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再びデ・カイプで勝ち点を落とす(第11節:ヘーレンフェーン-thuis結果)

フェイエノールトは2試合連続デ・カイプで勝ち点を落としてしまった。先週のデ・クラシケル同様、日曜午後のsc ヘーレンフェーンとのトップゲームは2-2の引き分けで終了。早々にビハインドを背負った後、監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはニコライ・ヨルゲンセンとリック・カルスドルプのゴールで前半の内にリードしたが、後半に同点ゴールを許した。

 

カルスドルプが早々に0-1にされた後にゴールを狙いに行った前半のフェイエノールトのファイトと情熱を象徴する存在だろう。この右バックは守備面の義務を果たしつつ攻撃面でもいつものように疲れ知らずであり、HT直前にビラル・バサチコグルが軽いファールで倒されて得たディルク・カイトのPKをエルヴィン・ムルデルが弾いたシーンでも鋭い反応。至近距離からボールを押し込んでフェイエノールト1での公式戦初ゴールを決め、デ・カイプは大きな喜びが弾けた。

 

カルスドルプの機敏さでファン・ブロンクホルストのチームはリードしてHTを迎えることができたが、これは開始5分でフリーゼンが勇敢に主導権を取っていた序盤では想定しなかったこと。先制シーンではヘーレンフェーンの攻撃トリオ全員が絡み、ピッチ半分を横切ったサム・ラーソンのパスからアルベル・ザネリのクロスをニアでレーザ・ホーチャンネヤドがあわせた。

 

3試合連続でビハインドを背負ったフェイエノールトにとって良いニュースなのは、今回もまたダメージを回復する時間が十分にあったこと。3分もせずにチームは即座に2回のチャンスも作った。駆け上がったカルスドルプがヨルゲンセンに正確なクロスも、そのヘディングを至近距離でムルデルが反応。リバウンドを狙ったカイトのシュートは大きくバーを超えた。

 

ヨルゲンセンはCKからのヘディングが枠を外れた後、26分過ぎに今シーズン8ゴール目。その大部分は完全にフリーにさせるスルーパスを出したイェンス・トールンストラのおかげだったが、やや難しい角度からしっかりシュートを決めた。

 

リードを得てもヘット・レヒューンは後半も落ち着いて座っていることはできず。ヘーレンフェーンは強力な相手であることを見せており、前半ポゼッションで優ったのも伊達では無かった。バサチコグルは後半開始直後に緊張の大部分を除くチャンスを得たが、ムルデルとの1対1を決められず。それから間もなくピッチの反対側でザネリがジョーンスを驚かせるロングシュートで2-2に。

 

こうして残り30分で再びリードを目指さなければならなくなったフェイエノールトはファイティング・スピリットを全開に。ヨルゲンセンは2回ロッテルダマースの3点目に近づいたが(1度は自らのアクションから、1度はカルスドルプの見事なパスから)、フィニッシュに運が無かった。

 

バサチコグルに代わってエルジェロ・エリアをフレッシュなパワーとして投入したフェイエノールトは終盤炎の中からなんとか勝利を拾おうとしたが、大チャンスは生まれず。これは前半の消耗の大きさのためでもあっただろう。反対側ではヘーレンフェーンの途中出場 ヘンク・フェールマンも危険な存在だったが、試合の最後に守備面でもチームにとっての価値を改めて示したカルスドルプによって見事にボールを奪われた。

 

Feyenoord - sc Heerenveen 2-2

Scorverloop:

5’ Reza Ghoochannejhad 0-1

26’ Nicolai Jørgensen 1-1

42’ Rick Karsdorp 2-1

61’ Arber Zeneli 2-2

 

Scheidsrechter: Pol van Boekel

Gele kaarten: Eric Botteghin, Rick Karsdorp (Feyenoord), Reza Ghoochannejhad (Heerenveen)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Brad Jones; Rick Karsdorp, Eric Botteghin, Jan-Arie van der Heijden, Terence Kongolo; Karim El Ahmadi, Dirk Kuyt, Tonny Vilhena; Bilal Basaçikoglu (69’ Eljero Elia), Nicolai Jørgensen, Jens Toornstra.

sc Heerenveen: Erwin Mulder; Stefano Marzo, Jerry St. Juste, Joost van Aken (67’ Caner Cavlan), Lucas Bijker;Morten Thorsby, Stijn Schaars, Yuki Kobayashi; Arber Zeneli (76’ Henk Veerman), Reza Ghoochannejhad, Sam Larsson (84’ Luciano Slagveer).

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-sc-heerenveen-netherlands-eredivisie-2016-2017/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「どう転んでもおかしくなかった試合。お互いにいろいろなことが起きた。正真正銘オープンな試合だった。引き分けは正当な結果だろう。負けたような気分ということはない」

 

「早々に失点したし、最初の15分間の我々は苦しんでいたと思う。ボールを持った時にかなり雑だったし、ヘーレンフェーンのプレッシャーを避けられず、しかも中盤で相手をかなりフリーにさせていた。失点シーンではラーソンのような選手には与えてはいけないスペースを与えている。単純にあり得ないこと」

 

「失点後は試合に入れるようになっていき、リードもした。各ラインを接近させることが上手くできていた。上手くポジションを取って相手を突破させず、3点目のチャンスを待っていたんだ。HT明け直後にはビラルに3-1の良いチャンスがあったが、決められなかった。彼は故意にチャンスを逃しているわけではないし、今日の彼のプレーには私は満足もしている。そのスピードで彼は常にDFに脅威を与えている。PKシーンもそうだ」

 

「2-2の失点は何も無いところからファンタスティックなロングシュートで決められたが、実際素晴らしいゴール。同点にされて我々は再びファイトしなければならなくなったが、エネルギーとパワーを全く出し惜しみしなかったチームに対して責められる点は一つも無い。

