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アチャバールの2ゴールでコップローパー PSVに勝利 (第28節PSV-thuis結果)

日曜午後に行われたエールディヴィジ第28節、フェイエノールトはアナス・アチャバールの素晴らしい2ゴールによってコップローパー PSVに2-1で勝利した。先週のFC ドルドレヒト戦で途中出場から決勝点を決めたアチャバールは再びフェイエノールトにとって黄金の価値を示す活躍。PSVのゴールを決めたのはメンフィス・デパイ。リック・カルスドルプが90分直前に怪我で交代している。

 

試合開始から15秒も経たずにレクス・インマルスに鋭いスタートダッシュをチームにもたらす大チャンス。エルヴィス・マヌのクロスに対し、このMFは突然ゴール前至近距離に現れるも、おそらく本人もフリーになったのに驚いたか、ワンタッチしたボールはイェルーン・ズートの守るゴールの枠を捉えられず。

 

このチャンスシーンは間違いなく前半のフェイエノールトを象徴するものだった。フレッド・ルテンのチームはエールディヴィジのコップローパー相手にHTまで優勢に立って数え切れないチャンスを作るも、45分を終えてスコアボードにゴールは刻まれず。

 

PSVもアダム・マヘルの遠目からのシュートがバーを直撃して1度危険なシーンを作ったが、先制に相応しかったのは圧倒的にフェイエノールト。イェンス・トールンストラが試合序盤にGKに迫り、前半半ばにもアナス・アチャバールがエルヴィス・マヌのクロスを決めるまであと一歩だった。

 

コリン・カジム・リチャーズがハムストリングの怪我からまだフル出場できるだけ快復しなかったためにスタメン出場したアチャバールにとって、前半最大のチャンスはHT直前に訪れた。この小さなスピッツは前半競り合いとコンビネーション・プレーで数回危険なシーンに顔を出していたが、フィニッシュを決める事はできず。

 

しかし60分過ぎにこのスピッツの名前がヘット・レヒューンによって大きな声で歌われたのは、5分あまりの間に彼が決めた素晴らしい2得点のおかげだ。

 

1点目は今シーズンのデ・カイプでこれまで見れた中で最も見事なゴールだろう。アチャバールはリック・カルスドルプの正確なパスに対して体制を整え、一瞬も迷うことなく反転しつつのダイレクトシュートでゴール逆隅の上部にボールを突き刺した。

 

それに続くフェイエノールトの攻撃からまた即座にネットが揺れる。今度はペナルティエリア際でボールを受けたアチャバールが胸トラップからゴール逆巣にシュートを決めた。

 

アチャバールのデ・カイプでのリーグ戦初ゴールと2点目で快適なリードを得たフェイエノールトだったが、それは長くは続かず、後半半ばにメンフィス・デパイが追い上げのゴール。後半ここまでほとんど危険なシーンの無かったPSVだったが、エールディヴィジ トップスコアラーが完璧なまでに効果的なシュートでケネト・フェルメールを驚かし、ボールは逆隅に決まった。

 

これによってエールディヴィジのトッパーの緊張感は最後まで続くことに。途中出場 ジャン・パウル・ボエチウスが終盤3-1にする大チャンスを得るも、途中出場 カジム・リチャーズのパスをフリーで受けたこのFWのシュートはジェフリー・ブルマにブロックされた。

 

ロスタイムは5分間あったが、この試合最後のチャンスはこのフェイエノールトのものであり、その結果 フェイエノールトの勝利が決定。チームは今シーズンのリーグ戦で最も素晴らしい勝利を収め、欧州戦直接枠を狙う上でも重要な3ptsを得た。

 

Feyenoord – PSV 2-1

Scoreverloop:

59’ 1-0 Achahbar

63’ 2-0 Achahbar

68’ 2-1 Depay

 

Scheidsrechter: Van Boekel

 

Geel: Clasie (Feyenoord), Willems (PSV)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Vermeer; Karsdorp (90’ Boulahrouz), Van Beek, Kongolo, Nelom; Clasie, Immers, El Ahmadi; Toornstra (46’ Boëtius), Achahbar (73’ Kazim-Richards) en Manu.

PSV: Zoet; Brenet, Rekik, Bruma, Willems; Maher (83’ Vloet), Wijnaldum, Guardado; Narsingh (67’ Locadia), De Jong en Depay.

