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KNVB-bekerハルフェフィナーレス結果。PK戦でクルル再び。激戦を制してAZが6回目のベーカーフィナーレ

KNVB beker: halvefinales

woensdag 1 maart 2017

20:45 Sparta - Vitesse 1-2

13’ Lewis Baker 0-1 / 73’ Lewis Baker 0-2 / 75’ Goram Kashia (e.d.) 1-2

カブラルがナカンバからボールを奪って最初のシュートチャンスも枠外に。するとフットボールが低調で序盤苦しむフィテッセが直後に深い位置でのスローインからフリーのベイカーがゴール右隅にミドルシュートを決めて先制。スパルタはカブラル&ドゥムフリースの右サイドから数回仕掛けるも決定機は作れず前半終了。

後半も展開は変わらず、スパルタはカブラル&カレーロ→グッドウィン&ポグバと前線を2枚替え。ポグバへの放り込みを中心に前掛かりになると、60分過ぎにベストチャンス。しかしFKからブロイエルのヘディングをロームが好反応で弾き、プシッチがリバウンドを狙ったが枠を外して決められず。ほとんどチャンスシーンの無かったフィテッセは70分過ぎにラシーチャに決定機もコルトスミットとの1対1で枠外に外すも、直後に再びラシーチャが蹴り込んで今大会5得点目で0-2としたが、さらに直後にグッドウィンのクロスにカシアのオウンゴールで再び1点差。さらにスパルタが勢いづき、よりリスクを冒して攻勢に出るとフィテッセのカウンターからチャンスも生まれてようやくスペクタクルな終盤に。90分直前にペナルティエリア内でカシアの手にボールが当たるもノーハンド判定。4分のロスタイムにグッドウィンのFKがバーを超えてそのまま終了。

フィテッセは低調なプレーながら27年ぶり4回目のフィナーレ進出でクラブ初タイトルにリーチ。

アレックス・パストール

「ベイカーの2得点を見れば、どちらもクラッセが産み落としたものであり、それが今日の違いを作った。右利きか左利きか見ていて分からない選手。ファンタスティックだ。脱帽だよ。しかしチームとして我々は素晴らしいパフォーマンスだったし、この結果は受け入れがたい」

ヘンク・フレーザー

「我々はフットボールをしていなかったが、ゴールを決められて幸運だった。我々の友人 ベイカーのおかげだ。1-2後はベンチで拳を握りしめていたが、チームのメンタリティは賞賛に値する。特に守備面。ボールを持っている時よりもそっちの方が良かったからね」

Donderdag 2 maart 2017

20:45 AZ - Cambuur 0-0 s.s. 3-2

Rood: 112’ Rens van Eijden

年明け公式戦10試合3勝で苦しむAZはフラールをベンチに置いてルカッセンとファン・アイデンのCBデュオ。スタイン・ヴァイテンスが中盤に戻り、ベル・ハサーニを外してスーンチェンスが10番に。スピッツはヴェフホルストではなくフライデーを起用。カンブールはティソダリを外して5-3-2.

15分過ぎにアウエーボックスのサポーターが「カンブールを応援してたら立ってみよう」と呼びかけると実にスタンド全体の1/3以上が立ち上がり、声援の大きさもどちらのホームか分からない雰囲気。立ち上がり圧倒的にAZがボールを持ったがカンブールもカウンターからvdストレークがクルルと1対1になりかけたシーンでルカッセンのタックルに阻まれるなどチャンスを作り、次第にAZのミスが多くなって相手陣内に押し込めなくなり五分五分に近い展開に。25分にはフーフトラードのスルーパスでバルトーにシュートチャンスも枠の右に。AZも30分過ぎにようやくフライデーに最初のチャンスも枠の左に。

後半はAZに最初にベストチャンスも、フライデーがゴール前で触るだけのヨハンソンのクロスに反応できず。直後にフーフトラードのシュートをクルルが好セーブで防ぎ、さらにクルルの見事なキックからのカウンターで再びフライデーにベストチャンスもがら空きのゴールを前に枠に飛ばせず。次第にテンポが上がって攻勢を強めるAZに対し、カンブールはリリパリとティソダリを投入して4-3-3に。AZも75分近くになってようやくヴェフホルストを投入。疲労の見えるカンブールが競り合いに勝てなくなって残り時間もAZが圧倒。4分のロスタイム深くにガルシアとニーンハイスの競り合いからスタイン・ヴァイテンスがネットを揺らして決勝点と思われたが、リプレイ・センターにいるVAR ヒフラーの助言でガルシアがファールを取られて延長に。

延長は息を吹き返したカンブールが反撃に出て再び五分五分の展開も、延長後半にAZが再び攻勢。ヤハンバクシュ、ヴェフホルストに決定機もニーンハイスがどちらも見事にセーブ。その後反対側で抜け出そうとしたvdストレークがペナルティエリア際で倒され、ファールをしたファン・アイデンが一発退場になり、そのまま120分終了してPK戦へ。

PK戦 AZは2人目 ヤハンバクシュがニーンハイスに止められ、3人目ヨハンソンがポスト直撃。カンブールは2人目スヒルデルと4人目マネスがバーの上に飛ばし、最後の5人目バルトーのキックをクルルが止めて決着。

AZはクラブ史上6回目のベーカーフィナーレ。カンブールはアヤックスユトレヒトを倒し、AZもあと一歩まで追い詰めたが初のベーカーフィナーレの夢は叶わず。

ジョン・ファン・デン・ブロム

「ティムが我々にとって価値があることを見せられたのは素晴らしいこと。フィナーレに進むという我々の目標は達成された。これは最初から最後までチームとしてのパフォーマンス。ティムのセーブは正真正銘 絶対的なクオリティだ」

「ELでの2つの大敗は我々にとってとてつもなく大きな虐殺と言えるものだった。大事なのは落ち着きを失わないこと。それが唯一のできること。そして今日我々はピッチ上で答えを出したんだ」

ティム・クルル

「最高の気分。WKを思い出すよ。最後のセーブはファンタスティックだったね。バルトーとはアイコンタクトをして、止めるぞと伝えていた。彼は長く待って、僕を見ていたけど、その時に『これは止めた』と思ったよ。僕は深い谷を抜けてきたし、こうしてフィナーレをプレーしにデ・カイプにいけるのは素晴らしいこと。僕らみんなこの数週間何度も痛い目にあってきたからけど、これでフィナーレ進出を果たした。素晴らしいよ」

マルタイン・バルトー

「死ぬほど辛い、この気持ちを整理するには間違いなく数日かかる。トレーニングどおりやろうとしたけど、多分キックの強さが足りなかった。決められなかったのは自分の責任」