「重要な2試合でトップフォームの選手を使えない。それはもちろん非常に残念。だがこの決断に疑問の余地はなかった。こうせざるを得ないとすぐに思ったんだ」
ファン･マルワイクは日曜の午後に友人からデ･ヨングのファールを知らされた。
「SMSを受け取って数時間後にテレビでプレーを見たんだ。すぐにナイジェルはやりすぎたと思って、最終的に彼を外す決断をした。アシスタントのフランクとフィリップにも電話したよ。その後ナイジェルにも連絡を取ろうとしたんだが繋がらなかった。彼と話すのが月曜になってしまったのが残念」
「もちろんナイジェルは落胆していた。しかしいくらかは私の判断を理解してくれたと感じた。これまでも度々彼とファールについて話をしてきたが、彼が本当に限度を超えたことはなかったと私は思っていた。しかし今回はそのケース。私もとても残念。彼はあんなことをする必要は全く無かった。ナイジェルが非常に感じの良い優しい若者なのは私もよく知っている。モルドバとスウェーデン戦後に彼と話すつもりだ。ナイジェル･デ･ヨングの代表キャリアがこれで終わったとは思っていない」
「私は言うべきと思ったことは言った。ここからはモルドバとスウェーデンとの試合だけに集中したい。ここにナイジェルがいたらと想像してくれ。ファールについての話が続いていたはず。彼を外すのを決めた時に、それが私の頭にも浮かんだんだ。我々は重要な2試合を前にしている。その試合に完全に集中しなければならない」
