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O/17オランイェ、まさかの未勝利でWK2大会連続のグループステージ敗退

Onder17 オランダ代表にとって、メキシコでのヴェレルト・カンピューンスハップは大きな失望の結果に終わった。欧州カンピューンは金曜夜にホスト国相手にスペクタクルな試合の末3-2で敗れ、たった1ptでグループステージ最下位での敗退となった。

Onder17 オランイェのWKでの最初の2試合はスコア的にもエンターテイメント性に欠けるものだったが、金曜は違った。Estadio Universitarioでのオランダとメキシコの試合は最初から最後までエキサイティングでどうなるか分からないものだった。

29.000人の観客を前にして、Onder17はすでにベスト16入りを決めたホスト国に猛烈な勢いで口火を切る。開始10分間でメンフィス・デパイ、カイル・エベシリオ、アナス・アシャバールがメキシコゴールに襲いかかった。オランダがメキシコにさらに留まり続けるには攻撃を続けるしか無く、激しい攻撃は弾幕のように続いたが、DFのテレンセ・コンゴロ、そしてダンゼル・フラーフェンベルフも先制点を奪うことは出来なかった。

Onder17が17本のシュートを放った後、反対側のゴールに得点が決まる。北コリア戦で負傷したダーン・ディスフェルトに替わって出場したメンノ・コッホがスリップし、メキシコが1-0とリード。HT直前にもKNVB アルベルト・スタイフェンベルフ監督の若きチームは再び一撃を食らい、Fierroのゴールでホーム国に2点のリードが生まれて、この時点で終焉はほぼ現実のものになったと思われた。

しかし後半開始直後、Onder17についにゴールが生まれ、状況が一変。デパイの蹴ったFKは誰も触れず、気がつけばゴールの中に消えていき1-2。そしてこれがクレイジーな後半の始まりだった。

希望の戻ったオランダは同点ゴールを狙いに行くと、ちょうど60分が経った直後にOnder17は完璧なチャンスを創り出した。メキシコのDFのハンドで主審がペナルティ・スポットを指しアシャバールがボールを置く。しかし11mのPKを失敗してしまった。

このショックの後もOnder17は勝利を諦めなかった。PK失敗の数分後にエベシリオが2-2となる同点ゴールを決める。アーセナルのMFはペナルティエリアの外から低い弾道のシュートを見事に決めて見せた。

そしてエキサイティングな終盤へ入る。コンゴロが再びメキシコゴール前に現れたが、隅を狙ったシュートはGKの足に阻まれてしまう。最後の1分を切り、一か八かのプレーに出たオランダに対し、メキシコがカウンターで3-2とし、直後に主審の最後の笛が鳴り響いた。

この敗戦でOnder17はグループA3試合でわずか1ptの最下位という結果に。コンゴは北コリアと1-1で引き分け、メキシコと共にベスト16へ進んだ。

Statistieken:

Wereldkampioenschap voor spelers onder 17 jaar

25.06.2011, Estadio Universitario, Monterrey (Mexico)

Mexico - Nederland 3-2 (2-0)

Scoreverloop: 29. Casillas 1-0, 43. Fierro 2-0, 47. Depay 2-1, 63. Ebecilio 2-2, 90.+4 Gonzalez 3-2.

Geel: Ayoub, Achahbar, Rekik, Koch, Ebecilio.

Nederland: Boy de Jong (Feyenoord), Menno Koch (PSV), Terence Kongolo (Feyenoord), Karim Rekik (Feyenoord), Jetro Willems (Sparta Rotterdam), Kyle Ebecilio (Arsenal), Yassine Ayoub (FC Utrecht), Tonny Trindade de Vilhena (Feyenoord), Anass Achahbar (Feyenoord), Danzell Gravenberch (Ajax), Memphis Depay (PSV)

Wissels: 32. Gravenberch vervangen door Jordi Bitter (Ajax), 46. Ayoub vervangen door Nathan Aké (Feyenoord), 84. Depay vervangen door Thom Haye (AZ).

Overige wisselspelers: Joris van Overeem (AZ), Peter Leeuwenburgh (Ajax), Gyliano van Velzen (Manchester United), Rewien Ramlal (RJO Willem II/RKC), Adnan Bajić (Sparta Rotterdam), Eric Verstappen (PSV)

アルベルト・スタイフェンベルフ

「クレイジーな試合。こんな試合は観たことがないと思う。選手たちは大いに褒めるしかない。ホーム国相手に満員のスタジアムで素晴らしいプレーをしたんだから。この試合で勝てなかったのは信じられない」

「最初の10分間で3つの大チャンスがあり、90分を通しては少なくとも5回はあっただろう。しかし二つの個人のミスで2点を失った。後半のスタートは良く、1ゴールも決めた。PK失敗の後もすぐ同点にし、リードを奪う最高のチャンスもあった。だがそれを決められなかった。我々の本大会を象徴している」

「選手たちはやれるだけの事をやり切ったし、あと一歩だった。2-2にしてからもう1ゴールで十分だったんだ。この試合に勝てれば大きな勢いが付いて、その後のトーナメントもどうなるか分からなかった。そうできなかったのは残念」

高地から降りてきて気温は39℃と狂ったような暑さになるも、内容的にはこれまでの2試合とは比べものにならないプレー。しかし序盤のチャンスを逃すと個人のミスから2失点ビハインド。後半はEKの時に近いレベルのフットボールを見せて同点に追いつくも、アナス君のPK失敗など多くの決定機を逃して最後はロスタイムに前に出たところをカウンターできれいにトドメ刺されて終了・・・

3試合とも10回やれば9回は勝つだろう試合でしたが、如何せん高地での最初の2試合のgdgdが痛かったです。まさかこのチームでグループステージ最下位とは予想外も良いとこ。思えば前回大会もEKを遙かに下回るパフォーマンスだったので、難しい環境に適応するのが苦手なのでは・・・。

過去のオランイェで間違いなく最強クラスのOnder17でしたが、反省するほどのフットボールも見せられないまま終了に。まぁアナス君は素晴らしいプレーを見せてくれていたし、コンゴロ君とカリムのCBコンビも一応安定。中盤のタレントは揃っているし、ウィンガーがもう少し伸びてくればO/19、ヨングと楽しみではあります。EKでは好成績を残しながらWKで2大会連続のがっかりに終わってしまったスタイフェンベルフの契約はどうなるんでしょうか。最後担架で退場したアナス君の具合も気になります。今シーズン後半戦にはトップチームに上がって来てもらいたいもの。