Speelronde 14
Vrijdag 25 november 2011
20:00 AZ - FC Utrecht 2-0 (0-0)
67' Rasmus Elm 1-0 / 89' Johann Berg Gudmundsson 2-0
AZは安定のスタメン。今シーズンも野戦病院化が進むユトレヒトはスナイデルがウォーミングアップで鼻血を出すも問題なし。出場停止のアサレに代わりカーリがスタメン出場。左サイドにはオールではなくズロ。ユトレヒトはホームの赤白ユニもアウエーの黒ピンクユニもKNVBから拒否されてGK用の黒ユニでのプレーに(理由は公表されていないが、先月PSV戦でのピンクユニが、PSVの赤白ユニに対して見分けづらかったとの不満がTV局にあった)。
予想通り一方的に攻め立て、ポウルセン、ホルマンとチャンスを作るAZ。全く攻撃の形が作れないユトレヒトもモイサンデルのクリアミスからデ・コーヘルに千載一遇のチャンスもエステバンが好セーブ。
CKのこぼれ球からマヘルが無謀なドリブル突破を試み、ユトレヒトが3対2のカウンターでチャンスも逆サイドフリーの選手を無視して狙ったボーフェンベルフのシュートはエステバンがセーブ。
ユトレヒトはベーレンスに圧倒されたブルトハイスを35分で退場する前にvdマーレルに交代。AZはゴール前の正確さを欠き、アルティドール、ホルマンとチャンスを決められず。
後半もAZはエルムが理想的な位置でのFKを決められず、一旦はマヘルにFKを譲るシーンもあったが再び得た絶好の位置のFKを見事に決めてついに先制。
ペナルティ・エリア内でスライディングで倒れ込んだポウルセンが明らかなハンドもエド・ヤンセンが華麗にスルー。ユトレヒトはデムージュを投入するも、AZが放り込みさえ許さずに終盤グドムンソンが豪快に蹴り込んで問題なく勝利。
AZは順調に首位を走るも、次節はウェルンブロームが累積で出場停止。
ヘルトヤン・フェルベーク
「1度はマヘルに譲ったエルムが再びFKを蹴ろうとしてくれたのを喜んでいるよ。このレベルをキープすればそうそう負けることはない。だがもう一度くらいは負けるだろうね」
「ペナルティ・エリアまでのプレーは上手かったが、その中で本当の鋭さが無かった。ユトレヒトに長時間とどめを刺せなかった」
ヤン・ヴォウタース
「我々にはPKが与えられるべきだった。私の見立てでは、我々は現時点でオランダで最高のフットボールをするチームに負けたと言える」
Zaterdag 26 november 2011
18:45 NAC Breda - SC Heerenveen 2-2 (2-1)
31' Filip Djuricic 0-1 / 41' Anthony Lurling 1-1 / 45' Ramon Zomer 2-1 (E.D.) / 61' Daryl Janmaat 2-2
NACはグデリの怪我でボネファチアがスタメン出場。ヘーレンフェーンは怪我のアサイディに代わりファン・ラ・パラが初スタメン。
いまだに守備が安定しないヘーレンフェーン。中盤のプレスがかからずに度々DF陣の前にスペースが生まれると、そこからスヒルデルのスルーパスがスハルクに届くがこれは枠を捉えられず。さらにロングボールをヤンマートが処理ミスし最前線スハルクに渡るが、飛び出したファンデンブッシュの前にこれも決められず。
アサイディ不在のヘーレンフェーンも右サイドからジュリチッチとファン・ラ・パラの連携で数回チャンスを作ると、右サイドに回ったナルシンのクロスにゴール前ファン・ラ・パラのシュート、リバウンドからドストがネットを揺らすが、ポジショニングの悪い線審が誤審のオフサイドで取り消しに。しかしナルシンのカットからドストのポストプレーを経てボールを受けたジュリチッチが一人でNAC守備陣を抜き去りテン・ラウウェラールもかわして先制ゴール。
しかしNACもスヒルデルのスルーパスからルールリングがファンデンブッシュをかわして同点ゴール。その後もルールリングが素晴らしいプレーを見せて一気にNACペースになるとロスタイムのCKがゾメルの背中に当たってそのままゴールで逆転しHT。
後半守ってカウンターを狙うNACに対して主導権をつかんだヘーレンフェーン。フリーで上がったヤンマートがそのまま決めて同点に。
終盤はコルク、シボン投入もどちらも実らずドロー。
ヘーレンフェーンは11試合連続負けなし(5勝6分け)。NACはホームでの連勝が4でストップ。
