今週行われたCLグループステージ第3節、共にホームで試合を行ったオランダ勢はアヤックスがオセールに勝利、トゥエンテがブレーメンに引き分けとなった。
Ajax - AJ Auxerre 2-1(2-0)
7' Demy de Zeeuw: 1 - 0 / 41' Luis Suárez: 2 - 0 / 56' Valter Birsa: 2 - 1
Rood: 55' André Ooijer (Ajax), 85' Dennis Oliech (Geelx2)(Auxerre)
Opstelling Ajax:
Stekelenburg; Van der Wiel, Ooijer, Vertonghen, Emanuelson; De Zeeuw, Lindgren, Enoh; Suarez (c), El Hamdaoui, Sulejmani
中盤での見事なパスワークからデ・ゼーウのパスに飛び出したリングレンのシュートはセーブされたがリバウンドをデ・ゼーウが叩き込んでアヤックス先制。
早い時間帯の先制からペースが落ちてgdgdの時間帯が続いたがHT前にカウンター。デ・ゼーウのヒールパスからスレイマニ→エル・ハムダウイ→スアレスと繋がって2点目。
後半エマヌエルソンが中盤でかわされたところからオセールのカウンター。CBの間にいたオリエクへのシンプルな縦パスで抜け出されたところをオーイェルがペナルティエリアぎりぎり手前で倒し一発レッド。そのFKを直接叩き込まれて2-1。
ヨルはスレイマニを下げてオレゲルを投入。スアレスが抗議でイエローカード。
残り5分を切ってクロスに手で合わせたオセールのオリエクが2枚目で退場。
さらにピッチサイドでウォーミングアップをしていたオセールのミニョーが抗議でイエロー。さらに抗議で2枚目退場になりそのまま終了。
groep G Stand
1. Real Madrid 9pts
2. AC Milan 4pts
3. Ajax 4pts
4. Auxerre 0pt
マルティン・ヨル
「オーイェルのレッドカードが無ければとても良い結果だと言えただろう。結果的に言えばファールすべきでなかった。2-1にされてもまだ11人でやれたんだからね。だがその一方でDFとしての本能も理解できる。私は前半のプレーにはとても喜んでいるよ。我々はやるべきことをやった」
アンドレ・オーイェル
「ステケレンブルフがとても優秀なのはわかっている。相手を倒さないように少しバランスを崩したかったんだ。少しでもマールテンの助けになりたかったがレッドカードになってしまった。そこからFKで決められたのも痛かったが、もし相手を走らせていても決められていただろう。勝って良かった。大事なのはそこ」
デミー・デ・ゼーウ
「オーイェルの退場の後、僕らは最後の30分間10人でキャラクターを示した」
「僕は何度もフリーになったんだけど、チームのテンポが何もかも遅すぎた」
「3位を直接争うチーム相手に勝ったのは大きい。彼らがここから4pts獲るのは難しいだろう。レアル・マドリーがACミランに2勝すれば、僕らに2位になるチャンスもある」
FC Twente - Werder Bremen 1-1(0-0)
75' Theo Janssen: 1 - 0 / 80' Marko Arnautovic: 1 - 1
FC Twente: Michailov; Rosales, Douglas, Wisgerhof, Tiendalli; Brama, Landzaat, Janssen; Ruiz, Janko, Chadli.
今季あまり元気のないブレーメン相手に優勢にゲームを進めるトゥエンテ。
ルイスが中央ドリブル突破しフリーでミドルシュートもゴール左。このプレーで腰を軽く痛めたがそのまま最後までプレー。
23分にヴィスヘルホフが足を痛め、この夏トゥエンテへ移籍した元O/21スウェーデン代表のCB ベンソンがデビュー。キャプテンマークはブラマに。
ややトゥエンテのペースが落ちて膠着状態に。ティエンダッリがCBの間に絶妙のパスでアルメイダにシュートされるもミハイロフが飛び出してセーブ。
ルイスの強引な突破からチャドリのクロスが大きく伸びて外れたが、ブレーメンのGK ヴィーゼがこのクロスに対応する動きで膝を痛めて交代。
HT前にはCKの流れからルイスが狙ったがサイドネット。
後半まず主導権を取ったのはブレーメン。トゥエンテは落ち着いて対応するもののボールを持っても前に押し上げることができず、なかなかペースを上げられない。
60分にアルメイダに代わりアルナウトビッチが登場。当然大ブーイング。
アルナウトビッチに立て続けにチャンスを作られるがミハイロフがストップ。
チャドリのクロスをゴール前ヤンコが落としたところにテオ・ヤンセンが蹴り込んでようやく先制。
しかしアルナウトビッチがピザロとのワンツーでブラマを振り切って豪快に同点ゴール。トゥエンテサポーターに気を遣って喜ばないアルナウトビッチ。
85分ブラマからテオへ完璧なスルーパスが通るが軽く浮かせたシュートはセーブされる。ランツァートを下げてルーク・デ・ヨングを投入。
ルーク・デ・ヨングがゴール右フリーでシュートもサイドネット。
ロスタイム、ティエンダッリが与えたFKからピザロがネットを揺らすも、マークしていたルイスを手で押さえていてファールを取られノーゴール。
groep A Stand
1. Inter 7pts
2. Tottenham Hotspur 4pts
3. FC Twente 2pts
4. W. Bremen 2pts
ミシェル・プレドーム
「このレベルでは難しい仕事になるということは前々から分かっていた。その通りになった。十分チャンスを残す為にはホームでのこの試合は勝たなければならなかったが、それができなかった。リードを守れなかったのが失敗。同点ゴールは必要のないものだった。その後も決勝ゴールを決めるチャンスは十分あったが、残念ながら決められなかった」
テオ・ヤンセン
「みんなとてもガッカリしている。もっとやれるはずだった。今日は勝てるチャンスが確かにあったのに、あまりも落ち着きがなかったし、ラインの間が開きすぎて前から戻るのにかなり走らなければならなかった。あまり良い出来ではなかったね」
ヴォウト・ブラマ
「CLではチャンスは決めなければならない。でも僕らは強い攻撃陣にほとんどチャンスを与えなかった」
「2週間後のブレーメンでの試合ではもっと良い結果を期待している。難しい試合になるだろう」
マルコ・アルナウトビッチ
「ブーイングが聞こえたのはきつかった。古巣に戻る時は誰でも歓迎されるのを期待するけど、今回はそうならなかった。でも僕はゴールを決めても喜ばずに敬意を見せようとしたんだ」