土曜夜に行われたエールディヴィジ第29節、デ・カイプにAZを迎えたフェイエノールトだが、0-1で敗れ欧州戦POの夢を絶たれる結果となった。後半ジル・スヴェルツのレッドカーで10人になりながら、優勢に試合を進めたフェイエノールトだが、AZのスピッツ チャーリソン・ベンスホップが前半終了間際に決めたのがこの試合唯一のゴールとなった。
序盤力強いプレーで試合に入ったフェイエノールト、素晴らしいコンビネーション・フットボールで15分間に3回のrチャンスを作ったフェイエノールトだが、すぐにAZからリードを奪うことには失敗した。
6分にはジョルジニオ・ワィナルドゥムが素晴らしいアクションからクロスを上げたが、ボールはルク・カスタイニョスの頭上を越えた。その10分後にはビセスワールのFKからワィナルドゥムが頭であわせ、あわやゴールというシーンを作ったが、ボールはポスト直撃、」詰めたフラールもリバウンドに反応できなかった。
急速なスタートを見せたフェイエノールトに対し、前半残り10分からAZも次第にペースを上げて試合は拮抗状態に。ステファン・デ・フライとの接触で負傷したコルバイン・シグトルソンに代わって入ったベンスホップがスピードを活かして危険なシーンを3回作ると、するとHT2分前に3回目でゴールを奪われる。デ・フライトの1対1からやや遠目の距離ながら強烈なシュートを放つと、ゴールを守るロブ・ファン・ダイクの手の先をかすめてニアポストに突き刺さった。
手痛い失点を喫したフェイエノールトだが、後半もロッカールームから力強く出直し。前半最初の15分間同様に最大のチャンスを作ったが、これを決めて同点にすることはできなかった。
後半開始10分過ぎ、モイサンデルのバックのパスからボールを奪ったカスタイニョスがGK ロメロと1対1に。しかしフェイエノールトの若きスピッツはこの決定的チャンスをシュートまで持って行けなかった。
さらに後半のフェイエノールトにとっては、ジル・スヴェルツがマールテン・マルテンスへのタックルによって受けたレッドカードが決定的だった。最後の30分間フェイエノールトは10人で何とか試合を振り出しに戻そうとしたが、AZを本当に苦しめるには至らず、比較的容易に勝利を許してしまった。
Feyenoord – AZ 0-1
Scoreverloop:
44’ 0-1 Benschop
Scheidsrechter: Vink
Geel: Holman, Schaars (AZ)
Rood: Swerts (60’ Feyenoord)
Opstellingen:
Feyenoord: Van Dijk; Swerts, De Vrij, Vlaar, Martins Indi; Meeuwis (76’ Cabral), Wijnaldum, Leerdam; Biseswar, Castaignos (67’ Fer) en Ryo.
AZ: Romero; Marcellis, Moreno, Moisander, Klavan (55’ Poulsen); Wernbloom, Elm, Schaars, Martens (61’ Ortiz); Holman en Sigthorsson (26’ Benschop).
マリオ・ベーン
「今シーズン何度もあった問題が今日も出た。エールディヴィジ4位のチーム相手に良い結果を出したいのならチャンスを決めなければならない」
「序盤からプレッシャーを掛けていこうと決めていた。AZは普通にやればエールディヴィジで最もフットボールができるチームの一つであり、多くのスペースを与えてはいけないからね。最初の25分間は良くできていた」
「ジルは試合後にすっかり気落ちしていた。彼はマールテンスを怪我させたことで非常に取り乱していた」
「後はなるべく勝ち点を取って、8位に近づきたい。他のチーム次第だが、出来ると信じている」
ロン・フラール
「シーズンは終わりだ。後は少なくともいい形で夏を迎えて、フレッシュな気分で新シーズンを迎えられるようにしたい。願わくはこのシーズンからみんな学んでいると良いんだけど。特にメンタリティの面をね。ひとりでにそうなるものじゃない。自分たちを成長させようとみんな努力し続けないと」
前半は悪くなかったというか、結構良かったんですが、結果あっさり連敗。シーズンなんてとっくに終わってますが、デ・カイプで負けるのはもういい加減にしてくれないかと。
ブルーノはやっぱりまだちょっと無理。特に組み立ての部分でミスが多すぎる。ハイヘフォールトに期待してしまいます。ステファンは油断大敵、一瞬が命取りということで勉強。ジルは・・・まぁめげずにやってください。
中盤のポジションプレーはかな~り良くなっているものの、単純に残り30でのパスミスが多く、クロスの質もビセスワール以外gdgd。でもジニとケルヴィンのポジションチェンジが多くなって良い連携は出来てきてます。これは間違いなく明るい材料。イケメン、メーウウィスさんもレディースデーで張り切って活躍してました。
今日はとにかく代表でお疲れだったか、ルクの不調が痛かった。大チャンスを逃しただけでなく、ポストプレーでもミスを連発。あと5試合、しっかり働いてく貰わないと困りますね。
ラーセンはなぜかベンチ外。このままいなくなる気配ムンムン。モコチョも見たいよマリオ。シモンもレンタル延長は無理なんでしょうね。
問題はリオとカブラルですが、リオはスピードで縦の推進力として貢献はあるモノの、その先何ができるのか未だによく分からない。カブラルもっと使ってくれと。