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欧州戦予選第3ラウンド第2試合結果 オランダ・クラブの欧州無敗が12試合に伸びるもヘラクレスが敗退

derde voorronde van de Champions League

woensdag 3 augustus 2016

20:30 PAOK Saloniki - Ajax 1-2

4’ Klaus Athanasiadis 0-1 / 45+1’ Davy Klaassen (str.)1-1 / 88’ Davy Klaassen 1-2

ホームでバイテンスペーラーに1回も1対1のシーンを作れなかったアヤックスはボスがサプライズで5-3-2を選択。新加入ヴェスターマンをCBに加え、前線はエル・ガージを外してドルベルフとカシエラの2スピッツに。中盤はvdベークに代えてグデルィを起用。

PAOKは想定外で出だし混乱するだろう」というボスの予想とは逆に、アヤックスのミスを突いて出だしから積極的に攻勢を掛けたPAOKが早々にCKからヴェスターマンの酷い守備で先制。その後もボールを持ちならもほとんど前にボールを運べずにボールロストを繰り返すアヤックス相手にPAOKが優勢の展開。20分過ぎに完璧なカウンターもゴール前の1対1でシレセンのセーブ。25分にもPAOKが縦パスで完全にヴェスターマンを振り切って抜け出す大チャンスも枠に飛ばせず。30分過ぎにはシレセンのプレゼントパスでまたもPAOKに決定機も枠外へ。ノーチャンスで前半を終えるかと思われたアヤックスはHT直前にFKでフィールへーフェルが倒されて得た幸運なPKでまさかの同点でHT.

後半もボスは機能していない5-3-2を維持、残り30分にほとんどボールに触れていなかったドルベルフに代えてエル・ガージ投入。後半もアヤックスがボールを持つ展開は変わらないものの、PAOKが決定機を作れずに時間が経過。給水タイム明けにロングボールからPAOKのFWがアヤックスの3CBの間で競り勝ってヘディングで狙うもバー直撃。残り10分を切ってビセスワールがようやく投入された数分後、ダイクスのクロスにエル・ガーシが競り勝って落としたボールをクラーセンが蹴り込んで1-2.

結局悲劇的な試合をしたラッキー・アヤックスが幸運ぶりを見せつけてPOへ勝ち上がり。

ペーター・ボス

「酷かった。それは間違いない。組み立てをするスペースがたくさんあったのに、ほとんどそれを使えなかった。前半に彼らが2点目を決めなかったのは幸運と言うべき。彼らのフットボールが優れていたのでは無く、我々の雑さの問題。プレーテンポも低すぎてフリーマンを見つけられなかった。あのテンポなら私でもまだできたよ」

「特に国際舞台では複数のシステムでプレーできなけれないけない。各チームともそれへの対応に苦労するもの。我々も相手が突然2スピッツにしてくれば苦しむ。今回のPAOKも4-3-3相手に慣れていたし、2スピッツのチーム相手に苦労しているのは分かっていた。ただ我々のパフォーマンスが単純に良くなかった」

derde voorronde van de Europa League

donderdag 4 augustus 2016

19:00 PAS Giannina - AZ 1-2

9’ Conde 1-0 / 29’ Dabney dos Santos 1-1 / 36’ Derrick Luckassen 1-2

AZは鼻骨骨折のファン・アイデンがマスク着用でデビューし、ルカッセンが右バックへ。

10分にカウンターを喰らうとフリーで上げられたクロスにファーで二人フリーにし、ファン・アイデンのジャンプも届かず、ロシェットもニアに飛んだ止められるボールに反応しきれずに失点。なかなか可能性のある攻撃が無かったAZだが、ルカッセンの縦パスを受けたヤハンバクシュのクロスにドス・サントスが飛び込んでファーストチャンスでアウエーゴールを奪って大きくリード。さらにファン・アイデンのロングボールをヴェフホルストが胸で落とし、飛び出したルカッセンがそのまま逆サイドネットに見事なゴールを決めて勝負あり。

ジョン・ファン・デン・ブロム

「我々の試合の入り方には満足していない。おかげで早々に失点してしまった。そこからリセットして2つのファンタスティックなゴールを決められたのが大きかった」

「嬉しいが、これで有頂天でバスに乗ることは無い。来年も欧州でプレーするためにはエールディヴィジでもしっかりやらなければいけないし、もっと良くしないといけない」

19:00 FC Arouca - Heracles Almelo 0-0

ヘラクレスはホームゲームで負傷交代したテ・ヴィーリクがフィットしてスタメン変わらず。

出だしから相手のプレッシャーに苦しんだヘラクレスはホームゲームほど競り勝てず、雑なプレーも多くて本来のフットボールにはならず。しかしAroucaも数回あったハーフチャンスを決められずに0-0のままHT.

低調なヘラクレスはHTに膝を痛めたゾメルを下げてホーフマを投入。ようやく多少ペースが上がってクヴァスに初のチャンスもシュートはGKが好セーブ。さらにクヴァスに代えてファン・ミーヘム投入で数回良い形は作るものの、頼みの中盤が低調な出来で大きな決定機が生まれず。巧妙にファールを稼ぐポルトガル人と笛を吹きまくる主審に苦しみ、残り10分でブルーンスを下げてプロッペルを投入、ホーフマをエクストラスピッツとして前線に上げる策も実らずそのまま終戦

ヘラクレスの初の欧州戦はホームでのロスタイムの1失点が響いて2試合2分けで終了。PO勝利チームはこれで6年連続でEL予選敗退。

ジョン・ステーヘマン

「先週の良い内容が全く反映されなかった。無感動で面白くない試合。実際どうしようも無いフットボールだった。誰もボールを欲しがらず、誰も競り合いをしたがらなかった。全員が隠れていた。標準を大きく下回るパフォーマンスをしてしまった。経験不足か国外でのためか。だがピッチ上に22人いるのもいつもと同じだろ?」