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『永遠の戦い』を続けるファン・デル・ファールト

デンマーク戦後、高まるエリエロ・エリアへの期待感とラファエル・ファン・デル・ファールトへの批判。アリエン・ロッベンの復帰も待ち望まれており、オランダが誇るスペルマーカーの立場は微妙なものとなっている。De Telegraafが長文インタビューを掲載した。

ボンズコーチとは話していないけれど、僕は日本戦でプレーしたいし、しなければならないと思っている」

「エリエロは交代選手としてファンタスティックだなプレーをしているね。でも僕もガーナ戦で1ゴール1アシスト、そして1回クロスバーに当てて交代選手としてかなり良かっただろ。このチームにはどんな相手でも粉々にするだけのクオリティがある。デンマーク戦でも1-0にした後は大きなスペースがあったからスピードのあるウィンガーを投入する事ができたんだ。替えられた自分としては笑顔で振りかえる事はできないけど、良いフットボールだったと思うよ」

「確かに月曜日のMFは奥行きのあるプレーはほとんどしていなかったけれど、フットボールをするのが困難だった理由がいくつかあったからだよ。だから僕はチームを引っ張るために、ボールの行方を『探って』いた。ハンガリー戦ではこのやり方でとても上手く行ったんだ。デ・カイプもアレナもピッチはもっと滑らかだからね。これからはエクストラ・アクションが必要になる。僕らはフットボール選手なんだから、ボールをんもってコンビネーションで16mに入って行かないと。見ていてよ、日本戦では上手くやるから」

「アリエンが戻って来た時にどうなるか、僕もベンチに座る可能性があるけれど、分からないな。彼もまずは復帰してスタメンをつかまないとね。それにレアル・マドリーでもバイエルンミュンヘンでも1年半右サイドでプレーしていたし」

「アリエンが戻って僕が犠牲になるのは嬉しくはないけど、状況はまたすぐ変わり得る。トーナメントではいつでも怪我人や出場停止者がつきもの。その時は僕の出番だろう。そしたらもう一度スタメンになれるように頑張るよ。でももう一度言っておくけど、外されたくはないね」

「悲観的なことを言わないように自分で気をつけているよ。デンマーク戦で僕に対する不満が集中しているのは分かっている。チーム全体が低調だとファン・デル・ファールトの責任になるんだ。あらゆる人が疑われるのは辛い。フラストレーションを感じているよ。ESPNの解説でルート・フリットが、ウェズレイスナイデルが悪かったのは僕のせいと言っていたけれど、決してそんな事はない。ハンガリー戦でも僕はまったく同じようにプレーしていたんだから。悪いプレーをしてたのが僕一人だったなんて馬鹿げた話だ」

「僕はオランイェでずっと議論の対象になっていたから、これとつきあっていくしかない。これも戦いの一部。それに僕は正直であるべきだと思う。これまで79キャップ経験したけれど、これからも毎回出場するため戦い続けないと。レアル・マドリーであれだけ素晴らしいシーズンを送った後に、こういう状況は馬鹿げているとも思うけれど、このチームにはたくさんおクオリティが揃っているのも事実だしね・・・」

「僕のキャリア全体を見れば、戦い続けているのは変わらない。アヤックスでは最後の時期は『悪かった』。それからHSVで再び戦って、レアル・マドリーへ移籍した。スペインでは最初の1年間苦しんだけれど、2年目は良いシーズンだった。これからも変わらないだろう」

「自分に何ができるかは分かっているから、いまは落ち着いている。家族の助けもあるしね」

「いつでも好調にしていないければならない。でも時々自分で思うんだよ、『これ以上さらに何をすれば良いんだろう?』って。スピッツの背後の10番が今でも僕の一番好きなポジション。ウェズレイもそこで良いプレーができるのは間違いない」

彼への絶え間ない批判の嵐が、大きな賞賛を打ち消すものではないこともまた事実だ。

「僕のプレーをみんなが好きだろうとそうでなかろうと、僕自身は変わらないよ。僕はもう27歳。プロで10年間、アヤックスHSV、レアル・マドリーとプレーしてMFとして公式戦135ゴール決めてきた。このスタッツは嘘をつかない」