Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

ヨハン・クライフ 「危険が潜んでいる」

少なくともユニークな偉業だ。世界中に3回フィナーレを戦って3回敗れたと言える国はない。笑われることもあるだろうが、しかし3回フィナーレまで進んだのだ、。それゆえにオランダ代表と、ボンスコーチの ベルト・ファン・マルワイクと彼のチームの扱いには大きな賞賛が与えられる。

 

しかし同時に、我々のフットボールの肩には大きな責任も残っている。ヴェレルトカンピューンスハップ準優勝国として我々は今後4年間世界にモデルを示すことになる。クラブの現状を見る限り、私は笑顔ではいられない。それは悲劇的状況だ。

 

これは多くの経営陣が上手く行っていないことを意味する。さらにオランダ人フットボール選手の国外への移籍はどんどん増えており、このWKの後もたくさんあるだろう。次の世代の選手をどうやって育てればいいのだろう?という疑問が出てくる。さまざまなディレクターや会長から話を聞き、私は最悪の将来を怖れている。そのクラブ経営者たちは問題を解決するつもりがないのだ。

 

あっという間に変わってしまうのは、イタリアやフランスで目にしただろう。4年前のヴェレルトカンピューンスハップ優勝国と準優勝国が、二年後にはEKでオランダに完敗し、さらに二年後には共に南アフリカでグループステージで敗退した。

 

ここ数年我々はベルギーやスコットランドの凋落について話をしてきたが、いまやイタリア、フランス、イングランドといった大国の番かもしれない。CLで優勝したインテルにはイタリア人はいないし、アーセナルリバプールは定期的にイングランド人無しでプレーしていて、WKの早期敗退という形で証明されつつある。

 

我々がすぐに何かを変えないと、オランダにもいまやその危険が潜んでいる。だからすぐにスポーツマンたちが有能なマネージャーとなって育成の主導権を取り、すぐにも我々のナショナルチームで使えるタレントたちの教育に力を入れるべきだ。2流のタレントや高額すぎる外国人選手にお金を費やすのを止め、自分たちの環境を改善することに目を向けるべきだ。

 

数年後にも我々が2010年のファイナリストだったことを誇れていることを願う。

 

 

自分で働けば良いと思うのだけど。