決めることもできるだろうが、自分たちの守備陣を信頼できなくなればそれは非常に困ったことだ。それに守備陣からもっとフットボールができないといけない。
PSVは過去にロマーリオ、ロナウドというワールドレベルと、アレックスという素晴らしいDFがいた。しかしブラジル人なら誰でも良いフットボールができると思ってはならない。マルセロもそうだ。フィテッセが意図的にマルセロに組み立てをさせようとしたのは悪いサインじゃないか?
PSVと同様にトゥエンテも自前のユースでチームを作っているアヤックスとフェイエノールトよりも良い選手を揃えている。タディッチ、チャドリ、フェルはファンタスティックな選手たちだが、その強みが全く出てきていない。それには毎試合驚かされる。彼らはあまりに簡単に勝ち点を落としてしまっている。トゥエンテの監督にプレッシャーをかけるつもりはないが、彼の話し方はまるで子供相手にしているかのようだ。『もっとゴールを決めていれば勝っていた』。ああ・・・ イングランドならそれでやれたかもしれないが、ここでは通じない。
だから私はフェイエノールト-PSVを楽しみにしている。この試合はティートル争いにとって最も決定的なものになり得る。それにはフェイエノールトが次の週末のPEC戦で良い結果を出さないといけない。ズヴォレの人工芝のことを言っているのではない。PECもタフな相手だ。しかしフェイエノールトがチャンスを作りたいのなら、勝たなければならない試合。
私は3年前にフェイエノールトが3年後はカンピューンになれると書いていた。フェルとワィナルドゥムはまだロッテルダムでプレーしていると思っていたんだ。彼ら2人がいればもっとチャンスはあっただろう。しかし今のチームでも成功の可能性は最もある。