6週間のプレシーズンが終わり、フェイエノールトは今シーズン初の公式戦を迎えようとしている。最後3つの練習試合で敗れたものの、ジョヴァンニ･ファン･ブロンクホルストは自分のチームが土曜のFC ユトレヒト相手のホームゲームへ向けて準備はできていると確信している。「ここからは勝ち点がモノを言うし、緊張感も別物。個人的には本当のスタートを迎えられることを喜んでいるし、選手たちもそう思っていると感じているよ」と監督は金曜のデ･カイプでの会見で語った。
監督として最初のプレシーズンをファン･ブロンクホルストは満足した気持ちで振り返った。「私にとっては新しいことが多かった。例えば選手たちの私を見る目が監督に対するものに変わったが、それは当然のこと。最も重要なのは我々がチームとしてお互いを成長させ、さらに強くなるためにこの数週間を送ったということ。練習試合の結果にそれがいつも反映されていた訳ではないがね。とにかくようはこの土曜日だ」
FC ユトレヒトとのリーグ戦初戦を前にファン･ブロンクホルストはは多くの選択肢を持てていることに喜びを見せた。これまで5人の新加入があり、多くのユース選手がトップチームにあがり、レンタル選手の帰還で監督は大きなグループを起用できる。「監督としてはこの早い段階でセレクションがほぼ出来上がったのはとても嬉しい。我々が今シーズン最終的に使うグループで仕事ができるというということだからね。これが私の理想だ」
エルジェロ･エリアの加入とさらにミシェル･クラーメルの加入が迫っていることでファン･ブロンクホルストは特にFW陣に大きな余裕がある。「競争は良いことでしかない。選手たちは毎回のトレーニングと試合でしっかりやらなければならないというこ。こういう状況を我々はフェイエノールトに望んでいる」と語るファン･ブロンクホルストは、特に代表28キャップのエリアに多くを期待している。「そのクオリティを経験で彼はフェイエノールトにとってとても重要な存在になれるはずだ」
エリアは土曜夜のFC ユトレヒト戦ではまだフェイエノールトのゲームセレクションには入らないとファン･ブロンクホルストは説明。それは今週のトレーニングで足首を痛め、まだ快復していないレクス･インマルスも同様。ヤン･アーリー･ファン･デル･ハイデンは土曜日に初めてゲームセレクションに入り、フェイエノールトでの公式デビューとなる可能性がある。
Feyenoord – FC Utrecht
Zaterdag 8 augustus om 20.45 uur in De Kuip
Scheidsrechter: Blom
http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/programma/feyenoord-fc-utrecht-netherlands-eredivisie-2015-2016
いよいよシーズンスタートです。エリアとクラーメルが加わり、あとはボテギンが獲れるかどうかという状況。出す分もこれからいろいろあるでしょうが、まずはエールディヴィジでユトレヒト-thuis. 5-3-2で来るのは間違いなく、クラーメルが使えるなら助かったところですが… おそらくビラル、ディルク、カジムの並びか。この数年のユトレヒト以上にアグレッシブに来そうな気配はあるので、スフェンとテレンスは忙しいかもしれません。
