Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

チャンスを決められずに勝利を逃す (第31節:フローニゲン-thuis結果)

フェイエノールトは土曜夜に大きく優勢で数多くのチャンスを作ったにも関わらずFC フローニゲンに勝つことができなかった。ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはベーカーフィナーレ前最後のホームゲームを1-1での1pt獲得に甘んじている。

 

FC フローニゲン戦のピッチ入場前にディルク・カイトと手を繋ぐ名誉を得た選手マスコットは入場直前にフェイエノールトのキャプテンに大胆なリクエスト。彼の筋肉を握らせて欲しいとのお願いに、クラブトップスコアラーは笑顔で応じていた。

 

しかしフェイエノールトは45分間比ゆ的な意味で自分たちの筋肉を示すことがほとんどできず、それは大部分自分たちの責任と言える。下がって守りを固めたFC フローニゲンの守備を破るだけのテンポを作ることがフェイエノールトはごく数回しかできなかった。

 

ゴール前に迫ったその数回でもフェイエノールトはシャープさを見せる事ができず、フローニゲンのGK セルヒオ・パトに比較的楽々と前半を無失点に抑えさせてしまった。さらにビジターチームはピッチの反対側で遥かに効率的であり、FC フローニゲンは最初のチャンスで即ネットを揺らす。フェイエノールトで育ったウサマ・イドリシのクロスをゴール前至近距離でマイケル・デ・レーウが押し込んで0-1.

 

HTのこのスコアによってFC フローニゲンは後半さらに深く下がる結果に。ビジターチームにボールを持たされたフェイエノールトはゆっくりと、しかし確実にテンポを上げ、相手ゴールに向かってよりリスクを冒すように。

 

60分過ぎに同点ゴールが生まれたのも試合展開からして至極正当な結果だった。今シーズンすでに9アシストを記録しているリック・カルスドルプの右サイドからのクロスにフィレーナの美しく、荒々しいヘディング。

 

このゴールによりフェイエノールトは試合終盤をヘット・レヒューンの大声援に支えられて圧倒し、ディルク・カイトとカリム・エル・アマーディらには試合を決めるチャンスがあった。しかしフローニゲンの壁を再び打ち壊すことはできず、1ptを分け合う結果となったことで3位をさらに固く掴むチャンスも逃してしまった。

 

Feyenoord - FC Groningen 1-1

 

Scoreverloop:

24’ De Leeuw (Idrissi) 0-1

65’ Vilhena (Karsdorp) 1-1.

 

Scheidsrechter: Dennis Higler

Gele kaarten: 27’ Hateboer, 31’ Botteghin, 94’ Kramer

 

Opstellingen:

FC Groningen: Padt, Hateboer, Reijnen, Lindgren, Burnet, Maduro, Drost, Tibbling, Idrissi (88’ Hoesen), De Leeuw (55’ Sorloth), Rusnak (75’ Bacuna).

Rest bank: Van der Vlag, Larsen, Tamata, De Vos.

 

Feyenoord: Vermeer, Karsdorp, Van Beek, Botteghin, Nelom, El Ahmadi, Kuyt, Vilhena, Toornstra (61’ Basacikoglu), Kramer, Elia.

Rest bank: Hansson, Vejinovic, Van der Heijden, Tapia, Nieuwkoop, Gustafson.

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-fc-groningen-netherlands-eredivisie-2015-2016/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「ここ数試合との差が大きい。この数週間上手くやっていたことを今日の我々は実際何もしていなかった。こぼれ球への注意が無く、ボールテンポも低すぎ、ピッチ上の流動性も少なかった… それでもまだ得点チャンスは作れていたが、前半はこの数週間のレベルでは無かった。我々のピッチプレーを見ればフローニゲンのリードでHTに入ったのは正当な結果」

 

「後半は別のフェイエノールトが観れた。チームにより流動性があり、テンポ、クロス、チャンスがあった。後半は前半より遥かに良いフィーリングを持てたよ。チャンスの数を見れば勝つことはできただろう。だが一方でフローニゲンもカウンターで危険なシーンを創り、フェルメールの好セーブで我々は数回助けられた」

 

「勝てるという気持ちは後半のチームにはあったが、ただチャンスをもっと上手く決めなければいけない。さらに今回のような試合の入り方では自分たちで非常に難しくしてしまうというのが今日のレッスン。結局のところ今日は2ptsを犠牲にしてしまった」

 

リングレンを突き飛ばしたクラーメルについて

「彼は炎を燃やしてプレーする選手。ゴールが必要なああいう終盤には賢くなければいけない。結局主審が判断し、線審も決してレッドカードでは無いと言った」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-%E2%80%98hadden-de-kansen-beter-moeten-benutten%E2%80%99

https://www.fr12.nl/nieuws/36850-van-bronckhorst-kramer-speelt-zeker-met-vuur.html

 

ディルク・カイト

「連勝を続けられなかったのは残念。前半はシンプルに良くなかった。後半はかなり良くなってチャンスを十分作ったけど、それを決められなかった。僕は特にトリガーを引く機会があった。普段の僕ならシャープにやれるけど、今日はそうじゃなかった。この数週間どんどん良くなっていたから、今日それを続けられなかったのが残念」

 

「でもベーカーフィナーレに向けて目を覚ますためにもしかしたら良かったかもしれない」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/36848-kuyt-mist-kansen-normaal-heb-ik-die-scherpte-wel.html

 

ヒル・クラーメル

「僕とリングレンはお互いに引っ張り合っていた。彼が僕を掴めば、僕もやり返す。シンプルだ。それほど酷いことじゃ無いよ。ああいうことはペナルティエリア内ではしょちゅう起きる。僕はキャリアでこれまでレッドカードは1枚も貰っていないしね」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/36851-kramer-ik-heb-nog-nooit-een-rode-kaart-gepakt-hoor.html

 

 

やはりトゥエンテ戦は上手くいきすぎただけか、前半はまるで連敗中に戻ったかのようなどうにもならない低調さ。後半はいくらかマシになりましたが、どうもチームとして前掛かりになれないのが下がりたがるボテギンの悪癖が治らないせいが大きいような…

 

前にプレッシャーを掛けられればボールも取れますし、ポジションプレーも良くなりますが、それでもゴール前で相手の守備を完全に破るようなポジションプレーはほとんど生まれないので最終的にはクロスか、何かしらの運頼みということで、今日はディルクが大ブレーキだったこともあり、この結果は止むを得ないか。落とすなら次のアルメロだと思いましたけど…

 

ということでベーカーフィナーレに向けてまだまだまだまだ安心できないチーム状況。