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フローニゲンで貴重な1pt(第16節フローニゲン-uit結果)

フェイエノールトはFC フローニゲンとのアウエーゲームで1ptを守り切った。ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはヤン・アーリー・ファン・デル・ハイデンがレッドカードを受けたことで、ユーロボルフ・スタディオンで後半ほぼ全てを10人でプレー。後半開始直後にディルク・カイトがフェイエノールト唯一の得点を決めている。

 

フェイエノールトの前半は悲惨の一言に尽きる。3つのポジションを入れ替えたチームはボールを持っても何度もローテンポで不要なボールロストを繰り返した。

 

FC フローニゲンはそれをカウンターで突く。ホームチームは素早いカウンターに多くのエネルギーを注ぎ、ビジターチームを繰り返しトラブルに陥れる。フェイエノールトは例えば前半半ばに右サイドのシモン・ティブリングのクロスにヘドヴィヘス・マドゥロがヘディングであわせたシーンで一瞬も解答を見つけられなかった。このMFのシュートはポストを叩いたが、完全にフリーだったマイケル・デ・レーウがリバウンドを押し込んで先制。

 

フェイエノールトは前半残り時間でさらに点差を付けられずに済んだことを喜ぶべきだろう。それは特にケネト・フェルメールのおかげ。このGKはHT直前のイェスペル・ドロストのシュートに見事なセーブを見せた。

 

フェイエノールトにとってのタスクは後半序盤にヤン・アーリー・ファン・デル・ハイデンが抜け出したドロストをファールで止め、退場になったことで一層難しいものに。このレッドカードはフェイエノールトが同点い追いつき、精力的に次のゴールを狙っていた正にその時という不運としか言いようのないタイミングで生まれてしまった。

 

同点ゴールを決めたのはカイト。イェンス・トールンストラの素早い飛び出しから戻しのパスを受けたキャプテンのシュートはDF ハンス・ハーテブールの足に当たってゴールの中へ。

 

10人のフェイエノールトがFC フローニゲン相手に良い勝負ができたのは、ホームチームが次第にパワーを失っていったのと、フェイエノールトが守備に力を注ぐだけでなく、ゴールも狙い続けたからだ。それを証明するように決勝点を決める最大のチャンスを得たのは10人のフェイエノールトだった。そのチャンスが訪れたのはトニー・フィレーナ。リック・カルスドルプのパスでフリーになったMFだったが、そこからのフローニゲンのGKを破ることはできず。

 

フェイエノールトは自分たちのゴール前でもまだ数回ヒヤリとするシーンがあったが、フローニゲンでもうゴールは生まれることなく両チームとも引き分けで満足するしかない結果に。フェイエノールトはコップローパー アヤックスに勝ち点で並ぶチャンスを逃したが、ユーロボルフ・スタディオンでの試合結果を見れば、これは貴重な1ptだ。

 

FC Groningen - Feyenoord 1-1

Scoreverloop:

25’ De Leeuw (rebound) 1-0

50’ Kuyt (Toornstra) 1-1

 

Scheidsrechter: Van Boekel

Rode kaart: 52’ Van der Heijden (vasthouden doorgebroken Jesper Drost)

Gele kaarten: 30’ De Leeuw, 52’ Kongolo, 67’ Kappelhof, 90’ Rusnak

 

Opstellingen:

FC Groningen: Padt; Hateboer, Reijnen, Larsen (61’ Hoesen), Tamata; Kappelhof, Tibbling, Maduro (26’ Drost); Rusnak, De Leeuw (c), Linssen (79’ Antonia).

Rest bank: Van der Vlag, Payne, Burnet, Bacuna.

 

Feyenoord: Vermeer, Karsdorp, Van Beek, Van der Heijden (52’ rood), Kongolo; Vilhena, Toornstra (79’ Kazim), El Ahmadi; Kuyt (c), Kramer (56’ Nelom), Elia (85’ Basacikoglu).

Rest bank: Hahn, Nieuwkoop, Vejinovic, Immers.

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/fc-groningen-feyenoord-netherlands-eredivisie-2015-2016/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「試合前から考えればアヤックスとの差を縮めるチャンスを逃したことになるが、試合後では満足できる1pt. もっと悪い結果になってもおかしくなかった。前半の我々は全く試合に入っていなったし、HTにたった1-0で済んだのは幸運と言うべき。」

 

「50分過ぎからやっと私の見たいフェイエノールトになった。レッドカードで10人になった瞬間、チーム内に何かが起きたんだ。それはポジティヴなことだが、そうなるのにレッドカードが必要というのは実際あり得ないこと。本当にやらなければいけないという時にプレッシャーは高まるもの。そのプレッシャーの中で我々は勝つための全力を尽くすというステップを踏めていない。カンピューンになりたいならそれができないと。1pt取れたが、3pts取れたはず。だがまだまだ勝ち点を取るための試合はたっぷり残っている」

