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ローダJCに勝利して後遺症を取り除く

日曜午後に行われたエールディヴィジ第5節、フェイエノールトローダJC ケルクラーデに4-0と大勝してプレーオフ・ラウンドでのEL敗退の後遺症を消すことができた。ロナルド・クーマンのチームはデ・カイプで一瞬もトラブルに陥ることなく、効率的にチャンスをモノにした。ルート・フォルメルがペナルティしスポットからフェイエノールトでのリーグ戦初ゴールを決め、グラツィアーノ・ペッレ、ミケル・ネロム、ジョン・ホーセンスが追加点。ローダJC終盤にヘンク・ダイクハイゼンがレッドカードを受けたため10人で試合を終えている。

 

3日前の欧州でのKuban Krasnodar相手のホームゲームでは非常に精力的で情熱的なスタートを見せたフェイエノールトだが、日曜のローダJC相手のデ・カイプはかなり煮え切らない序盤。チームはプレーの中で確実なところを見つけるのに時間がかかっていたが、それもこの数試合から二つのポジションが入れ替わっていたのを考えれば多少許される事態だろう。DFラインではブルーノ・マルティンス・インディではなくヨリス・マタイセンが選ばれ、怪我のヨルディ・クラーシの穴はフォルメルが埋めた。

 

前半のフェイエノールトローダJCを本当にトラブルに陥れることができた攻撃はわずか数回。例えば30分過ぎに複数が絡んでの攻撃の最後にアルメンテーロスがペナルティエリア内で倒されたシーンがその一つだった。このFWはKuban Krasnodar戦に続いて4日間で2回目のPK獲得。木曜にはペッレがボールの後ろに立って失敗したが、今回はルート・フォルメルが蹴って11mの距離からフェイエノールトでのリーグ戦初ゴール。

 

フォルメルのPKに続いてペッレが好機をしっかり決めてリーグ戦6ゴール目。現在のこのスピッツのフォームを考えればそれも驚きとは言えないもの。ここまでホームゲームで8試合連続ゴールを決めているペッレはHT直前に昨シーズンのローダJC戦でも見せたような2列目から巻いたシュート。このゴールによってニコ・ヤンセンが1975-1976シーズンに作ったホームゲームでの連続ゴールクラブ記録に並んだ。

 

ローダJCは前半マルク・ヤン・フレデールスのFK(逸れた)以外に危険なシーンを作ることは無く、HTのスコアボード 2-0でフェイエノールトは自信を持って後半に入る事ができた。試合展開も後半もほとんど変わらず、フェイエノールトの攻撃は正確性には欠けていたものの、熱意とアグレッシブさはかなり出ていた。そして終了20分前に3点目。ローダJCの守備陣に上手くプレッシャーをかけて中盤でボールを奪うと、素早くボールを動かしてミケル・ネロムのもとへ。突然GKと1対1になったこのDFはしっかりとゴール隅にシュート。

 

終了直前には途中出場のジョン・ホーセンスが20mあまりの距離から美しいシュートで最終スコア。この時点でローダJCはDF ダイクハイゼンがスハーケンへの後方からのタックルでレッドカードを受けて10人になっていた。

 

Feyenoord – Roda JC Kerkrade 4-0

Scoreverloop:

31’ 1-0 Vormer (strafschop)

44’ 2-0 Pellè

68’ 3-0 Nelom

86’ 4-0 Goossens

 

Scheidsrechter: Wiedemeijer

 

Geel: Schaken, Pellè (Feyenoord), Fledderus (Roda JC Kerkrade)

 

Rood: Dijkhuizen (82’ Roda JC Kerkrade)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Mulder; Janmaat, De Vrij, Mathijsen, Nelom; Vormer, Immers (85’ Te Vrede), Vilhena (74’ Goossens); Schaken, Pellè en Armenteros (69’ Manu).

