フェイエノールトは今シーズン2つ目の練習試合に控え目な勝利を収めた。ロッテルダムのホーフトクラッセル V.O.C相手に前半ルート･フォルメルが決めたゴールによる0-1。トニー･フィレーナとジャン･パウル･ボエチウスがこのプレシーズン初出場を果たしている。
ダリル･ヤンマート、ステファン･デ･フライ、ブルーノ･マルティンス･インディという代表選手たちに怪我のロドニー･ロペス･カブラルと多くのDFを欠いているため、フレッド･ルテンはDF陣のやり取りに今回もパズルを解く必要があった。最初のsv Honselersdijkとの練習試合ではルーベン･スハーケンが右バックとして起用されたが、今回はマチュー･ステーンフォールデンがサイドバックに入り、ルーカス･ヴァウデンベルフがスフェン･ファン・ベークと共にCBを組んだ。
多くのDFが不在な一方で、MFにはトニー･フィナーレが、FWにはジャン･パウル･ボエチウスが復帰。共に追加休暇で1試合目を休んでいたが、フィレーナは試合開始から、ボエチウスはHT明けからピッチに入った。HTのスコアは30分過ぎにフォルメルが遠目から見事なシュートでネットを揺らしたゴールによりフェイエノールトが0-1でリード。
フェイエノールトは前半点差を広げる大きなチャンスがいくつかあったが、チームはそれを活かすことができず。左サイドから何度も脅威を与えていたエルヴィス･マヌはポストを叩き、ミチェル･テ･フレーデは至近距離から枠を外した。
後半も見守る約3.000人の観客にとって試合イメージはほとんど変わらず。フェイエノールトはシュートを放ち続けたが、V.O.C.を本当に問題に陥らせるには余りにもテンポが低かった。さらにホームチームが自陣に引きこもったことも助けにならず、フェイエノールトの攻撃は何度も何度も赤と黒の壁に跳ね返され続けた。グラツィアーノ･ペッレとジョン･ホーセンスを最後の30分間で投入するも変化はほとんど無し。
フェイエノールトは終盤にはGK ロナルド･フラーフラントに感謝しなければならないだろう。2回の遠目からの危険なシュートに彼が素晴らしいセーブを見せたおかげで少なくとも勝利を取り逃す事はなかった。
V.O.C. – Feyenoord 0-1
Scoreverloop:
28’ 0-1 Vormer
Scheidsrechter: Luinge
Opstelling Feyenoord
Eerste helft: Hahn ; Steenvoorden, Van Beek, Woudenberg, Nelom; Vormer, Immers, Vilhena; Schaken, Te Vrede en Manu.
Tweede helft: Graafland; Schaken, Van Beek (76’ Woudenberg), Steenvoorden, Nelom (61’ Goossens); Vormer (61’ Karsdorp), Immers (61’ Dammers), Sleegers; Verhoek, Manu (61’ Pellè)en Boëtius.
http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/voc-feyenoord/verslag
フレッド･ルテン
「私はこういう試合は批判的に見る。前半はまだ受け入れられるが、終盤は相手が同点に追いつく事もできたはず」
「この1週間以上のトレーニングを考えれば選手たちのフィジカル･コンディションは失望ではない。CL予選に向けて我々はいつもより早めにピークを持っていく必要がある。そのために何人かの選手は今日は多少出場時間を多く与えた。来週のトレーニング･キャンプでは前進できるのを期待しているよ」
オランダ代表のコスタリカ戦を複雑な気分で見守ることに
「だが私は第一にオランダ代表のサポーター。彼らが大会で勝ち進むのはフェイエノールトの選手たちにとってもファンタスティックなこと。いつ選手たちが戻るかハッキリした時に、我々はシナリオを用意する」
案の定やり繰りに苦しんでるようですが、まぁどうにもなりませんね、これは。特にカブラルがいない右バックをどうするかはかなり問題･･･
移籍間近という噂のペッレが出てる一方でアナスが早くも出場無しなのがちょっと悲しいところ。
