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Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

第21節結果 残留争いに主審の判定が大きく影響。アヤックスとPSVは鬼門の地で今シーズンも勝てず

Speelronde 21

 

31-01-2014

20:00 Feyenoord - Vitesse 1-1

39' Graziano Pell 1-0 / 57' Guram Kashia 1-1

 

フェイエノールトはスハーケンをベンチに置いてアルメンテーロス、怪我のマタイセンの代わりはコンゴロを起用。フィテッセはいつものスタメン。

 

今年最初のデ・カイプでのホームゲームで前進守備が戻ったフェイエノールトがプレス合戦を制して序盤主導権を取るが、次第にプレスを掛ける位置が下がり、フィテッセがポゼッション。フィテッセも答えを見つけられないものの、フェイエノールトも相手のプレスをかわせずに膠着状態。再度攻撃でチャンスを作ったフェイエノールトが再びボールを持ち始めると、ヤンマートのオーバーラップからこぼれたボールをボエチウスがクロス、完全にフリーでニアで走り込んだペッレが頭であわせてこの試合両チーム最初の大チャンスで先制。さらに中盤でのフィレーナのカットからペッレのパスに走り込んだフィレーナが決定的シュートもフェルトハイゼンのセーブ。

 

後半も圧倒的優勢だったフェイエノールトだが、ボールを持っていない時は相変わらず前進守備をせずに待ち構えるスタイル。カシアに最後尾からもちこまれると誰もプレッシャーをかけられず、フリーのイバラのクロスからそのままカシアにヘディングを許していつものパターンで失点し1-1。その後もフェイエノールトが優勢にチャンスを作っていたが、次第にフィテッセのポゼッションが増えると70分過ぎには上がったファン・アーンホルトが決定的シュートもムルデルがスーパーセーブ。終盤はフィテッセのポジションプレーが冴え、フェイエノールトもカウンターでチャンスを作ったがお互いネットを揺らすことはできずにお互い失望の引き分け。

 

フェイエノールトは前節のデン・ハーグでの痛い敗戦に続いてようやく戻ったデ・カイプでも勝てずカンピューンスハップは文句なしの終戦フィテッセは先週のダービーに続く引き分け。今シーズンはトラディツォネール・トップ・ドリーとのアウエーゲームで2勝1分け。

 

ペーター・ボス

「結果には喜べない。異なるプレースタイルの2チームによる面白い試合だった。我々は支配的なフットボールを見せ、たくさんボールを持ち、良いポジションプレーをして前へと大きなプレッシャーを掛けた。フェイエノールトはそれにたいして待ち構えるプレーだった。プレーイメージとチャンスで見れば後半は我々が優勢であり、1pt以上を得ることはできたと思う」

「デ・カイプでこれだけ支配し、フェイエノールト相手に勇敢にフットボールをしようとして、それができるチームは多くは無い。我々のプレーの仕方にほとんど問題は無かったが、終盤とフィニッシュだけが雑だった。それがこの試合に勝てなかった理由だ」

「ティートル・レース?日曜が終わっても我々は1pt差だろう」

 

01-02-2014

18:45 sc Heerenveen - ADO Den Haag 3-0

58' Kenny Otigba 1-0 / 68' Alfred Finnbogason (str.) 2-0 / 90+2' Rajiv Van La Parra 3-0

 

ヘーレンフェーンはスラフフェールをベンチに下げて11年半ぶりに戻って来た"放蕩息子"ことルールリングを早速右サイドでスタメン起用。クラブ創設109週年のADOは先週のフェイエノールト戦とスタメン変わらず。

 

お互いカウンター志向ながら、ホームのヘーレンフェーンがボールを持つ時間が長い展開。しかしクライスワイクを怪我で欠いていることもあって組み立てが悲劇的でピッチプレーのテンポを上げられず、雑なプレーからADOにチャンスを作られつつ、大きな決定機はお互い無いまま激しい競り合いが続いた前半。

 

