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ベーカーヴィナーはAZ!フェルベークに初タイトル!そして100周年PSVは無冠に終わる

KNVB beker - Finale

donderdag 9 mei 2013, 18:00

AZ - PSV 2-1 (2-1)

12' A. Maher 1-0 / 14' J. Altidore 2-0 / 31' J. Locadia 2-1

いつものスタメンのAZに対し、PSVはマタフスではなくロカーディアを選択。

PSVが出だし激しくプレッシャーを掛けるも、この2試合で自信を取り戻したAZが落ち着いて対応、裏のスペースを活かしてチャンスを作る展開。

10分にロカーディアのシュートがフィールヘーフェルの手に当たるも、カイパースはなぜかスルー。

センターライン手前でボールを受けたマヘルがノープレッシャーのPSV陣内中央を楽々切り裂き、バウマをかわしてそのままシュートで先制。数分後にはエルムの素晴らしいパスを受けたアルティドールが今大会全試合得点となるゴールを決めて2-0。ベンチで怒るアドフォカート

チャンスの数では圧倒的に優っていたPSVも30分過ぎにメルテンスが右サイドからクロスを上げた流れからパニック状態のAZ守備陣にロカーディアが競り勝って2-1。

防戦一方のAZはHT直前に久しぶりにボールを持つと、ペナルティエリア内でワィナルドゥムが倒されるもやはりカイパースはスルー。

前半のオープンすぎた展開から後半はお互いに修正したが、ボールを持った時のミスも多くなって一転チャンスの少なく、ファールシーンだけが続く展開に。特に終始マルセロと激しくやり合っていたアルティドールは冷静さを欠いてイエローカード

70分にはメルテンスペナルティエリア内で倒れるも、これはカイパースがシュワルベを見破ってスルー。78分にようやくロカーディアに後半最大のチャンスが来たが、シュートは詰めたワィナルドゥムがブロック。

スペクタクルではないが緊張感のあるゲームに残り10分を切ってコーチングボックスからスタンドに声援を求めるフェルベーク。アドフォカートはマタフス投入で3バックにしてリスクを負うと、終盤も押しに押し続けるも、マタフスのシュートはエステバンがセーブ、レンスのシュートはポスト直撃と決められず。そのまま最後までAZがPSVの猛攻を凌ぎきって31年ぶり通算4回目のベーカーヴィナー。

エールディヴィジで終盤まで残留争いに巻き込まれるなど苦しいシーズンを過ごしたAZだが、見事にベーカー・トーナメントを制して堂々のELチケット獲得。一方選手たちが「ベーカーを獲ってもセレモニーはしたくない」と言っていたPSVは不安定なシーズンを象徴するように最後まで歯車が噛み合わず、高い期待をかけた100周年のシーズンにノータイトル。

De weg naar de beker van AZ:

Tweede ronde: AZ - SC Veendam 4-1

Derde ronde: SZW/Boso Sneek - AZ 1-4

Achtste finale: FC Dordrecht - AZ 2-4

Kwartfinale: FC Den Bosch - AZ 0-5

Halve finale: Ajax - AZ 0-3

Finale: AZ - PSV 2-1

ヘルトヤン・フェルベーク

「正当な勝利だと思う。とても緊張したがね。素晴らしいスタートで2得点。その後2-1にされるのが早すぎた。特に終盤は死ぬか歓喜かだった。我々も3-1にするチャンスを決められなかったが、最終的に我々の方に歓喜が来てくれて良かったよ」

「我々はハルフェ・フィナーレでアヤックスを敗退させ、いまPSVを倒した。我々がこのトーナメントの正当な勝利者だ」

ニック・フィールヘーフェル

「信じられない。僕らは一生懸命ファイトし、PSVよりも勝利への意志があった。このタイトルで辛かったシーズンもとても良いモノになる。ファンはリーグ戦では望むモノを得られなかったけど、今日のデ・カイプでの彼らはファンタスティックだった。これからみんなでビールを呑んで大騒ぎだ」

アダム・マヘル

「自分がキープレイヤーの1人である事を見せたかった。それが上手くいったと思う」

ディック・アドフォカート

「全員がシャープでなければならないのに、最初の20分間がそうではなかった。2失点後はあらゆるトライをしたが、全く運がなかった」

「AZの方がファイティング・スピリットがあったのは認めなければならない。我々が同じだけのファイティング・スピリットを発揮していれば、我々の方が良いチーム。しかし序盤でそれに失敗した」

マルク・ファン・ボメル

「AZはカウンターチャンスから2得点。我々はその対応への注意が足りなかった。チャンスも決められなかった。そういう事は今シーズン何度もあった。キャプテンとしてチームを擁護するなら、我々はそれを自分たちで買い付け津しなければならない。しかしクオリティの面でも決して十分ではところもいくつかある」