最後の15分間は一つのチームしか攻めていなかった。我々はもっと良い結果を得ることはできただろうが、それには試合を決める決定的チャンスを決めなければいけない」

 

「交代を1人しかしなかった理由?交代策は何を変えられるかを考えているし、我々は優勢で十分チャンスを作っていたから必要無いと考えた。ヘーレンフェーン相手に3DFでプレーする気も無かった」

 

「試合数が多いことによる疲労があったとは思わない。我々はなるべく多くの試合をしたいし、今日もプレーしたかったし、勝てた試合だった。試合数のせいではない」

 

「ライバルとの勝ち点差は全く目を向けていない。見ているのは次の試合のこと。順位表や対戦相手のことにも目を向けてはいない。ここから木曜のZorya LuhanskとのEKに向けて準備を始めなければいけない」

 

「PK’erの順序を変えることは現時点で1秒も考えていないよ」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-er-had-meer-in-gezeten

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-er-had-meer-in-gezeten

http://www.fr-fans.nl/nieuws/27259/je-hebt-een-wedstrijd-gepeeld-die-je-ook-had-kunnen-winnen

http://www.fr-fans.nl/nieuws/27261/van-bronckhorst-we-waren-de-bovenliggende-partij-en-kregen-nog-voldoende-kansen

 

ディルク・カイト

「僕らは試合の入りが良くなかった。0-1のシーンはチーム内のいろいろなことが上手くいっていなかった。でもその後立ち直って自分たちのプレーはできた。デ・カイプで勝てなければ失望しか無いよ。ヘーレンフェーンはこの数週間良いプレーを見せていたけど、実際何の問題も無いところから2-2になった」

「決めるべきチャンスをいくつも決められなかったのは自分たちのミス」

「PK?僕のポジションからはPKに見えたけど、一瞬のことだからね。審判が決めること。PKを外すのはいつかはあり得ることだけど、リックが決めてくれて良かったよ」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/39586-kuyt-onvoldoende-gedaan-met-de-kansen.html

 

ニコライ・ヨルゲンセン

「ハイテンポな試合だった。僕らは勝たなければいけなかった。スタートが良くなかったけど、失点は良い目覚ましになった。NECせにゃアヤックス戦でやったように試合に戻るために全力を出した。」

 

「リードした後に僕はボールをもっとキープすべきだったかもしれない。個人的にもチームとしてても、僕らはもう1点は決めなければ行けなかった。残念だけどこれがフットボール。2-2にした後のチャンスの数からすれば僕らは勝利に相応しかったけど、今日は運が無かった。」

 

「この結果に拘ってはいられない。木曜は重要な試合。僕らはハードワークし続けなければいけないし、自分たちがまだリーグの首位にいるのを忘れてはいけない」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/j%C3%B8rgensen-we-hadden-moeten-winnen

 

イェンス・トールンストラ

「この結果は残念。でも自分たちの力は分かっているし、僕らはまだ負けてはいない」

 

「前半はスタートが良くなく、彼らのプレーに対してグリップを得られなかった。後半は上手くいっていたし、3-1を狙っていたんだ。チャンスもあったのに、ああいうゴールで同点にされてしまったのは残念」

 

「自分たちに不必要なプレッシャーを掛けることはない。次のゴー・アヘッド戦ではいずれにせよ勝ち点は落とせないし、そのために全力を尽くす」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/39593-toornstra-zonde-dat-je-door-zon-doelpunt-toch-gelijk-speelt.html

 

 

デ・クラシケルがガッカリな引き分けに終わって、ここからウィンターストップまで全勝で、と期待していた出だしでいきなり躓き。デ・カイプで2試合続けて引き分けはさすがに失望の一言…

 

試合はとにかくスタートが悪く、相手にプレッシャーをかけられずに逆にプレッシャーを受けてあっさり後手に回って失点。チーム全体でだいぶ相手を警戒していた印象を受けましたが、さすがに下がりすぎで、特に前半は完全に中盤で負けてました。カリムとトニーの支配力がこれほど弱い試合は国内では今シーズン初めてでしょう。失点で落ち込んだのかボテギンが低調だったのも大きかったです。

 

失点後の押し返しは例のごとくリックの上がりと、ビラルを裏に走らせるパターンが中心。今日は終始ビラルが左サイドにいたのでリックとイェンスの連携は良く、そこから同点に。勝ち越しのPKシーンは取られなくても仕方ないと思うようなファールですが、後半の最後にリックはフェールマンを止めたのとあわせて、今日のファン・ブーケルの笛は結構運が良かった印象。

 

で、試合は結局チャンスを上手く決めた前半から、後半落ち着いてコントロールしつつ試合を決める、という流れにしきれず。そもそも終始まともな組み立てができなかったので、予想以上に苦しい試合になってしまったのは確か。実際だいたいフットボールのレベルはこれくらいな気はしますし、実際チャンスは作れてるので致命的問題では無いと思いつつも、もう少し何とかならないとカンピューンスハップまでまだまだ厳しい道のりを感じさせます。

 

後半は結局はビラルが決められなかったのと、ここ最近上手くいっていた交代策が失敗したのが致命的。エリアはトップフォームなら心強いですが、現状まだチャンスを潰すシーンの方が多く、ワンチャンスに賭けるにしてもちょっと無駄が多いか。実際得意の中に切れ込んでのシュートのアクションをまだ見ません。効率性とフットボール面の安定でチームを落ち着かせるためにも素直にベルフハイス投入で良かったはず…

 

いきなりのガッカリ再スタートですが、ここからしっかり流れを取り戻して欲しいところ。特にベルフハイスがフィットすると嬉しいですが…