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AZとの差を広げる快勝 (第29節AZ-uit結果)

ひたむきで力強いプレーにより、フェイエノールトは日曜午後に欧州戦直接枠争いにおける大きな勝利。フレッド・ルテンのチームはアルクマールでAZに1-4で快勝し、直接のライバルとの差を7ptsに広げた。エルヴィス・マヌが2得点を決めた他、ロッテルダマースにはアナス・アチャバール、そしてデリク・ルカッセンのオウンゴールで得点が生まれている。

 

アルクマールでのHT途中経過はフェイエノールトにとって予期せぬ好スコアに。主審 ビヨルン・カイパースが45分を終えてHTの笛を吹いた時、チームは0-3でリードしており、その途中経過もほとんどケチの付けようが無いものだった。フェイエノールトは前半の大部分で優勢に立ち、AZよりもシャープで、さらに素晴らしいゴールで自分たちのプレーにも報いた。

 

ロッテルダマースは試合開始直後から精力的で勝利への意志を感じさせたが、さらにホームチームによってサドルを回して貰う助けも得る。3分にミケル・ネロムの鋭いクロスをDF デリク・ルカッセンが不器用な対応をし、不運な形で自陣のゴールに入れたことでフェイエノールトは棚ぼたで最高のスタートを切った。

 

早々のリードもフェイエノールトにとって後ろに下がる理由は無く、順位表での直接のライバルとの差を広げるために全力で前に出続け、特にエルヴィス・マヌには序盤で試合を決めるだけのチャンスがあった。しかしこのFWはフィニッシュにほとんど運が無く、チャンス・ポジションで3回のミス。

 

しかしマヌの失望はHT直前にコリン・カジム・リチャーズが上手くヘディングで流したボールを頭であわせてGK エステバンを破ったことで綺麗に晴れる。その数分前にはアナス・アチャバールが0-2のゴールを決めており、共に旅してきたヘット・レヒューンにとってはこの午後3回目の歓声だった。2週間前のPSV戦で勝利の立役者となった小さなFWは再びその左足のスキルを見せ、マヌのパスに強烈なシュートでゴール天井部に突き刺した。

 

前半終了直前の2得点はAZがその前の時間帯には数回同点ゴールで試合に戻ろうかというシーンを作っていたため、フェイエノールトにとって理想的なタイミングだった。最大のチャンスは30分過ぎのマルクス・ヘンリクセンだったが、ネマンヤ・グデルィの巧妙なパスからケネト・フェルメールの守るゴールの枠を捉えられず。

 

早い段階のゴールでアルクマールダースに希望を持たせないようにと、フェイエノールトは後半も集中力を失わず。HT明け直後にカジム・リチャーズが0-4にする大チャンスを逃したが、60分過ぎにマヌがネットを揺らす。エステバンがインマルスのシュートをキャッチできずにこぼしたボールをしっかりと決め、勝負は完全に決着。

 

試合終了直前にはスフェン・ファン・ベークが戻したボールをケネト・フェルメールが空振りしてオウンゴールとなったが、フェイエノールトの素晴らしいパフォーマンスには何の影響も無く、重要な勝利によって最高の復活祭の週末になったと言えるだろう。

 

AZ – Feyenoord 1-4

Scoreverloop:

3’ 0-1 Luckassen (eigen doelpunt)

40’ 0-2 Achahbar

45’ 0-3 Manu

59’ 0-4 Manu

88’ 1-4 Van Beek (eigen doelpunt)

 

Scheidsrechter: Kuipers

 

Geel: Berghuis, Jóhannsson (AZ), Van Beek, Nelom (Feyenoord)

 

Opstellingen

AZ: Esteban; Johansson, Gouweleeuw, Luckassen, Poulsen; Henriksen, Ortiz, Gudelj; Berghuis, Muhren (Jóhannsson) en Haye (60’ Tankovic).

Feyenoord: Vermeer; Karsdorp, Van Beek, Kongolo, Nelom; Clasie (80’ Vilhena), Immers (64’ Toornstra), El Ahmadi; Achahbar, Kazim-Richards en Manu (76’ Boëtius).

