Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

力強いフェイエノールト、またしてもチャンスをモノにできず

日曜午後に行われたエールディヴィジ第13節、フェイエノールトは残り20分はデ・カイプでAZ相手に力強いパフォーマンスを見せたにも関わらず3ptsを得る事はできなかった。この試合、ロナルド・クーマンのチームはかなり多くのチャンスを作ったが、90分を終えてスコアボードは2-2の引き分け。後半序盤の3分間でミチェル・テ・フレーデとレクス・インマルスフェイエノールトのゴールを決めている。

 

前半のチャンスの数が前半の展開を雄弁に物語っていた。フェイエノールトは残り20分は少なくとも9本のシュートを放ち、AZは最初の45分間でわずか1本。それにも関わらずHTにはビジターチームが0-1でリードしていた。

 

HTにZは拳を握りしめていたことだろう。監督 ディック・アドフォカートのチームは前半フェイエノールトは残り20分の素晴らしいプレーをほとんど止めることができてなかった。クーマンのチームは意欲的でアグレッシブであり、最初の笛からビジターチームにプレッシャーかけていたが、唯一責められるべきは得たチャンスをただの一つも決める事ができなかったという点だ。

 

試合開始早々に決め損ねたゴールは、トニー・フィレーナが素晴らしいコンビネーションからフリーになったもの。このMFはGKとの1対1からゴール隅を狙ったが、迷いすぎてシュートをセーブされてしまう。前半半ばにはフィレーナのFKからヨリス・マタイセンを通してボールはステファン・デ・フライの足元に。このDFは相手に倒されながらもシュートしたが、上手くヒットせずに枠の外に。それ以外にもヨルディ・クラーシ、ミチェル・テ・フレーデ、レクス・インマルスがミドルレンジから危険なシュートを放ったが全て成功しなかった。

 

効率の悪さを見せたフェイエノールトに対し、AZはその正反対。アルクマールダースは15分過ぎにフェイエノールトの不用意なボールロストを突いて素早いカウンター。右サイドでフリーになったヨハン・グドムンソンからクラブトップスコアラー アロン・ヨハンソンにボールが渡ると、このスピッツはゴール隅にクロスをあわせてエルヴィン・ムルデルを破った。

 

ビハインドでHTを迎えたフェイエノールトだったが、チームが同じプレーを続けたことでゴールは必然だった。後半序盤からすぐに追いつけるという自信を見せると、CKからデ・フライのヘディングをGK エステバンがこぼしたボールをミチェル・テ・フレーデがエヒテ・スピッツゴールで同点に。

 

デ・カイプのお祭り騒ぎは3分後にさらに大きなものに。右サイドのヤンマートのクロスからレクス・インマルスが見事なヘディングで決めてチームにこの試合初めてのりーどをもたらした。

 

ここまでの試合イメージを見ればフェイエノールトはこれで好結果を得るだけの十分な材料を得たかに思われたが、60分過ぎにヤンマートが与えたファールが試合のターニングポイントに。このDFがグドムンソンをペナルティエリア内でつかんでしまい、ビジターチームにPK。スピッツ ヨハンソンが11mから決めてこの試合2点目。

 

これによってビジターチームに好結果を得られる確信が戻り、緊張感のある残り30分に。言ったり期待の展開の中、フェイエノールトはレヒューンの声援を得て前へボールを追ったものの、最後までゴールを決めることはできなかった。

 

Feyenoord – AZ 2-2

Scoreverloop:

17’ 0-1 Johannsson

48’ 1-1 Te Vrede

51’ 2-1 Immers

57’ 2-2 Johannsson (strafschop)

 

Scheidsrechter: Nijhuis

 

Geel: Martins Indi, Clasie, Janmaat (Feyenoord), A. Johannsson, M. Johansson, Gudmundsson (AZ)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Mulder; Janmaat, De Vrij, Mathijsen, Martins Indi; Clasie, Immers, Vilhena (72’ Bakkal); Schaken, Te Vrede en Boëtius (78’ Armenteros).

AZ: Esteban; Johansson, Gouweleeuw, Wuytens, Viergever; Gudelj, Martens (84’ Elm), Ortiz; Beerens, Johannsson (88’ Avdic) en Gudmundsson.

