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トールンストラのゴールで2017年ホーム初勝利(第19節:ヴィレムII-thuis)

フェイエノールトはイェンス・トールンストラのゴールで2017年初めてのホームゲームに勝利。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはこの夜 決めるべきチャンスを山ほど逃したが、日曜は3ptsを手にライバルたちの成り行きを見守ることができる。

 

前半少なくともフェイエノールトに15回のチャンスがあったことを考えれば、HTまでに試合を決められなかったのは自分たちの責任と考えて良いだろう。チームは完売のデ・カイプで試合開始の笛から精力的にゴールを狙いに行ったが、結局前半45分間でたった1階下ヴィレムIIのGK コスタス・ランプルーを抜けなかった。そのシーンは30分過ぎ。エルジェロ・エリアの左サイドからのクロスがイェンス・トールンストラに届き、見事なヘディングが決まった。

 

この時点までにフェイエノールトには数え切れないほどのチャンスがあったものの、しかしそれをモノにすることができず。ニコライ・ヨルゲンセンはランプルーとの1対1でシュートを枠外に外し、テレンス・コンゴロのクロスに対して飛び込むもつま先が届かなかった。そしてエリアの至近距離からのシュートもランプルーによって弾き出された。

 

この元フェイエノールトのGKはこうして試合の中で成長してゆくチャンスを得たが、一方でヴィレムIIがデ・カイプでほとんど何もできなかったのも明らか。HTまでにこのチームはほとんど前に出ず、フェイエノールトからレンタルされているヤーリ・スフールマンのシュートが枠を外れるだけに留まった。

 

フェイエノールトは後半もほとんど問題に陥ることは無かったが、試合に鍵を掛けるゴールが決まらず。それは一部判定のせいでもあった。60分過ぎにリック・カルスドルプのスルーパスからエルジェロ・エリアがランプルーの上を抜くシュートを決めたが、不当なオフサイド判定で取り消しに。

 

これでフェイエノールトは試合終了の笛までヴィレムIIの固さに苦しむことになったが、フェイエノールト自身も前半のようなハイテンポは数回しかできず、スペクタクルな閃きに掛け、チャンスもほとんど無かった。こうして最後の笛に安堵感しか感じられなかったものの、フェイエノールトがこの勝負の相応しい勝者なのは疑い無い。

 

Feyenoord - Willem II 1-0

Scorverloop:

32’ Jens Toornstra 1-0

 

Scheidsrechter: Ed Janssen

Gele kaarten: geen.

 

Opstellingen:

Feyenoord: Brad Jones; Rick Karsdorp, Eric Botteghin, Jan-Arie van der Heijden, Terence Kongolo; Jens Toornstra, Dirk Kuyt (75’ Renato Tapia), Tonny Vilhena; Steven Berghuis, Nicolai Jørgensen, Eljero Elia (83’ Bilal Basaçikoglu).

Willem II: Kostas Lamprou; Pele van Anholt, Darryl Lachman, Jordens Peters, Derrick Tshimanga; Anouar Kali, Jari Schuurman (82’ Asumah Abubakar), Elmo Lieftink; Jordy Croux (67’ Erik Falkenburg), Francisco Sol Ortiz, Thom Haye (46’ Dico Koppers).

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-willem-ii-netherlands-eredivisie-2016-2017/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「終盤ボールが一度でも悪い転がり方をしていたら結果は変わっていた。こういう僅差でのリードではその可能性は常にある」

 

「前半は良かったし我々は優勢だった。試合を決めるだけのチャンスが十分だったが、結局決まったのは1点だけ。2点目が決まっていれば相手の信じる気持ちは消えていたが、それができなかった。だがヴィレムIIの危険なシーンもヤーリ・スフールマンの1回だけだった」

 

「後半は我々のプレーがかなり低調になり、相手の壁を貫けなくなった。それでヴィレムIIが信じ続けて本当の試合になってしまった。我々もボールを持った時に十分キープできず、良いチャンスを作れなかった。審判の判定も数回我々の側に不利だったが、私はまず自分たちのプレーに目を向けている。我々のピッチプレーは良くなかった」

 

「勝てたことには喜んでいるよ。これは非常に重要な3pts. それに先週同様 無失点に抑えられた。結果の面でシーズン後半のスタートを上手く切れた。もちろんこれで日曜はライバルたちの試合を気楽に見れる」

 

