フェイエノールトは日曜に今シーズンの神聖な目標へ向けて再び困難なハードルを越えた。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはアーネムでフィテッセにかなり楽々と0-2勝利し、2節を残してエールディヴィジのコップローパーに居続けている。2得点ともニコライ・ヨルゲンセンが30分までに記録。
ヤン・アーリー・ファン・デル・ハイデンは「僕らはここ最近のアウエーゲームから学んでいる」とフィテッセ戦に向けて語っていた。これが空虚な言葉で無かったことはヘルレドームでの最初の瞬間から明らかに。フェイエノールトはフレッシュで精力的な姿を見せ、スパルタ、ヘーレンフェーン、アヤックス、PECズヴォレとのここ4つのアウエーゲームで早々にビハインドを背負っていたのとは対照的に、今度は自分たちが早々にアウエーで歓声を上げることができた。
10分過ぎにニコライ・ヨルゲンセンの0-1のゴールが生まれたのはフェイエノールトの力強い序盤の当然の結果。このトップスコアラーはフィテッセのGK エ ロイ・ロームがイェンス・トールンストラのシュートを上手く抑えられなかった際に良いポジションを取ると至近距離から蹴り込んで今シーズン20得点目。
さらに30分にならない内にヨルゲンセンは21得点目も決める。力強いプレーを見せていたカリム・エル・アマーディが上手くプレッシャーを掛けたところから、このデンマーク人がイェンス・トールンストラにボールを出すと、そこからトールンストラがファーに動いたヨルゲンセンの頭へお膳立て。彼のヘディングはロームによって弾かれ、リバウンドをスティーヴン・ベルフハイスが蹴り込んだが、ヨルゲンセンのヘディングの時点ですでにラインを越えていた。
しかし監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストが完全に満足してHTにロッカールームに戻れなかったのは、彼のチームが3点目を決められなかったためだ。フェイエノールトはフィテッセから大きなスペースを貰ってコンビネーションを楽しんでいたが、作ったチャンスを正確に決めることができなかった。特にスティーヴン・ベルフハイスはポストとGKにシュートを当て、バルト・ニューコープもヨルゲンセンとの良い連携からロームと1対1になったが彼を越えることができず。
後半フェイエノールトのプレーは雑に。前半のようにボールをチームに楽にキープすることはもうできなくなったが、それでもチームが問題に陥ることは一瞬も無かった。それはフィテッセの無力さのせいだけでなく、全フェイエノールダーがボールを失った時に即座に上手くプレッシャーを掛けてすぐにボールを取り返すことができていたからでもあった。それによりブラッド・ジョーンスがアクションを起こす必要があったのはミロト・ラシーチャのシュートに対しての数回だけだった。
時間が経つにつれ、フィテッセはコップローパー相手に良い結果を得られると信じる気持ちを完全に失い、フェイエノールト・ファンは終盤をシンプルに終えることができた。これで1pt差でのリードでリーグ戦最後の2試合 エクセルシオール戦(uit, 4/7 zon.)とヘラクレス戦(thuis, 4/14 zon.)に向かうことができる。
Vitesse - Feyenoord 0-2
Scorverloop:
10’ Nicolai Jørgensen 0-1
28’ Nicolai Jørgensen 0-2
Scheidsrechter: Pol van Boekel
Gele kaarten: -
Opstellingen:
Vitesse: Eloy Room; Kelvin Leerdam, Guram Kashia, Arnold Kruiswijk (46’ Lassana Faye), Kevin Diks; Marvelous Nakamba, Navarone Foor (73’ Mukhtar Ali), Lewis Baker; Milot Rashica, Yuning Zhang, Alexander Büttner (46’ Nathan).
Feyenoord: Brad Jones; Bart Nieuwkoop, Eric Botteghin, Jan-Arie van der Heijden, Terence Kongolo; Karim El Ahmadi, Jens Toornstra, Tonny Vilhena; Steven Berghuis, Nicolai Jørgensen (85’ Michiel Kramer), Eljero Elia (87’ Miquel Nelom).
ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「やるべき事は分かっていたし、試合を終えて良い気分だよ。しっかり3ptsを持ち帰れる。ここ最近のアウエーゲームではすぐにビハインドを背負っていたため、今日はそうならないのが非常に重要な点だったが、特に最初の30分間は全てにおいて我々が優っていた。アグレッシブなプレーで、多くのパワーがあり、前へと多くのプレッシャーをかけていた。この序盤が良い結果を得られたベースになった」
「唯一責めるべき点はもっと得点を決めなければいけなかったということ。まだ緊張感が出る展開になる可能性もあった。だが今日の前半は素晴らしかったよ。フィテッセが来週フィナーレなのはみんな知っているが、私は自分のチームのことを考えるだけ」
「ニコライが今日見せてくれたものには非常に喜んでいる。ゴールを決めたからだけではなく、そのプレー内容にもね。ボールを持っている時には彼はしっかりキープしてくれるし、失った時にはかなり汗をかいて働いてくれている。それが彼をここまで重要な選手にしているんだ。チームに欠かせない存在。この2試合彼をまた起用できて喜んでいるよ」
「ティートルがもう決まったというフィーリングは持っていない。私はトップスポーツで長年やってきたし、それはタイトルを手にして始めて言えること。我々は上手くそれに向かっているし、残り数週間もそれに向けてハードワークする。我々は自信を持っているよ」
「今日のスタンドを見れば、アウエーボックスだけでなくそれ以外にも非常に多くのフェイエノールト・サポーターがいた。これは大きな自信とエネルギーをくれる。エクセルシオール戦でもきっとそうなるだろう」
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-wordt-een-aangename-terugreis
https://www.fr-fans.nl/nieuws/30058/van-bronckhorst-het-telt-pas-als-je-een-prijs-in-handen-hebt
カリム・エル・アマーディ
「スパルタとのアウエーゲームでは早々にビハインドを背負って迷いが出てしまった。今日は自分たちの試合にできて、だいぶやりやすかったよ。前半は良かったけど、もっと得点を取れたはずだね。後半はちょっと低調だったけど、上手く試合を終わらせられた」
「ああいうプレーで100%のシャープさがあれば僕らは誰も怖れる必要は無い。最後の2試合も勝利を目指すよ、そうすればカンピューンだ。」
https://www.fr12.nl/nieuws/42090-als-we-zo-spelen-hoeven-we-van-niemand-te-verliezen.html
ニコライ・ヨルゲンセン
「この試合についていろいろ話題になっていたけど、僕らは1分目から自分たちがよりフィテッセよりプレーする姿勢を見せたと思う。ここからまだ難しい試合が2つ残っているし、今日と同じガスを入れていかなければいけない。リーグはまだ終わっていないからね。でもこれは大きなステップ」
「しばらくゴールがなかったけど今日は2得点できた。とても嬉しいよ。1点目はエヒテ・スピッツゴール。2点目はトールンストラが素晴らしいアシストをくれて僕がヘディングしたボールがラインを超えた。ラインを超えたと行ってくれた判定に賞賛を送りたい」
「フェイエノールト・サポーターがアウエーボックス以外にも多かったのは交代の時に初めて気づいたよ。僕が向かったサイドにフェイエノールト・ファンしかいなかったんだ。ホームクラブの本当のサポーターと普通に話していた。これは素晴らしい光景だったよ・彼らの声援は僕らにとって大きな意味がある。アウエーでも12人目がいるフィーリングを持てるからね。こういう経験はかつてなかったこと。本当にクレイジーだね、ハハ。僕らには彼らはなくてはならない存在だ」
https://www.fr12.nl/nieuws/42087-jrgensen-trots-grote-stap-richting-kampioenschap-gezet.html
https://www.fr-fans.nl/nieuws/30070/jorgensen-ze-zijn-gek-haha
スティーヴン・ベルフハイス
「アウエーボックス以外にも多くのフェイエノールト・サポーターがいるのはヘーレンフェーン戦でもあったけど、本当にもの凄く多いかたね。ロング・サイド全体がほとんどフェイエノールト・サポーターだった。実際アウエーゲームではなくホームゲームのような感じだった」
https://www.fr12.nl/nieuws/42094-berghuis-over-massale-steun-supporters-echt-extreem.html
というわけで試合後のトッパーが予想通りの展開になって次のヴァウデスタインでいよいよ来ましたカンピューンスヴェーツトライト!
まぁ今日のフィテッセも予想通りやる気が無かったので余裕の勝利。ニコライは気持ち良く2得点でついでにトップスコアラーもほぼ手中でしょうかね。まぁそれはどうでも良いとして、ここに来てイェンス、トニー、カリムの中盤が全員好調で前進守備が良い感じでできていて見ていて楽しいです。
欲を言えばヴァウデスタインからデ・カイプに会場が移ると嬉しいですが、どうなりますか。