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/feyenoord-az-eredivisie-2013-2014/verslag

 

 

ロナルド・クーマン

「今日はほぼ全てが上手くいっていた。フットボール面では我々の最も完璧な試合。素早いプレッシャー、非常にアグレッシブなプレーで競り合いに勝っていた。ただ瞬間瞬間でもっとスマートにやらなければならなかっただろう。20分で先制すべきだった。そのおかげで良い組織を持つチーム相手にかなりの力を使った。これだけ多くのチャンスを作ったのに勝てなかったのは辛い」

 

エステバンは同点の後も非常に良いセーブをしたと思う。彼が道の上に立ちはだかっていた。効率性は誰にも買えないし、やっていくしかない。多くの試合で我々はこの問題を抱えてきた。そして相手は得点するのにワンチャンスで十分なことも多い。今日もそうだった。そこは自分たちの問題でもある。PKを与えたシーンではダリルは競り合いに興奮しすぎていた。我々自身の足りない所。これが最初でもないし、我々の問題だ。今日の我々は勝利に相応しかったが、自分たちに相応しいものを得る事ができない。しかし我々は全力を尽くした。やるべき事もやりたい事も我々は分かっているが、最後の一歩、そこにまだ苦労している」

 

「我々の残った選手での守備はいつも機能していない。最初の失点もそこから生まれた」

 

「今日は余計なPKを与えて不必要に勝ち点を落とした。それでも私はチームを誇りに思う。この2-2は不当な結果だ」

 

「テ・フレーデは良くやってくれた。この1年半での成長を見せてくれた」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/koeman-%E2%80%98voetballend-gezien-onze-meest-complete-wedstrijd%E2%80%99

http://feyenoord.netwerk.to/nieuws/artikel/30553__.php

 

ヨルディ・クラーシ

「フラストレーションが溜まるよ。今回も僕らは優勢でチャンスでも優っていたのにそれをモノにできなかった。もっと早く試合を決めないと。最後までファイトしたけど、チャンスを決められなかった。フットボールは良かったから、そこは満足してる」

 

「単純にボールをゴールにいれないと。9回のチャンスで2回だけでは不十分」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/24146-clasie-negen-kansen-twee-goals-dat-is-onvoldo.html

 

レクス・インマルス

「観客に自分たちの価値を見せる事はできた。AZは危険だったのはカウンターだけだったが、彼らはそれを最大限に活かした。試合の最後の30分間も僕らはリスクを冒し続けたけれど、残念ながらそれに報いることはできなかった。でも僕はチームを誇りに思う。試合全体を通してライオンの様にファイトしたし、一つのチームとしてやれた」

 

ヨリス・マタイセン

「今シーズンのベストゲームの一つだったから、自分たちに報いることができなかったのが格別に辛い。僕らは得点するのにかなり多くのチャンスが必要。残念ながらまた同じストーリィが繰り返されてしまった。そして一方では僕らがシャープでなかった2,3回の瞬間で罰を受けた」

 

「彼らが木曜に欧州戦をしていたのは分かっていたし、僕らは余計に激しく試合に入ろうとしたんだ。それは上手くいった。精力的で全てのセカンドボールを取れていた」

 

「逆転した後も僕らには3-1にする大チャンスがあったけど、その代わりに2-2にされてまた振り出しにもどらなければならなくなった。終盤は全てをトライしたけど、残念ながら勝利をつかむことはできなかった」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/immers-niet-beloond-voor-fantastische-teamprestatie

 

ダリル・ヤンマート

「軽く相手をつかんでしまった。一瞬だったけど、PKだったと思う。愚かなファールであり、他のやり方で止めるべきだった」

 

「僕らは良いプレーをしたけど、AZは2回のシュートで2得点。僕らは10回のシュートで2点。それ違い。僕らは自分たちに報いるのを忘れた」

 

「自分たちにこういうプレーができるのは分かっていたけど、今日それを見せる事ができたのは良かった。3-1か4-1で勝てなかったのが残念。勝っていれば2位に上がっていたはずだからね。でもこれで5位か6位。でも良いよ、幸運にもまだ差は詰まっている」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/24150-janmaat-schuldbewust-had-het-anders-moeten-aa.html

 

 

ほぼ文句なしのフットボールの内容からすれば冗談みたいな結果です。立ち上がりから完全に圧倒し、ペッレがいないせいかみんなでしっかりフットボールをして連携から大きなチャンスをいくつも作ったのにビハインドでのHT。悪いのは上がったブルーノのカバーを忘れたトニーか、1対1にする勇気が無かったマタイセンか、最後のところで相手にかわされたステファンか・・・ まぁサイドの攻防で止められなかったダリルも含めてみんな悪い失点。

 

後半もそのままフットボールを続けて逆転して問題無しかと思われたところでダリルが全く不要なPKを与えて同点にされ、最後までエステバンの壁を崩せず・・・

 

ボエチウスが痛んでたかもしれませんが、アルメンテーロス投入が大ブレーキだったのは間違いなく、もういい加減マヌでも良いんじゃないかと。ミチェルはペッレ不在の3試合で全てゴールとしっかり穴を埋めてくれました。お疲れ様です。

 

それにしてもナイハイスは久しぶりに酷かった・・・ シーズンはまだまだ長いですが今回も大一番で勝てずに代表ウィークを挟んで次はワールワイクでのRKC戦。