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大勝でリーグ戦スタート (第1節:フローニゲン-uit結果)

フェイエノールトはFC フローニゲン相手の大勝でシーズンをスタートさせた。ノールトリース・スタディオンでロッテルダマースは試合全体をとおして支配、圧倒して0-5勝利。フェイエノールト・サイドの最も活躍した選手が一人で3得点を決めたエルジェロ・エリア。トニー・フィレーナとニコライ・ヨルゲンセンがその他のゴールを決め、スティーヴン・ベルフハイスがフェイエノールト・シャツでのデビューを果たした。

 

ノールトリース・スタディオンで‘Oeh ah Elia!’が56分から耐えること無く響き続けた。1.100人の共に旅してきたフェイエノールト・サポーターはロッテルダマース・サイドの大活躍者の名前を数分間歌い続け、その彼は自身3点目とフェイエノールトのこの午後4点目を決める。0-4としたことでフェイエノールトの勝利は確定したが、前半が終わった時点でフローニゲンにホームチームのサプライズをまだ信じている観客は一人もいなかっただろう。

 

すなわちフェイエノールトは出だしから極北で支配、圧倒し、45分を終えてすでに0-3に。ペル・ハンソンではなくブレッド・ジョーンスにゴールを守らせた監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストは自分のチームが何度もサイドラインから突破してGK パトにテストを課す様を見守っていた。9分で0-1になったことにも誰も驚かなかっただろう。フェイエノールトの2016-2017シーズン リーグ戦初ゴールを決める栄誉を受けたのはトニー・フィレーナ。エリアのシュートをGK セルヒオ・パトが足で弾いたこぼれ球をこのMFはシンプルに触るだけで良かった。

 

そこからはエリア・ショーの時間となり、彼は20分間で3回ネットを揺らしてみせる。1点目は36分に右サイドのイェンス・トールンストラからのパスを美しい弾丸ボレーでゴールに突き刺した。HT直前にはニコライ・ヨルゲンセンとの見事な連携から綺麗にゴール逆隅に巻いたボールを流し込んでスコアを0-3に。HT明けにフローニゲンがゴールに近づいた後、フィレーナのシュートのリバウンドが足下に届くと慎重さを見せて自身3点目を決めた。このFWは63分に交代となる直前にもがら空きのゴールへのシュートを外したが、それは許して良いだろう。

 

勝利を確定させた後にフェイエノールトは緩んだものの、それがジョーンスに目立つチャンスを与えた。前半セーブ機会がたった1回しかなかったこのGKは数回の見事なセーブで無失点に押さえてみせる。ピッチの反対側ではフェイエノールトがさらに点差を広げる数回のチャンスを得て、83分にようやくそれに成功。そこまで何度かシュートを放ちながらフィニッシュに運が無かったニコライ・ヨルゲンセンがバーの下を叩いて決まるシュート。これにより彼のフェイエノールトでの公式戦初ゴールとなった。

 

この時にはスティーヴン・ベルフハイスもピッチの中に。6日前にWatfordからレンタルで加入したバイテンスペーラーは74分にディルク・カイトと交代でピッチに入り、即座にプラスαの価値があることを示した。チームと共にこれ以上望みようが無いシーズンスタートを切ったファン・ブロンクホルストが満足していることは疑い無い。

 

FC Groningen - Feyenoord 0-5

Scoreverloop:

19’ Vilhena (rebound) 0-1

36’ Elia (Toornstra) 0-2

45’ Elia (Jørgensen) 0-3

56’ Elia (rebound) 0-4

83’ Jørgensen (Basacikoglu) 0-5

 

Scheidsrechter: Van Boekel

Gele kaarten: 16’ Elia, 34’ El Ahmadi, 48’ Hiariej

 

Opstellingen:

FC Groningen: Padt ; Hateboer, Reijnen, Maduro, Van Nieff, Hiariej, Drost (54’ Hoesen), Jenssen, Antonia (58’ Idrissi), Van Weert, Rusnak (77’ Linssen).

Rest bank: Van der Lei, Bacuna, Sørloth, Mahi, Tamata, Riksman.

 

Feyenoord: Jones, Karsdorp, Botteghin, Kongolo, Woudenberg; El Ahmadi, Kuyt (74’ Berghuis), Vilhena; Toornstra, Jørgensen, Elia (63’ Basacikoglu).

Rest bank: Bijlow, Hansson, Vejinovic, Van der Heijden, Tapia, Nieuwkoop, Gustafson, Kramer, Dammers.

