金曜夜にドイツと練習試合を行ったヨング･オランイェだが、見せ場を作ることなく1-3で完敗、コル･ポットのチームは親善試合2連敗となった。
ヨング･オランイェはジェネロ･ゼーファイク、マルコ･ヴェイノヴィッチ、ティース･エーフェルスの3人がスタメンでデビュー。後半はジャンルカ･ナイホルト、ミケル･ネロム、ロラント･ベルフカンプがデビューした。
前半立ち上がりからヨング･オランイェには力強さが無く、組み立てのミスも多くドイツのゴールは時間の問題に見えたが、GK セルヒオ･パトが2本のシュートを好セーブ。その後オランダは次第に前へ出始め、ルシアーノ･ナルシンとジェルソン･カブラルから危険なプレーを見せたが、ゼーファイクへのクロスは合わず。
だがこの時間帯、攻撃に出ようとしたオランダは再び中盤で簡単にボールを失うと速攻からドイツに先制点を奪われる。Pierre-Michel Lasoggaへのクロスに対し、ブラム･ナイティンクはノーチャンスでヘディングで決められた。
先制されたオランダは突然フットボールができなくなり、中盤はすぐにボールを失ってFW陣は孤立。だがドイツもこの時間帯スペースを与えてくれた事がヨング･オランイェにとって幸運となり、HT直前に突然ゼーファイクのゴールが生まれる。
前半ロスタイム、ナルシンがスリップするも再びボールを取り戻して相手を抜き去るとボールはゼーファイクへ。シュートはクリアされたかに見えたが、オンプレーのボールが再び足元へ来たゼーファイクが強烈なシュートで突き刺した。
だオランダが同点の状況を楽しめたのも15分だけだった。後半開始直後1分も経たずにSebastian Rudyのペナルティ･エリア外からにミドルシュートが交代して入ったジェルーン･ズートを破り1-2とされてしまう。
CK後の不味いラインミスから1-3とされた後、オランダはドイツにプレッシャーを掛けようとするも全く上手く行かず。唯一ゼーファイクのシュートからリロイ･フェルの足元にボールが転んだが、MFのシュートはドイツGKの足に当たり、終盤を盛り上げることもできなかった。
Statistieken:
Nederland – Duitsland 1-3 (1-1).
Scoreverloop: 27. Lasogga 0-1, 45+2 Zeefuik 1-1, 46. Rudy 1-2, 65. Holtby 1-3.
Opstelling Nederland: Sergio Padt (46. Jeroen Zoet), Ties Evers, Jeffrey Bruma, Bram Nuytinck (46. Kaj Ramsteijn), Daley Blind (86. Miquel Nelom), Leroy Fer, Jordy Clasie (55. Gianluca Nijholt), Marko Vejinovic (55. Lorenzo Ebecilio), Luciano Narsingh, Género Zeefuik (86. Roland Bergkamp), Jerson Cabral (75. Maikel Kieftenbeld).
コル･ポット
「負けるのはいつでも楽しいものではない。ドイツ戦は特にだ。だがれは当然の結果としか言いようがない。ドイツが完全に上だった。前半はまだ抵抗できたが、後半は我々が多くの選手を失っていることがハッキリしてしまい、それでチームが崩壊してしまった。ルーク･デ･ヨング、ジョルジニオ･ワィナルドゥムらがいる我々の普通のセレクションだったらもっといい勝負ができたと信じている。今回はいない選手が多すぎた」
「デビュー組に対してはちょっと別で、ある程度評価している。例えばエーフェルスはかなりよくやっていたし、ゼーファイクも良いモノを見せていた。我々がハッセルバインク･ゴールと呼ぶところの良いゴールも決めた」
ポットは5月にもう一度練習試合を組む事を望んでおり、8月にはスウェーデンとの親善試合が予定さてい。9月1日のブルガリアとのアウエー戦からEK予選が開始。
「ブルガリアとの試合までにはまだ十分時間がある。代表チームと多く対戦する機会もそれほほど無いが、幸運にも我々は今週ブルガリアの試合を観る事ができる。それには人を送るつもりだ。できればまた全員集めてその情報を伝えたい。また今日プレーした選手の多くはこのレベルでやっていけるし、スペイン、ドイツ、イングランドといったチームと戦うにはそれが必要なんだ」
谷間の世代臭が漂って来ましたが、ルクやステファンが上がってくるまで頑張ってください。