Roda JC Kerkrade: Kurto; Dijkhuizen. Biemans, Luijckx, Van Peppen (77’ Hupperts); Pluim (46’ Demouge), Donald, Bonavacia. Fledderus; Nemeth (64’ Sutchuin Djoum) en Hocher.

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/feyenoord-roda-jc-kerkrade-eredivisie-2013-2014/verslag

 

ロナルド・クーマン

「結果には満足。特にチームとしてやれたのを見ればね。木曜の失望から4-0は喜んでいい。フットボールという面では精密さに欠けたが、それは自信の無さから来るもの。もちろんEK敗退の失望は影響している。しかしそれは改善していけるし、いまは勝つのが大事。良いフットボールをするのはその次だ」

 

「これでリーグ戦2連勝。これを続けていかないと。良い結果を出していけば自信も戻る。そうなればもっと良いフットボールが自然とできるようになる。我々は今日の内容よりももっと良いプレーができるんだ」

 

「私がデ・フライにフォルメルに蹴らせるように指示した。彼はフィレーナより良いキックを持っているし、ピッチ上の彼らで決まらないのなら私が指示を出す。それにフォルメルはセットプレーをほとんど蹴らずにフィレーナに任せすぎていたと思う。私にはあり得ない事。フォルメルの方がキックは上手いし、フィレーナは練習したことがない」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/koeman-vertrouwen-komt-met-resultaten

 

ステファン・デ・フライ

「前半はいつも良いプレーができたわけではなく落ち着きがなかった。2-0にして落ち着けるようになり、その後は良くなっていった」

「4-0で勝ったし今日は満足できる」

 

ルート・フォルメル

「初ゴールをずっと待ち望んでいたよ。自分のプレーにも満足しているし、もっとやれる。常にはプレーしていなかったから苦労したところもあった」

「これでリーグ戦2連勝。この連勝をこれからの数週間も続けていかないと」

 

「PKの場面は最初フィレーナが蹴るべきと思ったんだ。実際のところ僕がすぐにボールを取るべきだった。でもいつもプレーしている訳ではないから迷ってしまった。ピッチサイドから僕が蹴れという言われからシュートを決めた。次回はちゃんとボールを取るよ」

 

ジョン・ホーセンス

「ゴールを決めるのはいつだって嬉しいもの。相手は先週良い結果を出していたし、正直もう少し強いのを予想していた。僕らはいつも良いプレーができた訳ではないし、特に後半で出しは良くなかったけど、それでも4得点で無失点は良い結果。それに勝てたのが何より大きい。良い午後だった」

 

「僕らの試合前に多くのチームが勝ち点を落として差を詰めるチャンスなのは分かっていた。だから僕らにとってはいい週末だったよ。それにこの2試合で6ptsで良いフィーリングを取り戻せるはず。最悪のスタートから立ち直ろうとしている今の僕らにはそれが必要なんだ」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/vormer-%E2%80%98dit-is-een-mooie-opsteker%E2%80%99

 

 

欧州戦の熱狂から冷めてピッチもスタンドも寝ているかのような試合でしたが、なぜか終わってみれば快勝。まぁこのタイミングでローダとのホームゲームというのは良かったですね。いまは勝利が最高の薬。こういう試合でも効率良くチャンスをモノにして勝てたのもチームの前進。ミケルの初ゴールも嬉しい。

 

フォルメルは地味に良かったと思います。使うならやはりコントローラーの位置が最適。PKはコース読まれてましたが・・・。練習しなよトニー。

マタイセンは久々の登場でいくらなんでもという出来な感じが。チーム自体良くなかったですけど、もう少し組み立てで落ち着けて欲しかった。

 

アルメンテーロスがフィットしてきた一方で今日は右サイドが低調。スハーケンもダリルも良くなかったですねぇ。マヌの推進力も欲しいしクーマンがどうするか。来週末は代表戦でお休み、二週間後にナイメヘンNEC戦。まぁここも大丈夫でしょう。