 

「レッドカードの後はチームは正しいスピリットを示し、良い結果で試合を終えるために全力を尽くしてくれた。このメンタリティをウィンターストップ最後に2試合に持ち越さないといけない」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-%E2%80%98met-tien-man-de-juiste-spirit-getoond%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/34845-we-kunnen-de-stap-niet-zetten-als-het-echt-mo.html

 

ディルク・カイト

フェイエノールトにとって引き分けは常に2ptsを失うということ。僕らは出遅れていたし、前半は酷いプレーだった。後半は上手く入れたけれど、レッドカードで試合が変わってしまった。偏った見方かもしれないけど、勝つためのベストチャンスは僕らにあったと思う」

 

「あのレッドカードは致命的だった。11人で試合を終えていれば僕らが勝っていただろう。でもあのレッドカードは正当だったと思う。チームの僕らの見せた戦いぶりを誇りに思うよ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/34843-kuyt-zonder-rode-kaart-hadden-we-gewonnen.html

 

カリム・エル・アマーディ

「難しいアウエーゲームでほぼ45分間を10人でやったら、1ptで不満を言うべきで無いかもしれない。首位に向けて大きなステップを踏めるチャンスということは試合前に分かっていた。だから最初の1分目からぶつかっていくことが重要だったのに、かなり苦しい前半になってしまった。説明するのは難しい。10人になった瞬間からチームはキャラクターを示した。勝利者のメンタリティがチームに出てきた」

 

「リーグ戦とベーカー戦で争い続けるためには残り2試合を上手く終えないといけない。それができたらいいフィーリングでウィンターストップに入れる」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/el-ahmadi-kan-leven-met-gelijkspel

 

リック・カルスドルプ

「アウエーゲームだってボールは丸い。ホームでは50.000人のサポーターがいるのが違いかもしれないけど、今日のアウエーボックスも選手は感じている。アウエーゲームでもっと良くしないといけないということはグループ内で分かっているし、そうしていかないと」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/34848-karsdorp-over-uitwedstrijden-er-is-werk-aan-d.html

 

ケネト・フェルメール

「終わってみれば1ptで満足。レッドカードがあったしね。負けなかったしアヤックスと1pt縮まった。トニーがチャンスを決めていれば勝てたかもしれない。ああいうチャンスが来るのは分かっていたし、残念だ」

 

「前半を振り返るとインスピレーションも情熱も無かった。シャープさが無くフローニゲンにうまくやられて追いかけなければいけなかった。後半は上手くやれてゴールも決まった。そしてそこでレッドカード。あっという間過ぎた。そのあとの僕らはファイトと情熱を見せたと思うし、チャンスも作った。お互いのために炎の中を進み、1ptを守り切った。実際勝たなければいけなかったけど、振り返れば1ptで満足」

 

「試合の入り方が酷かった理由?純粋に前半に臨む態度のせい。みんなそのつもりはあったけど、本当にやらなければならなくなってから、やっと走る。それを実感してくれるのを願っているし、もっとシャープに試合に入れるのを期待している」

 

http://www.fr-fans.nl/nieuws/21453/vermeer-laakt-instelling-feyenoord-puur-door-instelling-in-eerste-fase

 

 

前日にPSVが、当日直前に020が勝ち点を落として理想的な流れでしたが、こういう流れで一緒に勝ち点を落とすいつもの悪習…。前半はプレッシャーをかけられず、ボールを失っては長い距離を走って飛び込んでくる相手を全く捕まえられず。フローニゲンがもう少し得点力のあるチームだったら何点取られていたかと・・・

 

前半はチーム全体がgdgdだったのでよく分かりませんが、入れ替わったヤナーリーもイェンスもトニーもあまり良くなく… まだトニーは競り合いで頑張って流れを引き寄せようとしてましたが、あの状況ではなかなか厳しいです。後半はチームと共に良くなったので、あのチャンスは決めたかった。

 

今日良かったのはフェルメールは言うまでも無く、あとはテレンスでしょうか。CBに戻ってからはロングボールの競り合いで圧勝してくれたおかげでかなりなんとかなってました。

 

例のごとくクラーメルはほとんどボールに触らずに10人になったことで当然のごとくさっさと交代に。こういう子なのでチームが良い状態で見ないと何もわかりません。

 

結局難所のユーロボルフで引き分け、あとはベーカー戦とNEC-uit. 多分ヤナーリーは1試合の出場停止で済むはずなので、ベーカー戦はヤナーリーがおらず、NEC戦は累積でテレンスがいないことに。まぁネロムに頑張ってもらいましょう。