ロン・ヤンス
「エンターテイメント性はとても高かったと思う。私も楽しんだよ。我々は勝利を目指してプレーし、素晴らしいものも見せた。線審がちょっと送れたと思うが、どうしようもない。NACが良かったのはHT前5分間だけだが、そこで彼らは2得点した。ルールリングを讃えよう。彼がゴールを決め、さらにもう一つ狙いに行ったことでチームを引き上げた。我々は後半で決勝点を決めるべきだっただろうが、NACにもチャンスはあった。最終的に美しく魅力的なゲームだったし、1ptで満足だ」
「我々は8月20日以来負けていない。2-2でその無敗は続いたが、我々は特にホームゲームでの引き分けが多すぎた」
19:45 VVV-Venlo - De Graafschap 1-2 (1-0)
18' Michael Uchebo 1-0 / 74' Rydell Poepon 1-1 / 86' Yuri Rose 1-2
VVVはクレンを外してムサがスタメン。出場停止が取り消しになったマイもCBに。デ・フラーフスハップはエル・ハスナウィが負傷欠場でブラインブルフがスタメン。
メーウウィスの素早いリスタートからヴィルツフットがエーフェルスに競り勝つとゴール前ウチェボが楽々押し込んで先制。VVVには後半もムサのクロスからヴィルツフットに大チャンスがあったが、デ・ヴィンテルがセーブ。モルフークの直接FKもデ・ヴィンテルが指に当ててバーを叩いた。
残り15分、ムサのボールロストからデ・フラーフスハップが同点に。さらにムサはフリーでデ・ヴィンテルとの1対1を決められず。終盤デ・フォホトがフリーのスレコヴィッチのシュートを防ぐも、ロゼのシュートに対してはノーチャンス。
VVVは2pts差の相手に痛い逆転負け。
グレン・デ・ブーク
同点のゴールに引き金になったムサのボールロストについて
「あの状況でムサのミスだけに目を向けるべきではない。あの瞬間は我々の組織全体が良くなかった。しかし組織を放棄するだけの理由も何も無かったのも事実。選手たちの年齢とも関係があると思う。時にやるべき事をやっていない」
ヤニク・ヴィルツフット
「僕らは試合全体を支配していたと思うけど、二つの個人のミスでまた何も得られなかった」
「ムサは先週も今日も外したけど、不運だったと思う。アヤックス戦では僕らを助けてくれたし、トゥエンテ戦でも素晴らしいゴールを決めてくれた。また良くなると思う」
19:45 Roda JC - Heracles Almelo 3-1 (0-0)
66' Mads Junker 1-0 / 68' Mads Junker 2-0 / 76' Willy Overtoom 2-1 (Pen.) / 77' Sanharib Malki 3-1
CBの怪我人に悩むヘラクレスはローダ戦これ幸いとテ・ヴィーリク、リーンストラ、ファン・デル・リンデンの3バックにし、クアンサーとヴェイノヴィッチの2コントローラー。
後半テ・ヴィーリクのボールロストから、ドナルドのパスを受けたユンケルが抜け出して先制。さらに立て続けにユンケルが決めて2-0。オーヴァートムがPKを決めて試合に緊張感を取り戻すのも、それも一瞬でユンケルのクロスからマーキが頭で叩き込んでローダが勝利。
ローダJCはヘラクレスを1pt上回り、リンカーラーイチェにもう一歩の位置に。
20:45 PSV - FC Groningen 6-1 (3-0)
14' Kevin Strootman 1-0 / 30' Dries Mertens 2-0 / 36' Zakaria Labyad 3-0 / 47' Georginio Wijnaldum 4-0 / 48' Nicklas Pedersen 4-1 / 55' Tim Matavz 5-1 / 72' Ola Toivonen 6-1
ロブ・ファン・デル・アッケルへの追悼セレモニーでエモーショナルな雰囲気の中試合開始。
なんとなく緊張感に欠ける展開からフローニンゲンがペースをつかみかけたが、メルテンスの下がりながらのパスで出場停止明けストロートマンが抜け出してあっさり先制。さらにメルテンスが中への切り込みで得たFKを自ら決めて540分ぶりのゴール。さらにラビアトがパスカットから一人でイヴンスとアンデルソンの間を抜き去って3点目と前半で簡単に勝負あり。