後半も同様の展開だったが、ツィエクのFKをコウティーニョがキャッチするも、飛び込んだオティクバが蹴り込んで強引にネットを揺らし、エドヤンセンがゴールを認めて1-0。さらにバサチコグルのドリブルをマイヤースが手で止めてPKで2-0で勝負あり。試合の重大な分かれ目になった1点目のゴールが正当だったかどうかは大きな問題に。

 

ヘーレンフェーンは18試合振りに無失点試合。

 

マルコ・ファン・バステン

「我々が無失点に抑えたのは18試合ぶりだと思う。誇りに思うよ。プレーはそれほど良くなかったが、ADO相手にチャンスを一つも与えずに3得点は満足すべき」

 

モーリス・スタイン

「何度も主導権を取って良いチャンスもあったが、それを決め損ねた。結局何度かの不運な瞬間によって負けた。実際我々は本物のチャンスは与えていなかったし、これは全く不要な敗戦」

「1点目が正当かどうか判断するには私が見ていた位置からは遠すぎた。しかしあれはあり得ること。PKは正当だと思う」

 

ジノ・コウティーニョ

「FKのボールが鋭く向かってきたから僕は飛び出す選択をしたんだ。僕はボールをしっかりコントロールしていたと思う。でも僕の手の中からボールを蹴り出されて、主審がゴールを認めた。驚きだよ。チームメイトもみんな驚いていた。今日のヘーレンフェーンには運があったということ」

 

19:45 PEC Zwolle - Roda JC Kerkrade 3-1

19' Ryan Thomas 1-0 / 62' Mitchell Donald 1-1 / 77' Guyon Fernandez (str.) 2-1 / 90+2' Fred Benson 3-1

 

PECはカラゴニス、ローダはスクルタイとそれぞれスピッツ変更。

CKの跳ね返りからトーマスのエールディヴィジ初ゴールでPECが先制。ローダも後半フッペルツのドリブル突破からオフサイドライン ぎりぎりにいたドナルトが決めて同点に追いついたが、終盤PECがロングボールからのトーマスとビーマンスの競り合いであまりに簡単に得たPKを得て決勝点。

 

PECは後半不安定な内容ながら28ptsに乗せて残留がかなり濃厚に。

 

ロン・ヤンス

「前半の内容では我々がリードしたのは正当な結果。HT前最後の10分のローダはかなり危険になっていたがね。後半は自分が何を見たのかよく分からない。我々は常に前にプレッシャーをかけようとしているが、突然下がってしまった。追いつかれるのは遅かったが、もっと決められてもおかしくなかった。最後の15分間になってようやくまた競り合いに行こうという意志が見えてきたが、結局のところ相応しくない勝利だ」

 

ヨン・ダール・トマソン

「映像を数回見たが、あれはPKではない。とても腹が立っている。あれで我々は3ptsを失ったからね。前半は良くなかったが、後半の我々は素晴らしかったと思う。そこにああいう不運な瞬間が来た。ミスは誰にでもある。主審がそれを勇気を出して認めるのを期待している」

 

バルト・ビーマンス

「主審の悲劇的な判定だったと思う。あれが試合のターニングポイントだった」

 

ビヨルン・カイパース

「ビーマンスが相手と1対1になり、彼が相手を押しやったように見えたので、疑いなくPKの笛を吹いた。しかし映像を見ると、私はあまりに軽くPKを与えてしまったと思う」

 

19:45 Heracles Almelo - NAC Breda 1-2

38' Jordy Buijs 0-1 / 61' Rydell Poepon 0-2 / 71' Bryan Linssen 1-2

 

NACは新加入 マティッチが10番でスタメン出場。

CKからパスフェールが飛び出すもキャッチミスでこぼれたボールをバイスが決めて先制。後半ヘラクレスが優勢に立つも、NACが効率の良さを見せ、スーンチェスのクロスにプポンの頭で2-0。ヘラクレスはチョマーのクロスにリンセンで追撃も届かず。

 

NACは2014年初勝利で残留に向けて非常に大きな勝利。

 

