ユース出身選手を長く留めようと次々に契約延長を結んでいるフェイエノールト。そしていま交渉の控え室に待機しているのがステファン･デ･フライだ。
「他のクラブへ行くつもりはまだ無いよ」とこの冬にも移籍するのではないかとの噂を即座に否定したデ･フライ。「でも2011年から前進してきてその時が近づいているのは分かっている。フットボールの世界ではあっという間に話が決まることがあり得る。もしかしたら半年後か1年後か」
デ･フライの心は二つの気持ちで揺れているという。「僕の契約を延長すればフェイエノールトはそれなりのお金を得られると思う。後々僕がステップアップの準備ができたと感じたら、彼らは望むだけのお金を要求できる。逆に言えば、フェイエノールトにとっても僕にとっても僕がフリー移籍で出ていかないことが理想。でもそれで自分自身を犠牲にはできない。そこのバランスを見つけるのは難しい。最終的には自分自身のことを考えて選択するしかないんだ」
「僕よりもフェイエノールトの方が早くまとめたがっていると思う。僕は急いでいないからね。僕はいまクラブのキャプテンだし、代表選手。セレクション内の最古参の一人でもある。それが契約に反映されるのは期待しているよ」
しかし金額には目を向けていないとデ･フライ。「それは賢いことはない。だから僕は自分が最も稼げるところではなく、自分が最も成長できる所へ行きたい。大金を求めて早すぎる内に国外に出る次の選手になりたくないからね。僕はずっとここにいたし、クラブは僕の心の中にある。僕はずっとフェイエノールトのファンだったんだ。まだデ･カイプでのプレーを楽しんでいたい」
http://www.fr12.nl/nieuws/20987-de-vrij---ik-wil-wat-terugzien-in-contractvoorstel-.html