序盤からボールの出しどころに困って両手を振っていたイサクソン。点差が開いてさらにまったりムードになる中、以前として一人最後尾で困るイサクソンにボールを蹴る度スタンドから笑いが。
後半もPSVが余裕の展開で調子を上げてきたフローニンゲンを圧倒。ただマルセロが累積で次節フェイエノールト戦出場停止に。
フレッド・ルテン
「特に前半はほぼパーフェクトだった。10得点もできただろう。PSVがホームゲームですべきプレーをした。前半45分は私が思い描くプレーそのもの」
「マルセロの出場停止はとても困る。デライクがプレーしなければならないからではなく、もしその試合何かあれば、我々はDF陣に選択肢が無くなってしまう」
ケヴィン・ストロートマン
「僕らのプレーは実際それほど良くないところもあった。特に後半はたくさんボールを失った。僕自身後半は12回は相手の足に当てたと思う。それはあってはならないこと」
「早い内に先制できて、そこからはフットボールがしやすくなった。みんながゴールできるのは見ていて楽しい」
ピーター・ハイストラ
「大きなショック。これだけあっさり簡単にやられたのはとてもガッカリしている。明らに我々はPSV相手にオープンにプレーできるまでにはほど遠い。それは監督、コーチ陣としても我々に判断ミスがあった」
Zondag 27 november 2011
12:30 RKC Waalwijk - Feyenoord 1-2 (1-0)
36' Ricky ten Voorde 1-0 / 76' John Guidetti 1-1 / 83' Jerson Cabral 1-2
Rood: 62' Robert Braber
フェイエノールトは怪我のデ・フライに代わりマルティンス・インディがCBに。スハーケンが戻り、カブラルがベンチスタート。
例のごとく不安定さを露呈したフェイエノールトは先週の見る影も無く低調な出来。人数が一人多いRKCの中盤に混乱するも、次第に前への圧力を強めて数回チャンスを作る。しかしRKCがファーストチャンスであっさり先制。
後半もフェイエノールトはテンポが上がらないが、ブラーベルのバッカルへのタックルにお馴染みブロムがかなり厳しい一発レッドカード。一人多くなってもフェイエノールトのフットボールは向上せず、連携はRKCの方が優っていたものの、グイデッティがゴール正面ペナルティ・エリア前で切り返しからポスト際へ完璧なシュートを決めて同点。さらに途中出場カブラルが中盤から持ち上がっての意地の逆転ゴールでなんとか勝利。
ケヴィン・ブロム
「議論の余地はない。ビデオも見たが、ピッチで見ていた通り。明らかなレッドカード。ああいうスライディングをすれば相手に深刻な怪我をさせる怖れがある。ブラーベル君はタックルの後に相手がアクションをして止められなかったと言ったが、私には受け入れられない」
ロイ・ヘンドリクセン
「ブロムとは握手をしていないよ。試合後彼に会っないんだ。私としては普通に握手をしても良いんだが。たとえ不当なレッドカードで我々が勝利を奪われたと感じていてもね」
ロナルド・クーマン
「あのポジションではああいうファールを犯そうとすべきではない。こういうことが我々にもAZ戦のレールダムにあった。しかしRKCの選手へのレッドカードはやや行きすぎだと思う」
12:30 Excelsior - ADO Den Haag 1-1
1' Leendert van Steensel 1-0 / 59' Jens Toornstra 1-1
代理スピッツ ファン・ステーンセルがファーストチャンスを決めて先制。後半トールンストラが押し込んでドロー。
エクセルシオールはついに得失点差でVVVを抜き最下位脱出。
53' Miralem Sulejmani 0-1 / 78' Miralem Sulejmani 0-2 / 82' Davy Klaassen 0-3
NACはハーフチャンスはゼーファイクがスタメンに戻り、ホーセンスも左サイドで復帰。プラーチェはベンに。
ホーセンスのクロスでvdフェルデンが大チャンスもトラップが微妙に流れてシュートまで行けず。好調なプレーを見せていたホーセンスだが20分過ぎに負傷して涙の交代。カンピューンスハップの可能性がほぼ無くなったのを実感させるかのような集中力の無さを見せる020。ゴール前では完全に舐められきったフェルメールがいちいちプレッシャーをかけられてボールを繋げない展開。
