Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

デ・カイプでランズカンピューンに敗れるも今シーズン最高のパフォーマンス

土曜日に行われたエールディヴィジ第9節、デ・カイプにランズカンピューン FCトゥエンテを迎えたフェイエノールトは素晴らしいパフォーマンスを見せたが結果には結びつかず、元フェイエノールダーのデニー・ランツァートのゴールによって0-1で敗れた。

デ・カイプではトゥエンテに過去の9シーズン敗れておらず、トゥエンテが苦手意識を持っていることは明らか。この試合で上昇へのきっかけをつかみたいフェイエノールトはトゥエンテボールのキックオフでの試合開始と共に、まったく相手を怖れることなく激しいプレッシャーをかけ、明らかにナーバスになったトゥエンテがフェイエノールト陣内にまともに攻め込んだのは7分以上経ってからだった。

前半トゥエンテにほとんどフットボールをさせなかったものの、テオ・ヤンセンのクロスに飛び込んだヤンコに危ういヘディングを喰らったがファン・ダイクがセーブ。さらに左サイドの再びテオ・ヤンセンのクロスからヤンコのヘディングがバー直撃、リバウンドをチャドリに狙われたがぎりぎりゴールラインを割る前にファン・ダイクが抑えた。

積極的な前進守備と豊富な運動量でトゥエンテ陣内で攻め続けたフェイエノールトも、いつも通り残り30mでの決め手を欠き、カウンターのチャンスもシュートまで繋げられない。それでも左サイドを駆け上がったスハーケンのクロスにエリア内でダグラスがハンド。しかし明らかなPKのシーンを主審 ボッセンがまさかのスルー。

さらにデ・クレルのクロスに反応したダグラスが足を出してゴール前のミハイロフにパス。驚いたミハイロフが後方に逸らしたがポストに当たったところでセーブ。ぎりぎりゴールラインを割らなかったがボッセンが間接FKを取り、ブラインスが狙ったが壁に弾かれた。

後半もフェイエノールトは同様の流れで試合に入ったが次第にペースダウンし、半ばを過ぎるとワィナルドゥムのドリブル突破に頼るだけに。残り20分でスハーケンを下げてカブラルを投入。トゥエンテもまだ万全ではないと思われるテオ・ヤンセンを下げてランツァートを投入するとFKの流れからダグラスのポストプレーで落としたところにフリーで走り込んだランツァートのミドルが決まる。ダグラスについていたフェルが飛び出したが届かず。ファン・ダイクも手前に多くの選手がいたために壁になって反応できなかった。

マリオ・ベーンはレールダムを下げてスモロフを投入。右サイドからのミドルシュートで何度か惜しい場面を作ったが今日も最後までゴールを決めることはできなかった。

Feyenoord – FC Twente 0-1

Scoreverloop:

78’ 0-1 Landzaat

Scheidsrechter: Bossen

Geel: Janko, Douglas (FC Twente)

Opstellingen:

Feyenoord: Van Dijk; Leerdam (81’ Smolov), De Vrij, Bahia, De Cler; Mokotjo, Bruins, Fer; Schaken (70’ Cabral), Castaignos en Wijnaldum.

FC Twente: Mihaylov; Rosales, Wisgerhof, Douglas, Tiendalli (90’ Kuiper); Brama, De Jong, Janssen (71’ Landzaat); Ruiz, Janko en Chadli.

マリオ・ベーン

「前半のプレーは自信にしなければならない。今シーズンこれほど良いプレーをしたことはなかった。しかし問題は変わらない。得点できない、それが今シーズンの大きな問題だ」

前半ボッセンがダグラスのハンドを見逃した件について

「明らかなPKだった。とても残念。その時間帯にゴールできていればかなり助けになったはず。いつかラッキーが来るのを我々は本当に待ち望んでいるんだが。あのPKがその瞬間だったはずだがまだ先のようだ」

昨シーズンまでフェイエノールトでプレーしていたランツァートのゴールで敗れた

「今日彼が得点できたことは彼にとってもトゥエンテにとっても嬉しいことだろうが、我々にとっては残念なこと。スポーツではこういう事がある。デニーは我々といた時も素晴らしいプロフェッショナルだったが財政が原因で我々は今シーズンからユースのタレントを使うことを選んだ。彼が我々相手に決勝ゴールを決めたことは馬鹿げた話?そうは思わない。彼がトゥエンテの選手としてフェイエノールト相手にゴールを決めるなど我々に想像するのは難しい話だ」