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-psv-eredivisie-20142015/verslag

 

フレッド・ルテン

アチャバールについて

「アチャバールはウィンターストップ明け初日からドアを叩いていた。先週に続いて今日も彼が試合を決めた。脱帽、という他無い。彼をえらだのはPSVの守備陣は流動的なスピッツにより苦労しているから。ミチェルはアナスよりも動きが少ない」

 

記者の一人からアチャバールのスタメン起用を賞讃され

「しかし実際のところは選手が自分自身を起用するもの。選手には監督からの信頼が必要と時に耳にするが、私の考えは違う。選手が監督に信頼感を与えなければいけないんだ。それをアナスはここ最近でやってくれていた」

 

「彼はよく成長している。オランダでは選手が何をできないかにしばしば目が向けられるが、アナスに対して彼が何ができるかを見るべき。彼はユースで常に示していたようにゴールを決められる選手であり、ボールをしっかりキープできる。そういう選手を我々は上手く使うことができるし、だからこそ彼をスタメン起用したんだ」

 

「活発な試合で特に後半はいろいろな事が起きた。フットボール面では我々の今シーズンのベストゲームではないが、お互いのためにファイトしようとする意欲が大きかった」

 

「この勝利はチームが準備していた仕事をしっかり果たした結果。現実的になってチャンスの数を見れば我々fが少しだけプラスだろうが、一方で前半は間違いなく探り探りで組織から飛び出すのを急ぎすぎていた。PSVは素晴らしいチーム。我々は彼らにスペースを与えないようにし、後半はいいタイミングでチャンスを決められた」

 

「我々は意図的にブルマをフリーにし、PSVに右サイドから組み立てをさせた。彼はそれほど組み立てが上手くないからね。PSVの左サイドは危険だが、この戦略が上手くいった」

 

HTで下げたトールンストラの起用について

「私はイェンスを信頼しているが、ラインの間での上手さが欠けていた。試合の中では切り替えのタイミングも必要。彼をベンチに置いていたらそれもできないからね」

 

PSVアヤックスとの差について

「全てのラインを見れば彼らの方が上。我々はヨング・オランイェの選手たちでフットボールをしているが、例えばPSVではほぼ全員がA代表選手だ。34試合で見れば我々はアヤックスPSVより成功できなかった。こう言うのは非常に残念だが・・・しかし数字は嘘をつかない。我々は3位を目指す」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rutten-%E2%80%98achahbar-heeft-dit-zelf-afgedwongen%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/31037-rutten-looft-achahbar-en-staat-achter-keuze-v.html

http://www.fr12.nl/nieuws/31038-we-moeten-het-omdraaien-een-speler-geeft-mij.html

http://www.voetbalzone.nl/doc.asp?uid=240430

 

アナス・アチャバール

「先週のゴールも嬉しかったけど、今日はデ・カイプで解放感をもたらすゴール。これ以上のものはないよ。トッパーで2得点。あの瞬間は雲の上にいるような気持ちだった。特に僕は今シーズン 自分のチャンスを長く待たなければいけなかったからね。監督とチームメイトの信頼はどんな選手にとっても重要なもの。僕は我慢をしたし、ようやくそれが報われたのがとても嬉しいよ」

 

「僕にとって素晴らしい試合で3ptsを取れた。僕の1点目は本当に見事だね。ボールが来るのが見えて、何をすべきか正確に分かった。そこからのボールの軌道はもちろん素晴らしいね。でも木曜のトレーニングでも決めていたし、実際ドルドレヒト戦からフィーリングはあったよ」

 

「2点目のジャン・パウルとのワンツーはユースで何度もやっていたプレー。彼を中に行かせて僕は左サイドに動く。数秒間のプレーだ」

 

70分で足がつって交代を申請

「僕がトップレベルでスタメン出場したのはかなり前になるからね。でも正直に言えばまだちょっとやれたかな」

 

契約について

「ルテンは僕がみんなのもとに残れるように気を遣ってくれているよ。僕はこれまでほとんどチャンスをも選らなかった。それだとすぐに価値が下がってしまう」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/achahbar-%E2%80%98eerste-goal-was-de-mooiste%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/31036-anass-achahbar-geniet-de-eerste-die-was-cht-l.html

 

リック・カルスドルプ

「ロッカールームで小さなパーティをしたよ」

 

デパイとのマッチアップについて

「僕はどんな相手に対しても同じアプローチ。彼はゴールを決めたけど、それ以外は僕は彼を上手く試合から消していたと思う」

 