後半コンボイと接触したフェルメールが負傷すると、大歓声でシレセンを出迎えるNECサポーター。スレイマニの2回のごっつぁんなど3点差が付いた終盤、プレッシャーをかけにいったvdフェルデンにスタンドからブーイングが。
16:30 FC Twente - Vitesse 0-0
トゥエンテはスキンヘッドのチャドリを右サイドに置き、フェルが攻撃的MFでスタメン出場。フィテッセはチャントゥリア、ホフス、プロッペルがベンチに下げられ、イバラとカザイスフィリのデビュー組両サイド。
フィジカルを全面に出すフィテッセのプレスを楽々買わしてトゥエンテが圧倒的にポゼッション。トゥエンテは多くのチャンスを作るもルーク・デ・ヨング、チャドリが決められず。
後半ヤンコ、バイラミを投入して押し込もうとしたが最後までフェルトハイゼンを超えられず、フィテッセも終盤カウンターでチャンスがあったがすべてミハイロフがセーブしドロー。
トゥエンテはアドリアーンセが超攻撃的布陣からバランス型へ変更も実らず、依然最善のシステムを模索中。フィテッセは前節の大敗からフィジカル重視のスタメンに替え、それなりの収獲。
コ・アドリアーンセ
「輝きに欠けていた。本当に良いクロスや素早い連携のためのプラスアルファなクオリティがあまりなかった。ブライアン・ルイスがそれを備えていたが、彼はもういない。ナセル・チャドリもできるが、彼はまだトップレベルでは無い」
「選手たちを責めることはできない。彼らは全力を尽くした。しかし本当のチャンスは多くは作れなかった。もっと悪い結果になる可能性もあったが、我々は2pts取り損ねたのは明らか」
ジョン・ファン・デン・ブロム
「我々はリベンジを果たした。誇りに思うし満足だ」
ピート・フェルトハイゼン
「僕らはちょっとイタリア的なプレーをした。上手く守れたよ」
Stand
1 AZ 13 (11 1 1) 34 30 8
2 PSV 14 (9 4 1) 31 42 16
3 FC Twente 14 (7 6 1) 27 33 13
4 Ajax 14 (6 6 2) 24 37 22
5 Feyenoord 14 (7 3 4) 24 27 18
6 sc Heerenveen 14 (5 7 2) 22 28 22
7 Vitesse 14 (6 4 4) 22 18 16
8 FC Groningen 14 (6 3 5) 21 25 25
9 NAC Breda 14 (5 3 6) 18 22 23
10 Roda JC Kerkrade 14 (6 0 8) 18 20 35
11 Heracles Almelo 14 (4 5 5) 17 20 22
12 FC Utrecht 14 (4 4 6) 16 24 26
13 RKC Waalwijk 14 (4 3 7) 15 14 22
14 ADO Den Haag 14 (4 3 7) 15 17 27
15 NEC 14 (4 1 9) 13 12 22
16 De Graafschap 14 (3 3 8) 12 14 30
17 Excelsior 13 (1 4 8) 7 8 25
18 VVV-Venlo 14 (1 4 9) 7 14 33
Topscorer
speler club goals pen. wed. gem.(%)
Mertens PSV 12 1 14 85
Janko FC Twente 10 3 12 83
Sulejmani Ajax 9 1 12 75
Matavz FC Groningen, PSV 9' 0 14 64
Malki Roda JC Kerkrade 8 0 13 61
Rasmus Elm AZ 8 3 13 61
Wilfried Vitesse 8' 1 13 61
Toivonen PSV 8 0 14 57
Dost SC Heerenveen 8 3 14 57
Luuk de Jong FC Twente 8 0 14 57
Assists
speler club assists
Mertens PSV 8
Eriksen Ajax 7
Vejinovic Heracles 6
Braber RKC Waalwijk 5
De Leeuw De Graafschap 5
John FC Twente 5
Labyad PSV 5
Narsingh Heerenveen 5
Tadic FC Groningen 5
Wijnaldum PSV 5