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問題無くベスト16へ

水曜夜に行われたKNVBベーカー 第3回戦、フェイエノールトは半入りのデ・カイプで問題無くベスト16進出を決定。ホーフトクラッセルのHSV フークは前半こそロナルド・クーマンのチームに上手く対抗していたが、最後までホームチームの優勢は変わらず。前半 リフイロ・ファンデピッテのEDで先制したフェイエノールトは後半オトマン・バッカルの今シーズン初ゴールとミチェル・テ・フレーデの公式戦初ゴールにより3-0で勝利した。

 

数週間前からデ・カイプでのフェイエノールト戦がHSV フークの選手たちにとって一生に1度の試合になることは明らかだった。1ヶ月前のドローからフェイエノールト戦の話題がゼーラントの人々の心を大部分の支配。デ・カイプの試合がどれほど望まれていたかは、HSV フークを追うサポーターが38台のバスで旅行し、デ・カイプのアウエーボックスを満杯にしたということでよく分かるだろう。

 

フークの選手たちが少なくともデ・カイプに遊びに来ただけでないことは、特に前半の内容でハッキリしていた。大部分フェイエノールトがボールを持ったものの、ホーフトクラッセルも素晴らしい抵抗を見せた。ヘラクレスアルメロとのホームゲームからスタメン8人を入れ替えたフォーメーションはポジションプレーが常に滑らかとはいかず、HTまであまり決定的チャンスは無かった。

 

30分過ぎにフェイエノールトが先制できたのは、ビジターチームの守備ミスのおかげ。ダリル・ヤンマートの高いクロスがMF リフイロ・ファンデピッテの目の前で向きが変わり、彼に当たったボールはそのままゴールに吸い込まれた。

 

後半が進むにつれてピッチ上のスペースが広くなり、フェイエノールトにとって次第にフットボールがしやすい状態に。60分過ぎにミケル・ネロムのクロスからバッカルがデ・カイプに帰還後初ゴールで2-0としたことでビジターチームの抵抗も崩壊。

 

しかし残り30分の一方通行で生まれたのはたった1点。後半半ばにルーベン・スハーケンのパスからミチェル・テ・フレーデがネットを揺らし、フェイエノールトのシャツを着ての公式戦初ゴール。この意欲的なスピッツには残り時間で点差をさらに広げるベストチャンスもあったが、それを決める事はできなかった。

 

Feyenoord – HSV Hoek 3-0

Scoreverloop:

30’ 1-0 Vandepitte (e.d.)

62’ 2-0 Bakkal

67’ 3-0 Te Vrede

 

Scheidsrechter: Janssen

 

Geel: Schaken (Feyenoord)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Lamprou; Janmaat (65’ Kongolo), Van Beek, Mathijsen, Nelom; Vormer, Bakkal, Goossens; Schaken, Armenteros (59’ Te Vrede) en Manu (74’ Verhoek).

HSV Hoek: De Jonghe; Wilson, Fitsch, Siereveld, Van den Houten; Vandepitte, Martens, Van Renterghem (53’ Boucheta); Doesburg (70’ Nyemb), Degroote (76’ Pinas) en Clinckemaille.

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/feyenoord-hsv-hoek_ortec/verslag

 

ロナルド・クーマン

「こういう試合ではすぐに上手くやることはできない。いつだってもっとゴールは決めたい。しかし実際我々にとってはかなり簡単な勝利だったし、最も重要なのは我々がベーカー・トーナメントにおいて次のラウンドへ進んだということ。あまり多くは語らないよ。さあ、帰るとしよう」

 

「あまり出場機会の無い選手を見れたという点では有益な夜だったが、私が出した結論は外には出さないよ」

 

「みんなもっと良い結果を見たかっただろうが、ゴール前での我々がそれほど良くなく、十分にチャンスを作れなかった。フークは上手く守っていたよ。フィジカル面が素晴らしかった。試合の終盤まであれだけ続けられるアマチュア・チームは多くはない。大きな賞讃に値する。そして彼らのGKも非常に良かった」

 

「テ・フレーデの投入でいくらか良くなった。スピッツたちはゴール前でもっと貪欲でなければならないと思う。今日はアルメンテーロスよりもテ・フレーデの方がそれがあった」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/koeman-%E2%80%98belangrijkste-is-dat-we-een-ronde-verder-zijn%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/24057-koeman-niet-te-veel-woorden-aan-vuilmaken.html

 

ヨリス・マタイセン

「もっとゴールを決められなかったのが本当に残念。難しい試合だったけどとにかく勝てた。それが何より重要」

「前半は1-0にできて喜ばなければいけないだろう。シャープさが足りずほとんど得点できなかった」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/24056-mathijsen-triest-dat-we-niet-meer-goals-maakt.html

 

ミチェル・テ・フレーデ

「自分の力を見せたかった。その点ではこれは良いスタート。あのゴールがスピッツとしての僕のクオリティ。リザーブでもああいう形でたくさんゴールを決めている。今シーズンのスタートから好調だったけど、今はこの舞台でも力を見せないいけない」

 

「初ゴールはもちろん特別。特にデ・カイプでだしね。でも最も重要なのは僕らが次のラウンドに進んだということ。もっと良い結果を出せなかったのは残念。僕ももう1点は決められたはずだったからね」

 

「ペッレの出場停止でトップチームでの出場機会があることを期待してるけど、あまり考えてないよ。今シーズンずっとそうしてきたようにハードワークを続けるだけ。今夜は出場時間を得られて、チームのために価値も見せられて嬉しかった。監督が僕を必要としてくれれば、自分の持っているモノを見せられるかどうか、後は自分次第」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/te-vrede-als-ik-de-kans-krijg-sta-ik-er

 

 

この面子でどんなプレーを見せてくれるかと期待した試合。フットボールは決して悪くなかったものの、とにかくペナルティエリア内でボールを繋げないのでなかなか決定機にならず。ホーセンスのミドルかマタイセンのヘディングが決まっていれば、というところで相手GKの好セーブ。

 

後半で出しもペースを上げてゴールに迫ってましたがやはりペナルティエリア内で以下同文。アルメンテーロスはこの調子だとちょっときつい、ということろで投入されたテ・フレーデがア・ラ・ペッレなプレーで存在感を出してくれて、カンブール戦へ向けてクーマンはちょっと考えるんじゃないかと。

 

他の面子だとスフェンが相変わらず順調な成長ぶりを見せてくれて好印象。守備面でどれだけトップレベルでやれるかですが、テレンスと共にとりあえずステファン&ブルーノがいなくなっても困ることは無さそう。バッカルもコンディションは戻って来てるようで、あとは感覚の問題か。ボールを持った時に落ち着きがあるのが良いですね。