フェイエノールトのセレクションは日曜にデ・カイプで約8千人のファンが見守る中、2011/2012シーズンの初練習を行った。24選手がピッチ上に現れると、スタンドの一角からは無数の発煙筒が焚かれ、デ・カイプの雰囲気はマリオ・ベーンのセレクションにとっての新たな第一歩を暗示していた。
新シーズンの背番号が発表された全26選手中、ジョルジニオ・ワィナルドゥムとジル・スヴェルツの二人だけが欠席。ワィナルドゥムは昨シーズン終わりにオランダ代表に招集されたため追加のバカンスを与えられ、スヴェルツはアキレス腱の怪我からまだ回復途中のために日曜はピッチに現れずに様子を見た。
デ・カイプのピッチにまだ煙が充満する中でフィジカル・トレーナー Toine van de Goolbergによるメニューが開始。20分間のウォーミングアップの後に、シーズン初のボールを使ったトレーニングが行われた。新加入のギオン・フェルナンデス、ミケル・ネロム、ジョルディ・クラーシ、カイ・ラムスタイン、シャビル・イソフィはアシスタント・コーチ レオン・フレミングスのもとでフェイエノールトの選手として初めてトラップ&パス練習。昨シーズンの大部分を怪我で欠場したダニ・フェルナンデスとセク・シセもグループ練習にフル参加。
その時間までにはペーター・ハウトマンのアナウンスによりセレクションがデ・カイプに集まったファンに紹介され、特にフェイエノールトでの新契約に合意したキャプテンのロン・フラールとステファン・デ・フライには大きな歓声が上がり、新加入の選手たちも温かい歓迎を受けた。
http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail/S1/10010000038599-999-10010000000003.aspx
マリオ・ベーン
「セレクションが最終的に決まるまではまだ様子を見ないと行けないが、このグループを保てれば良いシーズンを送れると私は確信している」
昨シーズの失望を教訓に。
「バカンス中に多くの人たちから、どうしてPSVを倒した1週間後にVVVに負けるのかと聞かれたよ。選手たちはここから学ばなければ行けない。VVV戦は心と体が一つになっていなかった」
新加入の選手たちについて。
「新しい選手たちにはとてもいい印象を受けている。ネロム、クラーシ、ラムスタインはフェイエノールトでの育成を経験しているからアドバンテージになる。現時点ではもちろん非常に若いグループだが、フットボールをする能力はかなりある。いくつかの一新されるポジションもある。例えばギオン・フェルナンデスはスピッツとして非常にスペシャルな能力を備えている。彼のポジションには我々はそれほど選択肢を持っていないからね」
昨シーズン大半を怪我で欠場したセク・シセ、ダニ・フェルナンデス、バルト・スヘンケフェルトについて。
「バルトは問題なく入っていけると期待しているが、セクとダニは現時点ではとにかく再び試合でプレーできるようになることが重要だ。彼らが以前のレベルを取り戻せば、我々にとっては大きな補強になる」
来週からはファルケノールトで月曜、火曜、木曜、金曜の4回のトレーニングが予定されており、土曜日にシーズン最初の練習試合をファルケノールトでスポルトクラブ・フェイエノールトと行う。
2011/2012シーズン背番号
1. Darley
2. Gill Swerts
3. Stefan de Vrij
4. Ron Vlaar
5. Bruno Martins Indi
6. Karim El Ahmadi
7. Kelvin Leerdam
8. Leroy Fer
9. Guyon Fernandez
10. Georginio Wijnaldum
11. Jerson Cabral
14. Kaj Ramsteijn
15. Kamohelo Mokotjo
16. Jordy Clasie
17. Erwin Mulder
18. Miquel Nelom
20. André Bahia
21. Dani Fernández
22. Diego Biseswar
23. Sekou Cissé
24. Bart Schenkeveld
25. Kostas Lamprou
26. Ricky van Haaren
27. Ruben Schaken
28. Adil Auassar
30. Shabir Isoufi
http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail/S1/10010000038593-999-10010000000003.aspx
メディアではいろいろ面倒なニュースも流れてますが、何はともあれ今年も良い雰囲気で初トレーニングが行われ、いよいよプレシーズンスタート。
まずはギオン・フェルナンデスが期待に応えられるかどうかが大きなポイント・・・。
背番号は概ね予想通りですが、なんでエルヴィンが1番じゃないのかと。