インテルへの移籍が濃厚と見られていたルク・カスタイニョスだが、今シーズンはデ・カイプでのプレーを続ける事になった。インテルはこの若きスピッツの獲得を6月まで見送る事を決定。フェイエノールトは移籍市場終盤に貴重なスピッツを失う心配をする必要は無くなった。
インテルのTD Marco Brancaがサンプドリアから獲得したGiampaolo Pazziniの記者会見で「カスタイニョスを我々はずっと近くで追っていたが、獲得するのは6月以降になる」と明かした。
インテルは当初まだ18歳と若く未熟なカスタイニョスについて、フェイエノールトの要望通り1年半はレンタルでロッテルダムに残すと語っていたが、この2週間ほどで「今すぐミラノへ連れて行く」と態度を急変。カスタイニョス自身も「クラブ間でまとまればすぐミラノへ行っても良い」と語ったと代理人がコメントした事でデ・カイプには緊張感が漂っていた。
ヨン・ダール・トマソン、セク・シセの長期離脱で得点力不足に苦しむフェイエノールトはカリム・エル・アマーディをドバイに手放し、空いたサラリー枠で新スピッツを迎えようと、このところラッセ・ニルソン、グジョンセンらの名前がメディアを賑わせていた。