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Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

ELはグループステージで終了(EL:Fenerbahçe-thuis結果)

今シーズンのフェイエノールトのELはグループステージが終着駅に。チームは木曜にホームでFenerbahçe相手に2点差勝利が必要だったが、0-1の敗戦で失敗。今シーズンの美しい欧州の夜の思い出に残ったのは、Manchester United戦の1-0勝利となった。

 

Fenerbahçeの足を引っかけるためにフェイエノールトが立てていたプランは前半半ばに完全に崩壊。Şener Özbayraklıのクロスをリック・カルスドルプがヘディングで味方GKに戻そうとしたが、そのボールをスピッツ Sowがゴール目の前で直接オムハールでゴールに叩き込んだ。

 

0-1にされるまでフェイエノールトにはほとんど問題は無かったため、カルスドルプは失点の責任を感じるべきだろう。チームは後方に引いたFenerbahçeを怖れる必要はそれほど無く、イェンス・トールンストラのヘディングとFKで最初の小さなチャンスを作り、前線ではエルジェロ・エリアがそのアクションから危険なシーンを作っていた。

 

失点したことで欧州から敗退を避けるために早々に堅固な組織を捨て、3得点を狙うしかなくなったフェイエノールト。その1点目はHT直前に生まれるかに思われたが、フリーになったトニー・フィレーナのペナルティエリア際からのシュートはポストに弾かれた。

 

イェンス・トールンストラに代えてビラル・バサチコグルを投入したフェイエノールトは後半より攻撃にアクセントを置こうとした。Manchester Unitedが後半早々にZorya Luhanskにリードをしたことも分かっており、これで自分たちがFenerbahçeに辛勝でも冬越えには不十分なことは明確に。

 

トルコのトップクラブは後半は主に守備面を堅固にすることに集中力を使い、その結果スピッツのロビン・ファン・ペルシにほとんどボールが届くことは無かった。後半最も危険だったのはフェイエノールトであり、バサチコグルのヘディングやカリム・エル・アマーディのミドルシュートなどからゴールを狙うも、どれでもGK Volkan Demirelを本当にトラブルに落とし入れるには至らず。

 

フェイエノールトがミヒル・クラーメルをエクストラ・スピッツとして投入して全力で攻撃に出ようとした残り15分間もこの試合展開はほとんど変わらず。信じる気持ちは次第に消えていき、トルコ人GKがまだ数回テストを受けたが、同点ゴールが生まれることは無かった。こうして0-1の敗戦で今シーズンの欧州戦は望んでいたよりも早く終了。フェイエノールトはシーズンの残りをエールディヴィジとベーカー戦に集中することができる。

 

Feyenoord - Fenerbahçe 0-1

Scoreverloop:

22’ Moussa Sow 0-1

 

Scheidsrechter: David Fernandez Borbalan

Gele kaarten: 55’ Kuyt (Feyenoord), 37’ Souza, 78’ Škrtel, 80’ Demirel, 82’ Şen (Fenerbahçe)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Brad Jones; Rick Karsdorp, Eric Botteghin, Jan-Arie van der Heijden, Miquel Nelom; Karim El Ahmadi, Dirk Kuyt, Tonny Vilhena (76’ Michiel Kramer); Jens Toornstra (46’ Bilal Basaçikoglu), Nicolai Jørgensen, Eljero Elia.

Fenerbahçe: Volkan Demirel; Sener Özbayrakli, Simon Kjær, Martin Škrtel, Hasan Ali Kaldirim; Mehmet Topal (86’ Roman Neustädter), Josef de Souza Dias, Jeremain Lens (70’ Volkan Şen); Moussa Sow, Alper Potuk, Robin van Persie (75’ Emmanuel Emenike)

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「欧州でFenerbahçeのような強いチームと対戦し、しかも2点差で勝たなければならない時には、トップの状態でなければ結果は得られないのは当然。しかし個人個人もラインとしてもチームとしても今日の我々は不十分だった。本来の我々では無かった」

 

「我々は試合の入り方が良くなかった。ナーヴァスで個人のミスが多く、それで試合に入れなかった。実際イスタンブールでの試合と同じ。選択ミスでFenerbahçeを助け、自分たちで道を失ってしまった。そこから試合の中で成長し、新しいエネルギーを得るにはゴールが必要だったが、それも生まれなかった。ガッカリな夜だ」

 

「今夜は姿勢もモチベーションも無かった。失望感でいっぱい。勝ち進みたかったからね。この経験を教訓にして、シーズンの残りにリーグ戦とベーカー戦でできるだけ良いパフォーマンスを出せるかどうかは我々次第だ」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-als-team-niet-goed-genoeg-vandaag

https://www.fr12.nl/nieuws/40153-van-bronckhorst-de-teleurstelling-overheerst.html

 

ディルク・カイト

「今夜の僕らが十分良くなかったことは率直に認めなければいけない。トップでなければいけなかったけれど、僕らはそうでは無かった。。試合の入りが低調で、出だしから全力でいって観客の後押しを得たかったのにそうできなかった。何とか立て直そうとしたけど、ゴールを決められて残念ながら種を飲み込まざるを得なかった」

 

「今日は僕ら本来のレベルに達していなかったし、自分たちの責任。僕らはフェイエノールト。もっとやれる力があるのに、残念ながらそれを出せなかった」

 

「これがフットボール。こういう試合はよくディテールで決まるもの。失点を許せば精神的に痛い。それにフィレーナのシュートやイェンスのヘディングが決まらなかったのも運が無かった。でもそれを弁解にはできない」

 

http://www.fr-fans.nl/nieuws/27876/je-moest-top-zijn-vanavond-en-dat-waren-we-gewoon-niet

 

ニコライ・ヨルゲンセン

「ゴールを決められてからはかなり苦しくなった。Fenerbahceは良いチームだし、僕らもベストゲームでは無かった。早々の失点は痛かったけれど、僕らも得点を決められなかった。どこが悪かったのかこの試合はしっかり見返して次はもっと良くしないといけない」

 

「強力なCB二人を相手にするのはタフだった。僕が受けたボールはほとんどロングボールだったし、彼らに上手く対応された」

 

「この結果から切り替えるのは難しくは無い。仕方ないからね。今日はみんなガッカリしているけど、明日はまた前に進んでいけるはず。日曜はリーグでの1位をしっかり守るために勝たないと」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/40156-jorgensen-vandaag-teleurgesteld-morgen-weer-verder.html

 

 

無理ゲーだったのは事実ですが、ホームだったので、こういう時にダメ元でリスクを冒して玉砕覚悟でやってみるという姿勢が無いのがガッカリな夜。選手たちも内心無理ゲーと思っていたのか、単純に相手が怖かっただけか、ほとんど前に出れずに最初から最後まで2点差勝ちを目指す内容ではありませんでした。まぁだいたいみんな酷かったですね。

 

今日は正真正銘メンタル的な話だけでしょうから、日曜に向けては切り替えられれば大丈夫…と思いたいところ。むしろエネルギー全開でやって消耗を避けられたとも思えなくは無いですが、一方でAZはガチメンのZenit相手にリスクを冒した勇敢なフットボールで文句無しの勝利での冬越えと見事に明暗分かれてます。昨シーズンもAZ-uitでは4-2-4でフルプレッシャーを受けてほとんど何もできずに完敗していますので、二の舞にならないようにテクニカル・スタッフの手腕が問われるところ。