「だが今日の我々のフットボールは大きな自信になる。我々が敗れたことで我々を非難できる者は誰もいない。この週末が終わって我々が15位か16位になるのは間違いないだろう。それは私にとってもとても辛いことだ。私にロートヴィット(赤白)の血が流れていることは誰でも知っている」

リロイ・フェル

「今日は勝てたはず。負けてたしまったことはとても残念」

「チーム全体で僕らはうまくやれた。特に前半。試合後のロッカールームでも監督がそう強調していた。酷い気分ではあるが、自分たちのプレーを続けていかなければならない」

「立ち上がりの僕らの意図は明らかだったし、ファンもそれを感じ取って応援してくれた。残念ながら結局良い結果は得られなかったけれど、試合後もファンが歌ってくれたことはチームにとってこれかの試合への大きなモチベーションになる。彼らが僕らの後ろについてくれていることは本当に嬉しい」

「降格圏に近づいていることは否定できない。でも今日のトゥエンテ戦のようなプレーを続けていれば、結果はついてくると確信している。僕らはカンピューンチームでありCLに参加しているチーム相手に良いプレーをしたんだ。だからこの負けで勝ち無しが続いていても、この試合から自信をつけるべき」

ジョルジニオ・ワィナルドゥム

「先週はデ・フラーフスハップ相手に連敗を止めたけれど1pt。今日はトゥエンテ相手に良いプレーをしたけれど0pts。どちらも辛い。先週は1ptで満足すべきだったが、今回の僕らは少なくとも1pt得るのに相応しかった」

チームが好調なプレーを出来た訳

「この2週間チームから離れていた選手たちが多かったけれど、そこを他の選手が良い雰囲気を作ってくれた。それでこの試合に向けて良い準備ができたんだ。観客も12人目の選手になってくれた。前へとプレッシャーをかけて、相手にポジションプレーをさせないプレーができた」

「この試合までみんなに17歳の頃に見せたワィナルドゥムのプレーが戻って来ることを期待されてていたし、僕もそれを祈っていた。それは実現できたけど、残念ながら試合には勝てなかった。でもこれをやり続ければ、良い結果がついてくるはず」

ステファン・デ・フライ

「この敗戦はとても辛い。僕らは良いプレーをしたけれど、それでいつも相応しい結果を得られる訳じゃない。あんまりだ。僕らの方が良いチームだったし、またゴールを決められなかったのが悲しい」

「ダグラスのハンドが見逃されたのは残念。僕はセンターライン付近にいて見えなかったけれど、チームメイトは明らかにPKだと言っていた」

PSV相手にもトゥエンテ戦のようなパフォーマンスで向かって行けるはず。これをやり続けなければならない」

キックオフから90分間まったく怯むことなくアタックし続けたのは今シーズン初めての光景。特にボールを取りに行く前に向かうプレスは素晴らしかったです。髪を切ったフェルはこれまでの不調が嘘のようなパフォーマンス。ポジションプレーも改善されてて一安心。ブラインスも人が変わったようにひたむきにボールを追いかけてました(ボールを持った時のアクションは相変わらずだが)。それだけに結果が欲しかった試合ですが、試合後もスタンドのファンが声援を続けたように、ランズカンピューン相手に現在のメンバーでできるほぼ最高のプレーで十分良い内容のゲームをしたのですから、これを沈滞ムードを一掃するカンフル剤にして欲しいもの。

スモロフはトップ下としては十分やれているので、ブラインスを使い続ける必要はあるのかいい加減気になります・・・

今週も出番のなかったビセスワールは週明けにマリオとお話の予定。「ディエゴは良い子だと思うがそれは関係ない。クオリティ相応のプレーをしなければならないし、ボールを持っていない時に奥行きを出さなければならない。彼がそれを認めずに足元でボールを受けた方が良いと言うなら、それでストップだ」だそうです。

フラールはもう2,3週間くらいで戻ってこれるという話。シセとトマソンが戻るまではこの感じで頑張ってくしかない、というわけで来週はフィリップ・スタディオンに乗り込み!問題はアウエーでも同じ意気込みでプレーできるかどうか。