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/fc-groningen-feyenoord-netherlands-eredivisie-2016-2017/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「こんなリーグ戦スタートができたら満足しているのは至極当然だろう。フローニゲン-uitはフェイエノールトにとって伝統的に難しい試合。近年も我々はこのスタディオンではかなり苦しんできた。今日は3ptsを持ち帰りたかったが、それに成功しただけで無く、これだけ説得力のある内容で、無失点で、5得点は非常に良いシーズンスタート。とても嬉しいよ」

 

「我々にとって素晴らしいだけでなく、とても重要な勝利でもある。先週のJCスハールでPSVに敗れた失望の後だったからね。我々はあの試合をしっかり分析したが、それに対する唯一のリアクションが今日のようなプレーだった。それに対してはチームに大きな賞賛を送りたい」

 

「我々は攻撃、守備の両面で良かった。最も満足しているのはピッチカバー。それが上手ければ自分たちを楽にできるし、容易にお互いを見つけられる。フローニゲンはほとんどプレッシャーをかけることができず、自分たちで試合を投げてしまった。実際前半で試合は決まったが、前半の我々はもっと点差を広げるチャンスがあった。試合を支配し、得たチャンスを決めた。後半は少しチャンスを与えすぎたがね」

 

「ルーカスは今日はしっかり穴を埋めてくれた。ネロムの欠場で彼はやるべきことをしっかりやった。ベルフハイスとバサチコグルも途中出場で良いプレーだったし、これはポジティブなこと。エリアは非常に良かった。今日のエリアは最高のチャンスは決められなかったが、あのやり方で彼はチームにとってとても重要な存在。しかし何よりもこれは正真正銘のチームパフォーマンス。今日はチーム全体が良いパフォーマンスだったと思う。そうなれば今日のように試合も決めることができるんだ」

 

「エリアの手の問題についてベンチの我々には分からなかった。彼の指は完全に外れていたが、彼は下がりたがらなかったんだ。一旦ピッチの外に出したのは用心のため」

 

「これはただの1試合目。まだ33試合続く。我々は地に足を付けてやり続けなければいけないし、素晴らしいことを成し遂げるにはハードワークを続けなければいけない」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-heel-blij-met-deze-start

https://www.fr12.nl/nieuws/38168-woudenberg-heeft-het-prima-ingevuld-vandaag.html

http://www.fr12.nl/nieuws/38164-gio-%22hard-blijven-werken-om-iets-moois-te-behalen%22.html

http://www.fr-fans.nl/nieuws/25673/van-bronckhorst-hij-wilde-er-niet-uit

 

カリム・エル・アマーディ

PSV戦の後半で僕らは上手くプレッシャーを掛けていたけど、今日はそれをまた何度も見せられた。後半も僕らはガスを抜かずにさらに前に出た。僕らが下がったらすぐにチャンスを与えてしまうからね」

「僕らは全員残ったし、ベルフハイスと新スピッツが加わり、ベンチにも良い選手たちがいる。全員がスタメンでやれる選手。最後までティートル争いに絡めることを願っているよ」

http://www.fr12.nl/nieuws/38161-el-ahmadi-%22we-namen-geen-gas-terug%22.html

 

ディルク・カイト

「良い気分だ。フローニゲンでの初戦はいつだって難しいもの。近年ここで多くの勝ち点を落としている。そこで良いフットボールをして勝ったんだから、とても嬉しいよ」

「僕らは試合のスタートから良かった。美しいゴールを決め、エリアはハットトリック。素晴らしい。これが続くことを願っている。まだ最初の試合が終わっただけだし、まだまだ道は長い」

「エリアのゴールパフォーマンスは1点目の時に主審が僕に、あれは止めるべきと言ったんだ。だから彼にすね当ては出さないように伝えた。主審と選手の間の素晴らしい解決の仕方」

http://www.fr12.nl/nieuws/38165-kuyt-scheidsrechter-kwam-na-zijn-eerste-goal-al-naar-mij-toe.html

 

エルジェロ・エリア

ハットトリックはユース時代以来だよ。ブンデスリーガで時々2得点したけど、1試合3得点は無かった。どれも上手く決まったね。最も美しかったのはニコライとの連携からの2点目。綺麗なカーブで隅に決まった。4点目も決められたけど、最後のチャンスはリラックスしすぎた。ボールを待ってしまった。あれが決まってれば完璧なフェストだったんだけど。特にリックがくれたボールだったから是非決めたかった。彼と僕は特別な絆で結ばれているんだ。だから本当に残念」

 

「すね当てを出したのはデン・ハーグの友人たちが僕にもっとゴールを期待していて、僕はゴールを決める毎に彼らにあれを見せると約束していたんだ。彼らが僕の頭の中にいるのを示したかった。口に挟んだ理由?ああ、それは僕にも分からない。多分すね当てをはっきり見せたかったんだろう。カイトが注意してくれた良かった。彼は僕らをしっかり守ってくれているということ」

 