20:45 AZ - FC Groningen 2-0

3' Nemanja Gudelj 1-0 / 17' Nemanja Gudelj 2-0

 

AZは前節負傷欠場のベルフハイスが戻り、フローニンゲンもマニャスコが復帰。

FKのこぼれ球からグデルィが蹴り込んでAZが楽々先制。その後も手を緩めずに圧倒してチャンスを作り続けたAZ。15分過ぎにはベルフハイスのクロスに再びグデルィが美しいハルフェ・オムハールでゴールに突き刺して2-0。フローニンゲンもカウンターからようやく最初の攻撃を見せたがシェリーのパスからデ・レーウのシュートはポスト直撃。

 

華麗なティクタク・フットボールを見せたAZが後半も主導権を取り続け、多くのチャンスで追加点は奪えなかったものの、フローニンゲンの反撃もノーチャンスに抑えて完勝。

 

ディック・アドフォカート

「我々にとってもフローニンゲンにとっても重大な試合だった。チームのトータル・パフォーマンスには満足する他無いよ」

 

エルヴィン・ファン・デ・ローイ

「勝利に相応しいチームは一つしかなかった。AZだ。AZは欧州戦へのPOを争う直接のライバルなのに、序盤で引き離されてしまったのが残念」

 

02-02-2014

12:30 FC Utrecht - Ajax 1-1

25' Daley Blind 0-1 / Steve de Ridder 1-1

 

ユトレヒトは新加入 デルピエレが早速スタメン出場。左バックにはvdヴィンデンがデビュー。ドゥプランの離脱でデ・リデルを右サイドに置いてスピッツはアグデロ。

 

ブリントのミドルシュートアヤックスが先制も、ライテルのロングキックからフェルトマンの絶望的なミスをデ・リデルがしっかり突いて見事なアクションで同点に。

 

例のごとくアヤックスがボールを持ち続けるも、接戦をモノにしてきたここ数試合同様多くのチャンスは生む事ができず、今回は少ないチャンスを決める運も無く、今シーズンも例のごとくハルヘンワールトで勝てず。

 

ヤン・ヴァウタース

「この勝ち点は我々のメンタリティで獲ったものだ。これが今日我々がアヤックス相手に得られる最大限の結果だったと思う」

「残留のためにまだまだ勝ち点が必要なのは変わらないが、ランズカンピューン相手に1pt獲れるのだから、市民たちも間違いなく勇気を得られたはず」

 

14:30 N.E.C. - Go Ahead Eagles 1-1

5' Michael Higdon 1-0 / 58' Deniz Turuc 1-1

 

14:30 FC Twente - SC Cambuur Leeuwarden 3-1

25' Ramon Leeuwin (str.) 0-1 / 54' Luc Castaignos 1-1 / 60' Shadrach Eghan 2-1 / 79' Rasmus Bengtsson 3-1

 

トゥエンテはいつものスタメン。カンブールはマヌが痛んで欠場。

ベンソンがオフベチェを軽くつかんでカンブールが今シーズン初のPKを得て先制。カンブールが今シーズン初のアウエー勝利を期待するも、後半そこまで例のごとくチャンスを逃していたカスタイニョスが決めて追いつくと、途中出場エーガンが決勝ゴール。

 

トゥエンテはアヤックスフィテッセが勝ち点を落としたこの週末の勝者に。試合後にはクラブの英雄 ボシュケルとヴィスヘルホフが今シーズンでの引退を発表。

 

ミシェル・ヤンセン

「前半と、後半のある時間帯は本当に苦しんだ。ローデウェーヘスはチームをしっかり組織し、志向性のあるフットボールをさせている。しかしこの苦戦は我々自身の問題。フリーマンを見つけられなかったし、我々が本当にフットボールをしようとしていなかったのをカンブールにつけ込まれた。しかしビハインドを背負っても冷静に探り続け、臆すること無く勇敢にやり続けたチームを誇りに思う。今日は良いフットボールでは無かったが、結果のために本当にファイトしていた」

 