「今日の私はヤーリには重点は置いていなかった。置いて見ていたのは自分のチーム。彼は適切なポジションをとる目とフィーリングを持っているのはみんな分かっただろうし、実際彼は得点を決めなければいけなかった。彼はヴィレムIIで素晴らしいものを見せられる力がある」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-blij-met-belangrijke-punten

http://www.fr-fans.nl/nieuws/28487/van-bronckhorst-ik-heb-vandaag-niet-op-hem-gelet-meer-op-mijn-eigen-team

 

イェンス・トールンストラ

「僕はデ・カイプでしかゴールを決めてない?あれ、そうかい?でも確かに決めたゴールを挙げられないね」

 

「今日のゴールは頷くだけで良かったよ。上手く決まった。僕らは毎週一歩一歩スハールに近づいてるけど、まずは木曜のフィテッセとのベーカー戦。実際ロッカールームでカンピューンスハップはまだ全く大きなテーマにはなってなよ。僕はまだテル・アールに住んでるけど、テル・アールもいつも静かなもの。誰からもコールシンゲルの話題は振られてない」

 

「トップじゃ無かったのは見ての通り。でも3ptsは3ptsだ。これはすぐに忘れるべき試合。もっとゴールを決められたはずだけど、試合を終えて振り返れば満足すべき。僕らは優勢だったけどフィニッシュが低調だった。ボールが1回でも転び方を間違えていたら引き分けになってもおかしくなかった。それはあってはならないこと。今日は良くなかった」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/40717-toornstra-we-hebben-het-matig-uitgespeeld.html

https://www.fr12.nl/nieuws/40720-kampioenschap-nog-geen-groot-thema-in-kleedkamer.html

 

エルジェロ・エリア

「守って自分たちのチャンスを決めるためにここに来るチームは時々ある。僕らはこういう試合を何度もやっているし、僕らは90分かけて勝つだけ。勝つのはいつだって良い気分だけど、自分たちのプレーに満足はできてないよ」

 

「あれは間違いなく紛れもないゴールだった。取り消されたのは残念。主審にオフサイドじゃ無かったよ言いに行ったけど、僕が出るのが早すぎたと彼は行っていた。でもアシストで重要な仕事ができたのは嬉しいよ」

 

「僕が決めるチャンスは他にも何度かあった。調子は良かったけど、明らかにシャープさが足りなかった。GKも良かったね」

「また一歩スハールに近づいた?いや。まだまだ先は長い。僕らは次の試合だけを見ていくべき」

http://www.fr-fans.nl/nieuws/28481/we-moeten-naar-onszelf-kijken-we-hebben-een-klein-gat-geslagen

https://www.fr12.nl/nieuws/40718-elia-stap-dichterbij%3F-nee-titel-is-nog-v%E9r-v%E9r-weg.html

 

 

出だしから良いテンポで攻め、ヴィレムIIも思ったより前にプレッシャーを掛けてこずにゴール前を固めてきたので、これは楽な試合になるかと思いきや、いろいろな要因が重なって結果的に酷い試合に・・・ とりあえずエドヤンセンはもういいかな。まぁまた1年くらい遇わないでしょうけど。

 

ケルクラーデで酷かったDFラインの組み立てのテンポは割と良かった気がしますが、トニーがフリーでボールを受けられるのに、そこから前でフリーの味方を探すのに相変わらず時間がかかって、スペースもあるのでドリブルで前に持っていこうとするシーンが多いのは、やはり中盤のバランスが悪い。ディルクとイェンスが共に相手ペナルティエリア内に飛び込めるシーンが多いのは利点ではあるものの、ちょっと前に出ようとする選手が多すぎてトニーがリンクマンの役割をこなせてません。ベーカー戦ではトニーもいないのでターピアがそのまま6番に入るのが濃厚。15分くらい出て、まぁ明らかにトニーよりはコントローラーらしいプレーでしたが・・・

 

攻撃陣ではエリアが妙に好調だったものの1アシスト止まり。全体的にフワフワして落ち着いた連携が無かったですね。ディルク、ベルフハイス、ニコライあたりが低調。特にニコライは年明けチャンスを逃してるのでそろそろ一つ決めておきたいところ。

 

ローダ、ヴィレムIIとあからさまに攻撃力の無い相手に助けられてる気しかしませんが、木曜はいよいよフィテッセ-uitのベーカー戦。カリムとトニー抜きでダブルへの最初の山。むしろここでターピアが活躍してくれれば状況ががらっと変わりますが、どうなることやら。