「アナスがこの力があるのは僕は知ってる。彼は苦しんで何度も忍耐力を試されてきた。だからこそ彼がこの2ゴールを決めたのは素晴らしいこと。先週も決勝点を決めたしね」

 

「僕が交代した時、アナスが1-0の時のアシストで責任を果たせたかなと聞いてきたから、僕は’ja’と応えて彼に感謝のハグをしたよ。僕のクロスが誰も見たことがないほど美しいシュートで決まったね、ハハ」

 

「アナスは言われているような難しい人間じゃ決して無い。実際彼は優秀なスピッツに必要なものを全て備えている。まぁ確かに彼の扱いに苦労する監督はいる。でもどこに問題があるのか、正確なところは僕にも分からない」

 

「自分のアシストもついて勝てたんだから、僕のフェイエノールトでの正真正銘初のトップゲームは満足できるよ。直接の相手のデパイにゴールを決められたのはもちろん残念だけどね」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/karsdorp-%E2%80%98lekker-om-een-topwedstrijd-te-winnen%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/31042-karsdorp-kreeg-knuffel-hij-vroeg-of-ik-de-ass.html

 

スフェン・ファン・ベーク

「今日の僕はいつも以上にやる気が出ていたと思う。アイントホーフェンで酷い形で負けてたせいだったかもしれない。今日はリベンジをしたかったし、自分の持つ力を全て出さなければいけなかったし、それ以上の力を出せた」

 

「デパイに決められた後、PSVにはまだもう一点決める時間が十分にあった。僕らは後ろに下がってしまい、DFラインの穴が広がりすぎた。コンパクトさを保たなければいけなかったけど、何度か上手く行って良かった。デ・ヨングのヘディングのチャンスの時だけ僕らは良くなかったね。約束事が守られていなかった」

 

試合開始直後のインマルスの決定機について

「彼自身ボールが来てお届いたんだろう。あそこで1-0にしておけば良いスタートになってたけどね。僕らはいい形で試合に入ったけど、その後ちょっと下がってしまった。僕らは自分たちの力を発揮していくべきだと思う」

 

「アナスの2ゴールはどちらもよく見えたよ。どちらも拍手を受けるに値するゴールだ。あんなゴールを決めればアナスは良い気分だろう」

 

http://www.fr-fans.nl/nieuws/van-beek-dat-is-wel-een-applausje-waard-16644/

http://www.fr12.nl/nieuws/31040-van-beek-ik-vond-dat-ik-gretig-voor-de-dag-kw.html

 

ジャン・パウル・ボエチウス

「僕の誕生日に仲間が2ゴール。彼とはほぼ15年間の付き合いだし、まるで自分が2ゴール決めた様な誇らしい気分だよ、ハハ」

 

「毎試合プレーしたいけど、気分は良いよ。得た出場時間で全力を尽くさないといけない。ファン・ハルストに僕の投入が大きかったと言ってもらえたのは素晴らしい賞讃の言葉」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/31041-jarige-boetius-het-voelt-net-alsof-ik-de-goal.html

 

 

アナスがやってくれました!!!できる子と分かっていたので特に驚きでは無いですが、この数年間の彼の苦労を思うと胸が熱くなります・・・ ゴールを決めるだけでなく、小さい体を張って倒されながらもボールを繋いでくれていましたし、このレベルでやるのに現状何の問題ことをしっかり証明。これで契約延長へ大きく前進したはずですし、残り6試合でまだまだ活躍してくれると期待しましょう。

 

全体としては妙に下がってしまってなかなか優勢に立てず、ボールを持った時のスピード感がいまいち無かった試合。誰が悪いかと言われるとカリムが結構悪いんですが、イェンスとレクスもあまり良くなかったので、中堅勢がみんな微妙という・・・ ただマヌが独力で違いを作って脅威になっていたのが大きかったですね。後半からはボエチウスも入ってファルケノールトな雰囲気の並びからさすがの連携の良さでアナスが活きました。来シーズンはきっとこの形が中心になる・・・はず。

 

クラーシは今さら言うまでもないですが、今日はとにかくスフェンとテレンスのCBデュオが頑張ってました。特にスフェンは素晴らしいプレー。数回危ないシーンはあったものの、ゴール前での決定機はほとんど与えず、今日は集中力が高かったです。

 

これで3位確保へまた一歩前進。代表戦で怪我しないで帰ってきて欲しいもの・・・