ドワイト・ローデウェーヘス

「どんなチーム相手でもスペースはある。我々はそのスペースを探していた。トゥエンテにハイ・プレッシャーをかけられるのは分かっていたし、選択肢に苦労した。我々もスペースを見つけるのに時には成功していたが、トゥエンテは勝利に相応しかったと思う。とても良いチームだし、我々がここまで対戦した中でベストかも知れない。私は彼らもティートル候補だと思う」

 

16:30 RKC Waalwijk - PSV 2-0

54' Evander Sno 1-0 / 90+3' Evander Sno 2-0

 

試合開始時点で最下位の最下位RKCはカステレンがスタメン復帰。PSVは大腿部を痛めたルイスに代わってナルシンを起用。

例のごとくアウエーで低調なPSV。ローテンポなプレーな上、特に両サイドのクロスの質が悪く全くチャンスを作れず。PSVが前に出ようとした後半立ち上がりにスノがスペースを突いてズートと1対1になり先制。その後は攻め続けるPSVに対してRKCが堅固な守備を見せ、数多いCKも全くチャンスには繋がらず。明らかにPSVの選手たちの自信が失われていったロスタイム、スノが2点目を決めて勝負あり。

 

RKCは4試合ぶりの勝利で最下位に2pts差をつける重要な勝利。PSVはアウエーで10試合わずか8ptsといまだ光は見えず、水曜には再びレーウヴァールデンで難しいアウエーゲーム。

 

エルヴィン・クーマン

「今日はスタメンをかなり変えたが、みんな非常にファイティング・スピリットがあり、そのおかげでPSVはチャンスを作るのに苦しんでいた。我々はみんなで助け合おうとしていた。我々がPSVに負けテレも奇妙ではないし、だからこそこの勝利は大きな弾み成る。いずれにせよトップパフォーマンスだった。選手たちちを大いに賞讃したい」

 

フィリップ・コクー

「結果を見れば明らかに大きな失望の午後。コンパクトにプレーしてカウンターで罰を与えようとするRKCに対して用意はしてきたし、たくさんポゼッションして多くのチャンスを作ったが、そのほどんとは2列目からのシュート。そして我々の2失点は共に幼稚なミスからだった。これで欧州戦を目指す戦いはかなり苦しくなった。」

 

Stand (暫定)

1. Ajax 21 (13 5 3) 44 44-18

2. Vitesse 21 (12 6 3) 42 46-27

3. FC Twente 20 (11 7 2) 40 47-20

4. Feyenoord 21 (11 4 6) 37 44-30

5. sc Heerenveen 21 (9 6 6) 33 48-37

6. AZ 21 (9 3 9) 30 34-34

7. PSV 21 (8 5 8) 29 36-28

8. FC Groningen 20 (7 7 6) 28 37-35

9. PEC Zwolle 21 (7 7 7) 28 31-28

10. NAC Breda 21 (7 4 10) 25 32-38

11. Heracles Almelo 21 (7 4 10) 25 29-37

12. FC Utrecht 21 (7 4 10) 25 29-41

13. Go Ahead Eagles 21 (6 6 9) 24 30-45

14. RKC Waalwijk 21 (5 7 9) 22 29-37

15. SC Cambuur 21 (6 4 11) 22 22-30

16. Roda JC Kerkrade 21 (5 7 9) 22 34-46

17. NEC 21 (4 8 9) 20 34-52

18. ADO Den Haag 21 (6 2 13) 20 25-48

 

Topscorers

1 A. Finnbogason (SC Heerenveen) 20

2 G. Pellè (Feyenoord) 16

3 L. Castaignos (FC Twente) 12

4 A. Jóhannsson (AZ) 12

5 Lucas Piazon (Vitesse) 11

 

Assists

1 M. Martens (AZ) 9

2 D. Tadić (FC Twente) 9

3 Lucas Piazon (Vitesse) 8

4 H. Ziyech (SC Heerenveen) 7

5 J. Boëtius (Feyenoord) 6

6 J. Clasie (Feyenoord) 6

7 K. Németh (Roda JC) 6