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CL: トゥエンテ、インテルを驚かす

火曜夜にFCトゥエンテは素晴らしい形でクラブの新しい1ページを開いた。ホーム デ・フロールシュ・フェステでのCL初戦において欧州カンピューン インテル相手にテオ・ヤンセンの美しいFKとラッキーなOGで2-2と引き分けた。

序盤積極的にプレスをかけて試合に入ったトゥエンテ。インテルに相手にプレッシャーをかけつつもなかなか1対1でボールを取り切れなかったが、インテル攻撃陣にも危険な形は作らせず、徐々に自分たちもボールをキープしてフットボールを始める。

しかし先制点はインテル。左サイドに流れたミリートがロサレスとの1対1からシュートを放つと、GK ミハイロフが弾いたところにスナイデルがフリーで走り込んでゴール。マークにつくべきブラマはボールがサイドのミリートに流れたところからスナイデルに背を向け棒立ちだった。ブラマは前半他のいくつかの場面でもポジショニングを誤り、ピンチを招いていた。

しかし落ち着いてフットボールを続けたトゥエンテはゴール真正面絶好の位置でルーク・デ・ヨングがFKを得るとテオ・ヤンセンがゴール左へ美しい弧を描き同点。

さらにテオ・ヤンセンの正確なパスと右サイドから中へ流れるルイスを中心に攻めたトゥエンテ。ゴール前ではルーク・デ・ヨングとヤンコがなかなか競り勝てないものの、前半インテルに優る数のチャンスを作り、枠内シュート数でも上回る。

しかし左サイドのテオ・ヤンセンからゴール前フリーのヤンコに素晴らしいクロスが入ったが、ジャンピング・トラップで体勢を崩したヤンコは枠内に蹴れず。Ht直前のオーバーラップしたロサレスのクロスにドンピシャであったヤンコのヘディングもバーの上など、チャンスを活かせなかった。

それでも再びルーク・デ・ヨングが同じような位置でFKを得ると、テオ・ヤンセンのキックは今度はジュリオ・セザールに弾かれたものの、それで得たCKからテオ・ヤンセンの蹴ったボールをヤンコと競り合ったミリートがOGでトゥエンテが逆転に成功。

雰囲気に慣れていい流れでフットボールを続けていたように見えたトゥエンテだが、中盤でボールを持ったエトーが中央のミリートにボールを当てながら中へこれ込むと戻ったボールをそのままシュートし、ミハイロフを破って再び同点としてしまう。マークについていたブラマだったがさすがについて行けなかった。

交代無しで入った後半は前半とは対照的にインテルのペース。

60分 逆サイドに流れたパンデフにティエンダッリがレイトタックル。主審は流すもパンデフは負傷し担架でコウティーニョに交代。

トゥエンテはルーク・デ・ヨング、ヤンコへのパスコースを消され、チャドリ、ルイスも深い位置でボールを持てず、なかなか前でボールが回せなくなる。

しかしインテルも何度かいい連携でチャンスを作るも決定的シュートは集中して体を張ったトゥエンテのDF陣に阻まれ、他は概ね淡泊な攻撃に終始し、終盤目に見えて運動量の落ちたトゥエンテにとどめを刺すことはできなかった。

トゥエンテもルーク・デ・ヨングが数回良い動きを見せたがフィニッシュまでは行けず。ヤンコに替わって入ったバイラミから1回カウンターのチャンスがあったが、前線のルーク・デ・ヨングとのタイミングがあわなかった。

トゥエンテは残り5分を切ってチャドリに代わりランツァートが移籍後初出場。ダグラスが余計なイエローを貰う。

ロスタイム最後のFKゴール前の競り合いでテオ・ヤンセンインテルの17番から頭突きを喰らい、なぜかエトーまでテオ・ヤンセンに手を出し、両チームもみ合いながら試合終了。

最後はスナイデル、テオ・ヤンセン、ボシュケルで健闘を仲良く健闘を讃えあった。

FC Twente - Inter 2 - 2 (2 - 2)

Scoreverloop:

13' Wesley Sneijder: 0 - 1

20' Theo Janssen: 1 - 1

30' Diego Milito: 2 - 1 - (Eigen goal)

41' Samuel Eto'o: 2 - 2

Geel: 48' Douglas Maicon (Inter), 90' Douglas (FC Twente)

FC Twente: Nikolay Mihaylov; Roberto Rosales, Peter Wisgerhof, Douglas, Dwight Tiendalli;

Wout Brama, Luuk De Jong, Theo Janssen; Bryan Ruiz, Marc Janko (77' Emir Bajrami), Nacer Chadli (88' Denny Landzaat)

テオ・ヤンセン

「FKは上手く決まったね」

「我々は本当に良いプレーをした。みんな自信があったんだ。フットボールを続けることが我々の長所。だから前半の我々はとても良かったし、後半もゲームをコントロールできた」

ミシェル・プレドーム

「みんないつも勝ちたい。我々はスポーツマンだからね。良いスタートではあるが、3pts取れればもっと良かった。我々はもっとできたはず。選手たち自身もそう思っているだろう。もちろんCLで初めての勝ち点だし、選手たちが見せたプレーには賞賛を送りたい」

「ヤンコを下げてバイラミを入れたのは攻撃にスピードが欲しかった。あの時間帯は攻め手の糸口をつかめていなかったからね」

「カンピューン相手に勝ち点を取れたことは、少なくともポジティブなスタートだ」

ペーター・ヴィスヘルホフ

「このレベルでも我々はやれるということをインテル相手に見せることができた」

「2-2でまずはホッとしたけれど、いまはもっとやれたんじゃないかと思うこともある。普段の我々は特に攻撃面でもっと良いプレーをしてチャンスを作っているからね。後半はペースが落ちてしまった。本当のチャンスが与えなかったし、もっとptsを取れたんじゃないかな」

ブライアン・ルイス

「世界最高のチーム相手にこれは本当に良い結果。驚いてはいないよ。インテルのような偉大なチーム相手でも僕らが良い試合をできるのは分かっていた。僕らは本当に良いチームだからね」

CLの舞台でなかなかいい第一歩だったのではないでしょうか。ダグラス、テオ・ヤンセン、ルイスの3人はこのレベルでも十分通用することを見せつけました。特にテオ・ヤンセンは素晴らしい左足と戦術眼でピッチ上の誰よりも輝き、スナイデルを圧倒してのマン・オブ・ザ・マッチ。これでルーク・デ・ヨング、ブラマあたりがもう少し成長してくれて、ヤンコがなんとかなってくれれば上のステージへの道が見えてくるかもしれません。