Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

NECと引き分けて10位でフィニッシュ

日曜日に行われたエールディヴィジ最終節、フェイエノールトはデ・カイプでNECと1-1の引き分けに終わり2010/2011シーズン全日程を終えた。最初にリードを奪ったのはNECだが、ルク・カスタイニョスが同点ゴール。カスタイニョスにとってはフェイエノールト契約下での最後の試合になる。同様のロブ・ファン・ダイクも残り10分に出場、マルセル・メーウウィスは90分プレーした。フェイエノールトNEC戦で数字上は8位の可能性を残していたが、ライバルのヘラクレスユトレヒト共に勝利したため10位でリーグ戦を終えることになった。

NECはファーストシュートで先制する。エルヴィン・ムルデルのゴールにほとんど近づいていなかったNECだが、20mほどの距離からラッセ・シェーネが強烈なミドルシュートを叩き込んだ。

これは実質前半NECの唯一のチャンスであり、ほとんど主導権を取っていたのはフェイエノールト。しかしビジターチームを苦しめるにはプレーがスローすぎた。ボールを持った際のロッテルダマースのプレーは良い攻撃を仕掛けるだけの巧みさをほとんど見せられなかった。

NECの守備を崩せないフェイエノールトの主なチャンスシーズンはセンターからカスタイニョスへのスルーパスだけだったが、HTまで3回のスピッツのチャレンジはいずれも成功せず。

しかしHT直前、フェイエノールトはディエゴ・ビセスワールの素晴らしいクロスによっ同点とする。ゴールライン際から右ウィンガーがゴール前フリーのカスタイニョスへ完璧なアシスト。フェイエノールトのもとで最後のゲームとなるスピッツが美しいダイレクトボレーでGK シレセンを破った。

後半フェイエノールトは勝ち越し目指したが、ジョルジニオ・ワィナルドゥムのシュート以外決定的なチャンスを作れず。レギオンが盛り上がったのは少量10分前にエルヴィン・ムルデルに代わりロブ・ファン・ダイクが出場する際だけだった。ファン・ダイクにとっては現役最後のゲームであり、これまでのフェイエノールトへの貢献に対して大きな拍手が贈られた。ファン・ダイクは終了間際ビヨルン・フレミンクスの1対1でのシュートをセーブし、1ptに貢献した。

Feyenoord – N.E.C. 1-1

Scoreverloop:

11’ 0-1 Schöne

43’ 1-1 Castaignos

Scheidsrechter: Van Boekel

Geel: -

Opstellingen:

Feyenoord: Mulder (82’ Van Dijk); Mokotjo, De Vrij (52’ Van Haaren), Bahia, Martins Indi; Meeuwis, Wijnaldum, Fer; Biseswar, Castaignos en Ryo (46’ Cabral).

N.E.C.: Cillessen; Nuytinck, Otten, Zomer, Amieux (67’ Van Eijden); Sibum, Schöne, Davids; George (75’ Ten Voorde), Vleminckx en Goossens.

ロブ・ファン・ダイク

「ファンが私にどれだけ感謝してくれているかはこの数シーズンずっと分かってはいたが、今日の拍手と歓声は私にとって自分がフェイエノールトでプレーしてきたことにファンがどれだけ喜んでいてくれたかを改めて知ることが出来るサインだった。私はフェイエノールトで多くの喜びを味わってきた。デ・カイプでの年月は、キャリアの全て同様にいい気持ちで振りかえることが出来る」

「今朝起きた時は普通のテンションだったが、次第にこれが最後なんだと実感してきた。20年間フットボールばかりしてきたなんて、今思えばかなりクレイジー。本当の実感はこれから湧いてくるんだと思う。まずは他の選手と同じようにバカンスへ行くと。新シーズンの準備が始まる時になって、多分自分がもうキーパーじゃないんだと実感するだろう」

マルセル・メーウウィス

「この数ヶ月フェイエノールトフットボールができたことは光栄だった。今日改めピッチの周りの選手たちを見回してみたが、私がおかしなブラバンダーとしてプレーしていた頃、7,8人はまだ子供だったし、生まれてさえなかった選手もいる。それを誇りに思うよ」

「我々はかつてのフェイエノールトを取り戻そうという旗印のもとプレーしてきた。アウエーでのVVV戦だけ、それを下ろしてしまったんだ。あれは罪」

フェイエノールトがとても温かいクラブだとこの半年間で実感した。ファンはパウル・ボスフェルト、ケース・ファン・ヴォンデレン、パトリック・パーウェのような選手たちに親しみを覚えている。ファイトして、必要なだけのテクニックも備えている選手にね。多分それが私が受け入れられた理由だろう。私はボスフェルトほどのベテランの域にはまだ達していないけど。とにかく選手やサポーターからいつも高く評価して貰った。それが私にとっては何より重要」

「来シーズン以降自分がどこでプレーするかは分からないけど、私としてはできるならフェイエノールトで続けたい。このチームにいるタレントたちならクラブは数年間でトップ5に戻れるはず。間違いないよ」

ルク・カスタイニョス

スピッツとしてはいつだってゴールを決めたいけど、僕は欧州戦を決めてお別れをしたかった。シーズン後半の僕等はウィンターストップ前より遙かに良くなったけれど、コンスタントさが十分じゃなかった」

18歳、初のフルシーズンで15得点

「でもスピッツとしてはいつももっともっとを望んでしまう。シーズン序盤はなるべくたくさん出場機会が欲しいと思っていたけど、1度チームに入ればなるべくゴールを決めたいと思うモノだ」

フェイエノールトでの時間はいつも大きな喜びだった。インテルを選んだのはフィーリングの選択。あそこでより優れたフットボール選手になれることを願っている」

カスタイニョスはブルーノ・マルティンス・インディ、ステファン・デ・フライと共に月曜のシーズン最後のトレーニングを休み、Onder19 オランイェの一員として木曜からチェコで行われるEKエリートラウンドに参加する。

いろいろあった長いシーズンもこれで終了。ふ~、やれやれという感じです。得たモノと失ったモノ、果たしてどっちが大きかったのか、来シーズンの戦い振りに期待。

ルク・カスタイニョスは計15ゴールでジニを抜いてトップスコアラー。シュート60本で15ゴールとハイアベレージで決めまくったあたりがスキルの違いか。メーウウィスさんは最後までイケメンでした。ゴールも見たかったですが、十分期待に応えてくれたので感謝。後半戦の復調はこの人無しには考えられません。ロブお父さんも41歳と121日という不滅の最年長出場記録を残して引退。お疲れさまでした。

シーズンまとめての振り返りはまた改めて。