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フランク・デ・ブールのアヤックス監督就任によるオランイェの人事異動

今週行われたオランイェのテクニカル・スタッフミーティングで、来年の日程とアシスタントを務めていたフランク・デ・ブールのアヤックス暫定監督就任への対応が発表された。

ベンチでボンズコーチ ベルト・ファン・マルワイクの隣に座るなどアシスタントスタッフの中で主要な仕事をしていたデ・ブールは、マルティン・ヨルの辞任により年内のアヤックスの監督を「とりあえずウィンターストップまで」 任されることとなったが、ベルタスはもはや彼がアシスタントとして戻って来ることを期待しておらず、もう一人のアシスタント フィリップ・コクーを新たな右腕として選んだ。

ベルト・ファン・マルワイク

「フランクの仕事が数試合で終わるとは私には想像できないし、それが賢明とも思わない。フランクにとってだけでなく、アヤックスにとってもそうだ。

フランクは非常に優秀な監督であり、輝かしい将来がある。グループの中に入れるだけでなく、引き上げられる人物だ。試合を読む眼もあるし、ピッチ内外での監督の振る舞いというものをよく分かっている。監督として最終的な責任を取るということには慣れる必要があるが、それは彼が一番よく分かっているだろう」

「すでに仕事分担の再編は終わった。フランクの分はフィリップが受け継ぐことになる。これまで通り彼自身の仕事もそのままなので、今後EK2012に無得て新しいテクニカル・スタッフを迎え入れるかどうか決めなければならないだろう」

フィリップ・コクー

「フランクは素晴らしいスタートを切ったね。WKの間も二人で将来のプランについて話すことはなかったよ。フットボール人にとって3年先を予想するのはナンセンスという証拠がまた一つというわけだ。

フランクはちょっとだけ私の先を行った。でもアヤックスでの彼を見てもむず痒い気分にはならないよ。いまはオランイェとPSVでの自分の役割を楽しんでいるからね」

エールディヴィジではピーター・ハイストラ、ヨン・ファン・デン・ブロムという同世代の監督がすでに結果を出し始めている。

「世代で話をするのは好きじゃない。そういうふうに二人の監督を比べたことはないからね。フランク・ライカールト、ロナルド・クーマン、彼らの同世代の監督たち、みんなそれぞれのやり方で仕事をしている」

ファン・マルワイクはこの1年を振り返り、特にWK直後9月のサン・マリノ、フィンランドとのEK予選にモチベーションが出なかったことを率直に明かした。

「それはWKのためだ。ああいうトーナメントは誰にとっても大きな転機になる。フィナーレで負ければなおさら。選手たちの中にも全体的に普段通りでない部分があった。ああいう敗北をしたことは将来何かしら糧になる。しかし、私は直後の予選でも勝つ必要があったし、勝ち方は気にしていられなかった」

オランイェが来夏に予定している南米遠征は6月4日のブラジル戦が決定。2014年WKで使われる会場の一つで行われる予定。さらに7日にはウルグアイ戦がほぼ決定しており、南アフリカでのWK同様に南米の強豪との連戦となる。