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EL PO 第1試合結果 アウエーで苦しむエールディヴィジ勢

木曜夜に行われたヨーロッパ・リーグのPO。エールディヴィジ勢はアウエーでAZ、トゥエンテ、ヘーレンフェーンが敗れ、PSVだけが格下相手に圧勝。フェイエノールトはホームで2点ビハインドを追いつき土壇場で引き分けに追いついた。

Europa League PO

23 augustus 2012

18:00 FK Anzhi Makhachkala - AZ 1-0 (0-0)

51' T. Lacina 1-0

AZは予定通りモイサンデルの代わりにライネンを起用。新キャプテンはマルテンス。

両チームとも非常にローテンポでほとんど見せ場のない序盤。30分過ぎから先にアンジがペースを上げて決定機を作り始める。ミスが多く、思ったようにボールを繋げられないAZもカウンターを仕掛けるが、ファルケンブルフが3対3で自らシュートを打ち、あっさりDFにブロックされるなど良いところなし。

後半に入るとあっさり両サイドでフリーにして失点。その後主導権を放棄してカウンター狙いのアンジに対して少しずつ攻勢に出るAZ。75分にCKからエルムがヘディングシュートもバー直撃。終盤アンジがトドメを刺しに来るも、必死に凌いでアウエーで1-0負け。

アウエーでも弱さは今シーズンも変わらないようだが、1点差負けでホームに戻れた事でチャンスはまだ十分にあるだろう。

ヘルトヤン・フェルベーク

「ホームでは忠実なファンのサポートもあるし、まだチャンスは間違いなくある」

19:00 Molde FK - sc Heerenveen 2-0 (1-0)

31' M. Eikrem 1-0 / 90' M. Moström

ヘーレンフェーンはハウウェレーウがスタメン復帰。スピッツは相変わらずジュリチッチ。

序盤積極的なプレーでチャンスを作っていたヘーレンフェーンだが、ゴール前でハウウェレーウが屈強なFW チマにはじき飛ばされ、完全に崩されて失点。

後半はボールを回す時間帯も生まれたが、組み立てのミスで逆にカウンターを喰らう展開。80分過ぎにジュリチッチが大チャンスを逃すと、最後は自陣ゴール前でエル・アクシャウィ、そしてクムスが悲劇的なミスで格上相手にホームでの逆転を狙うにはあまりにも痛い2失点目。

マルコ・ファン・バステン

「ハードワークして我々のレベルを上げるためにベストを尽くさなければならない。もっと良くなれるはず。ここで2-0で負けることはなかった。あってはならないこと」

19:30 Bursaspor - FC Twente 3-1 (1-1)

31' N. Chadli 0-1 / 40' P. Batalla 1-1 / 53' S. Sestak 2-1 / 82' P. Batalla 3-1

トゥエンテはスピッツにカスタイニョスを選択。

序盤トルコチームの激しいプレーに戸惑い危険なシーンを作られるものの、10分過ぎからは主導権を取る。30分にゴール前でボールを受けたチャドリが冷静に決めて先制。しかしここから逆襲を受けて主導権を奪われると、左サイドからのクロスを大外からダイレクトで打ち抜かれてあっさり同点。

後半も主導権を取れず、Bursasporの激しいプレーの前に受けに回ったトゥエンテ。ダグラスがかわされてあっさり逆転される。60分にファールを受けて足首を痛めたブラマに代わりグチェーレスを投入、70分にはカスタイニョスを下げてフェルフーク、80分でチャドリに代えてブリキンと投入するも、最後まで主導権は取り戻せず。守備でも相手チームの攻撃の鋭さに最後まで対応することができず、ロサレスの上がったスペースからのクロスをビエラントがニアで合わされて痛い失点。ホームでの2-0勝ち以上が必要に。

スティーヴン・マクラーレン

「ホームではしっかり守って2得点を決めなければいけない。難しいだろうが可能だ。全く違った試合になる。トルコのここでと同じような雰囲気になると見込んでいるよ。観客は我々の味方でね」

「HT直前の同点ゴールがとても残念。難しくなるのは分かっていた。問題はあまりにも多くボールを失い、あまりにも多くチャンスを与えてしまったこと」

20:00 Feyenoord - Sparta Praag 2-2 (0-2)

23' V. Kadlec 0-1 / 27' V. Kadlec 0-2 / 60' M. Nelom 2-1 / 90' A. Achahbar 2-2

21:00 FK Zeta - PSV 0-5 (0-1)

2' O. Toivonen 0-1 / 74' T. Matavz 0-2 / 77' K. Strootman 0-3 / 83' J. Lens 0-4 / 90' M. van Bommel 0-5

過酷な暑さの中、圧倒的格下相手に終始攻め続けたPSV。先制後70分間に渡って追加点を奪えなかったが、ようやくマタフスが決めた後は連携良く立て続けにリードを広げてホームゲームを待たずに勝負あり。

PSVは最後の16分間で4得点を決めて、欧州戦での1977年の36分間4得点を大幅に塗り替えるクラブ記録。

ディック・アドフォカート

「ゴール前でのシャープさが十分では無かった。前半はもう2,3点決められたはず。このチームならそれだけの力がある」

マルク・ファン・ボメル

「いつも改善できるところはある。我々はもっとゴールを決めるべきだった。そのチャンスは十分にあった。しかしこの暑さとこのピッチ。こういう環境で5-0は満足すべきだろう」