ヨング･オランイェはルクセンブルク相手に電光石火のスタートから大きな問題なく0-5で大勝。EK予選2連戦の初戦でまず良い一歩を踏み出し、グループ10の単独首位に立った。ジェネーロ･ゼーファイクがハットトリック。
わずか3分間で0-2としたヨング･オランイェ。試合開始30秒でまずヨルディ･クラーシが左アウトサイドでの見事なミドルシュートでネットを揺らし、2分後にはゼーファイクがPKを決める。早々の2点リードでルクセンブルクの抵抗はなくなり、大量得点を待つだけになると思われたが、ホームチームはその後も前に向けてプレーすることはなく、そのクオリティも無いチームは自陣のスペースを小さくしようとするだけ。ヨング･オランイェは圧倒的に支配するも、多くのチャンスを作るには正確さとスピードに欠けた。
だがHT直前に再びゼーファイクが力強くボールをキープすると、パニックになったルクセンブルクが倒してまたしてもPK。これを今度はリロイ･フェルが決めた。
後半も試合の構図は変わらず、待ち受けるだけのルクセンブルクに対してオランダがコントロールし続ける展開。Stade Josy Barthelの数少ない観客は60分過ぎににスムーズな攻撃から最後にゼーファイクが0-4としてようやく盛り上がる。
右ウィンガーとしてプレーしたジョルジニオ･ワィナルドゥムがヤニク･ヴィルツフットのアクションからシュートチャンスも枠を捉えられず。0-5としたのはバクーナとゼーファイクの連携。しっかりコントロールしたフィニッシュを決めたスピッツはこの夜3点目、EK予選6点目。
ヨング･オランイェは火曜にマースリヒトで19:00からブルガリアと対戦、この試合に勝てばグループ1位がほぼ確定、その後は2013年にイスラエルで行われるEKへ向けてPOに進むことになる。
Statistieken
Luxemburg-Nederland 0-5 (0-3).
Scoreverloop: 1. Clasie 0-1, 3. Zeefuik 0-2 (strafschop), 38. Fer 0-3 (strafschop), 63. Zeefuik 0-4, 82. Zeefuik 0-5.
Opstelling Nederland: Zoet, Leerdam (77. Van Rhijn), De Vrij, Nuytinck, Blind, Clasie (71. Martins Indi), Fer (59. Bacuna), Van Ginkel, Wijnaldum, Zeefuik, Wildschut.
http://www.onsoranje.nl/nieuws/artikel/12591/jo-ruim-langs-luxemburg
コル･ポット
「やるべき事が何もかも全て上手くやれた」
試合開始早々のゴールに
「スティーヴン･マクラーレンのように遅れてこなくて良かったよ。あっという間だったからね。全く予想してなかったが、非常に嬉しい」
支配したが多くのチャンスは作れなかった
「しかしそれは相手のあること。自陣ペナルティエリアに10人も選手を並べる相手ではね。少なくとも我々は集中力を失わずにプレーして、ボールを失ってもプレッシャーをかけ続けた。85％はボールを持っていたと思う」
「得失点差をつけたという点でもこの試合は非常に大きい。我々は今やスコットランドとブルガリアを頭一つ引き離した。とても嬉しい。」
「我々にとってはパーフェクトな結果。あとは自分たち次第だが、ブルガリア戦はまだ難しい試合になるのは間違いない」
いろいろ心配しましたが蓋を開ければあっという間に0-2として何の問題も無く大勝。守備面で危ないシーンは一つもなくズートはかつてなく暇な試合だったでしょう。中盤ではクラーシが圧倒的存在感。先制ゴールといい、素晴らしい活躍でした。両サイドが一つな感はありますが、相手がかなり引きこもってたのでゼーファイクも含めてこんなもんでしょう。デビュー戦のヴィルツフットは期待ほどインパクトは残せなかったものの、おそらくブルガリア戦も同じスタメンでいくかと。ステファンがいる限りハウウェレーウの出番とかありません。
まぁ苦しい予選でしたがなんとかPOに進めそうです。
