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アヤックス-AZは無観客、11人対11人で90分再試合に

12月21日に前半途中で中止になったベーカー戦 アヤックス-AZについて、水曜日に協議を行ったKNVBは「1月19日の14:30から、アレナでの無観客試合、11人対11人で90分再試合」とすると決定した。シーズン後半戦が始まると準々決勝が始まる1月31日まで日程的余裕が無いとの理由で、ウィンターストップ終了を前倒しすることに。さらに両チームは再試合を行った3日後にエールディヴィジの後半戦初戦でアルクマールにおいて再び対戦する。

アヤックスには1万ユーロの罰金も科される。両監督にはスタメンを変える権利もあり、先日の試合で与えられたエステバンへのレッドカードだけでなく、エーノ、アルティドールへ出されたイエローカードも全て取り消される。誰が主審を務めるかは1月10日に発表。

ベルト・ファン・オーストフェーン

アヤックスへの処罰は不当なものではない。あの男はスタジアム出入り禁止だったのにスタンドにいた。スタンドから、ゴールの方に出るぞと叫んでいたのに、何の干渉も無かった。さらに彼がピッチに入った時も、キーパーまではまだかなり距離がったはず」

「選択肢は3つあった。アヤックスの1-0勝利で最終結果に決めてしまうこともできたが、それは選ばなかった。37分1-0からやり直すこともできたが、それでは規定によりエステバンがもうプレーできないことになる。彼はすでにレッドカードを受けてしまったからね。だから我々は3つめの選択肢を選んだ。これがベストの解決策。」

KNVBとしては無難な落としどころを見つけたと評価できなくはない決定ではあるが、選手が危険に晒された上に、ウィンターストップを短くされたAZ側としてはまだ納得いかないと言える処分であり、客観的に見えても1試合だけの無観客試合アヤックス側にとっても最善のシナリオに近い状況。

ベーカー戦とエールディヴィジでの連戦になるため、AZがどのような戦いを見せるか注目される。