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/az-feyenoord-eredivisie-20142015/verslag

 

フレッド・ルテン

「我々にとって予想外に楽な午後だった」

 

「カジムとアナスを同時期に要したのは、この二人でかなりボールをキープできるから。さらに止めるのが非常に難しいエルヴィスもいる。彼らでAZをかなり痛めつけられると思った。そして上手く言ったよ。我々はもっとゴールを決めることもできただろう」

 

「もっと早く追加点を取れたと感じている。0-1が続いてAZはまだやれると感じていたはず。だが我々はここで勝利を逃したいんじゃないかという奇妙な感じは2点目で消えた。チームの志向性を楽しめたよ」

 

「3位はまだ確定していないし、この勝利で我々がリーグ戦を安心して終えられるということではない。残りの5試合も勝つつもりだ」

 

「最後のOGはスフェンもゴールを決めたかったんじゃないかな。いや、無失点で抑えたかったからあれは非常に残念。あれはミスと見なければならないが、今回は良いだろう。勝ったことが何よりも重要だからね」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rutten-spreekt-van-makkelijke-middag-voor-feyenoord

http://www.fr12.nl/nieuws/31210-rutten-waarschuwt-en-denkt-dat-van-beek-ook-w.html

 

ヨルディ・クラーシ

「僕らはすぐに優勢に立ってボールにかなりプレッシャーをかけたことで相手に息をつかせなかった。それにもちろんオウンゴールの助けもあったからね。その後もっと早く点差を広げてもっと簡単にすることもできたはず」

 

「こんなに簡単にいくと思ってなかったのはみんな同じだろう。普通ならAZ-uitはかなり難しい試合だし、ここで確実に勝てるという事は無い。大差のおかげて後半はかなり楽にフットボールができたよ。自分たちのプレーを楽しめた」

 

「あと5試合残っているし、まだ勝ち負けで多くの勝ち点が動き得る。常に目標は持つべきだけど、僕らにとって重要なのは3位に集中すること。この勝利で7pts差にできたけど、地に足をつけてやり続けるべき。僕らにとっては全てがフィナーレであり、シャープさを維持しないといけない。まだ終わってないからね」

 

「オランイェで試合に出れなかったのには失望している。監督の選択だし、それは受け入れるしかない。でも僕と監督との関係が悪くなったという事は無いよ。怪我で離脱したことについて外野の人たちが憶測でいろいろ言っているけど、僕は決してそんなことはしない。ドクターと監督と相談した上で決まった事」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/clasie-%E2%80%98we-zaten-er-vanaf-het-begin-bovenop%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/31208-clasie-richt-zich-op-plek-drie-en-mensen-moet.html

 

カリム・エル・アマーディ

「こんなに簡単にいくとは本当に思ってなかったよ。AZは僕らにフットボールをさせてくれたし、僕らは競り合いでAZより遙かにシャープだった。勝ちたいという意志を持っていたのは1チーム、僕らだけだった」

 

「最後のOGは僕らの責任でもある。フットボールのテンポが低すぎてケネトにトラブルを持ち込んでいる。でもすでに0-4でリードしていて良かったよ。とにかく3位に向けて良いステップを踏めたし、2位争いもまだ緊張感が出るかもしれない。僕らはここからは上を見てやれる」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/31207-el-ahmadi-verrast-door-eenvoudige-zege-nu-omh.html

 

エルヴィス・マヌ

「僕はもっとゴールを決めなければいけなかったし、複雑な気分。2回の大チャンスを逃してしまった。2回目は時間を掛けすぎでDFはゴール前に戻れてしまった。もっと早くシュートしないといけなかった。でも2得点できたのは嬉しいよ」

 

「残り5試合で7pts差はもう失いようがないだろう。アヤックスとの6pts差はまだなんとかなるけどね。僕らはとにかくあと15pts取らないと。そしてどうなるか見てみよう」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/31209-manu-niet-happy-na-missers-ik-moet-gewoon-sne.html

 

 

まさかの楽勝です。前半途中までは結構微妙でしたが、ラッキーな先制でだいぶ助かってましたね。マヌが決めてればもっと楽だったでしょうが・・・

 

アナスの右サイド起用は言いたいことが無くはないものの、チーム全体が機能してれば有効なのはこれで証明。ただ彼は対面での1対1からどうするかはまだ結構課題があるので、マヌとは違い周りのフォローは常に必要。あくまでコンビネーションの中で活きる選手ですからねぇ。

 

試合は予想通りポウルセンの上がりが怖すぎでしたが、AZが妙にミスが多くてボールロストしてくれたおかげでスペースがたっぷりある美味しい展開。特に2点目、3点目の形は良かったですね。

 

アナスは後半の決定機でエステバンのスーパーセーブにあったシーンもありましたが、しっかりコースを狙ってシュートしてる印象が強く、素晴らしい決定率。残り5試合で出番もまだまだあるでしょう。

 

後半途中からはボエチウスとトニーも出てきて黄金の94年組が遂に全員ピッチ上に揃うという夢に見た瞬間。カジムも頑張ってるのでマヌも含めてファルケノールトの同世代が全員揃うのはなかなか難しいでしょうが、来シーズンへ向けて希望が持てる試合でした。

 

で、これでまぁ3位は安泰のはず。2位はgdgdやってる上が勝手にこけて落ちてくれるかどうかで、とにかくあと5勝です。