「指はヒアリエイとの競り合いで外れた。『これは痛むぞ』と思ったけど、そうでも無かったんだ。指が外れてピッチから出される時、フィジオとドクターに僕はまた出たいから早く指を戻してくれと言ったんだ。ピッチに走って戻った時も具合は良かったよ。でも試合後に腫れ始めてずきずき痛みが出てきている。痛み止めを打って貰ったよ。ここではトゥエンテ時代にもいろいろ経験したけど、とにかくコミカルな午後だったね」

 

「僕らは地に足を付けてやり続けないといけない。まだ始まったばかり。ハングリーさを保たないと。まだ何も出来上がっていない」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/uitblinkende-elia-%E2%80%98dit-heb-ik-nog-nooit-meegemaakt%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/38166-elia-ik-zei-dat-ze-hem-snel-terug-moesten-zetten.html

http://nos.nl/artikel/2123765-komische-middag-voor-eljero-elia-in-euroborg.html

http://www.fr12.nl/nieuws/38173-elia-dan-was-het-feest-helemaal-compleet.html

 

スティーヴン・ベルフハイス

「デビューできて嬉しいよ。入った時にはすでに試合は決まっていたけど、試合に出れたのは自分のフィーリングにとって良いこと。今日はベンチから見ていても僕らはチームとしてかなり楽にやれていた。フローニゲンはガッカリしているだろうけど、それは僕ら自身のせいでもあると思う。僕らは良いプレーをしてすぐに何点もゴールを決め、その後も彼らに反撃に出させなかった」

「僕の目標はなるべく早くスタメンに入ること。途中出場で価値を持つこともできるけど、僕はそのためにフェイエノールトに来たわけじゃ無い。今日はイェンスも良かったし、フェイエノールトはトップクラブだからポジション争いは付きもの。ベストの選手たちがプレーしなければいけない」

「ベンチに座っていた時からコールシンゲルについて聞かれるだろうと思ってたよ。僕らは君らのことを多少前から分かってるからね。もちろん素晴らしいシーズンにできるはずだけど、冷静さを保つべき。来週はまた次の試合だ」

http://www.fr12.nl/nieuws/38167-berghuis-ik-wil-zo-snel-mogelijk-in-de-basis-komen.html

 

イェンス・トールンストラ

「僕らにとって最高の試合だった。これで期待が高くなる?フェイエノールトでは常に期待を持たれる。僕らは1試合1試合やるしかないし、この良い結果を良い連勝に繋げるようにするしかない。まずは来週日曜のトゥエンテ-thuisだ」

 

エリック・ボテギン

「これ以上は望めないフローニゲンへの素晴らしい帰還になった。出だしから僕らが勝つというフィーリングがあったよ。上手くプレッシャーをかけ、多くのチャンスを作れた。PSV戦後半の上り調子を続けることができたんだ。これは来週に向けてかなり自信になる」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/reacties-feyenoorders-na-winst-in-groningen

 

 

ユーロボルフでなんと0-5大勝です。いや~、びっくり。内容はなかなか良かったですが、フットボール面の問題が劇的に向上した訳でも無く、ジョーンスが数回良いセーブを見せて無失点に守ったことからしても出来過ぎなスコアですが、それでも圧勝には間違いなく、コールシンゲルに向けて期待が膨らむのもまぁしょうがないところ。

 

今日は出だしから珍しく早め早めのプレッシャーを掛けて主導権を取っていたので、まずこれが続いてくれることを願います。中盤は特にカリムがスペースへ良いパスを供給できるようになってきたので正直そんな選手じゃ無かったはずなのに突然どうしたのかと嬉しい驚き。ただそのパスを受けたエリアがハーテブールとの1対1でなかなか苦戦。結果的には良いタイミングでゴール前に顔を出して決定的な仕事をしたものの、足下でボールを受けての1対1で相手をかわせるようになってくれると助かるんですが。まぁルーカスが期待通りかなり良かったので、トニーと併せてこの左サイドの連携が生きてくればかなり強力になるはず。

 

右サイドはイェンスが久しぶりになかなか良かったですが、リックももう少し仕掛けて欲しい印象。ルーカスと比べるとだいぶおとなしめ。ニコライはスペシャルなプレーは無いものの、それなりにしっかりやってくれてます。もう少しポストプレーに力強さが欲しいか。まだチームメイトとの距離感を掴みかねているような気がしますが、ディルクの出来もちょっとどうなんだという気がするので、どこかでジオが思い切った決断を…しないでしょうねぇ。

 

ボテギンは下がり癖が今日は出ずになかなか良かったです。ジョーンスはさすがの安定感を見せてくれて、これで第1GKは間違いなし。今シーズンかなり長くゴールを守ることになるかもしれませんねぇ。