コンビニでWSDの『2010年南アフリカ･ワールドカップ 展望＆ガイド 出場32カ国選手名鑑』が出てたのでつい買ってきてしまいました。
オランダのメンバーは全員知っているので他の国の選手をチェックする用ですが、それでもオランダの選手名鑑を見ると「う～ん」と思うのがいくつかあります（笑）。名鑑はハンス･フォスさんじゃないよなぁ。
GK
ステケレンブルフは「有力」になってますが、どう考えても「当確」。フォルム、フェルトハイゼンはファン・デル・サールが復帰した場合に枠を争うので「有力」で良いでしょうが、そこまでステケレンブルフを追い込まなくても良いんじゃないかと。昨シーズン、アヤックスでスタメンの座を奪われても代表の第1GKだったのでファン･マルワイクの信頼はあります。
DF
だいたい良いような気もしますが、1人おかしいのがいますね。PSVでヨング（リザーブ）落ちしているPSVのマルセリスが「有力」はあり得ない。関係ないですが完全に便利屋と化したエマヌエルソンはポジションどうするんでしょうね。
MF
これは問題ないかな。メンデス・ダ・シウバは「有力」でいい気がしますが。テオ･ヤンセンは先月交通事故を起こして代表入りのチャンスは消えました･･･。
FW
これはまったく問題なし。
ファン･マルワイクの性格上、この先もサプライズ招集の可能性は低いですが、なんせ怪我人多いですから、直前になってみないとコンディションが分からないのが悩みの種。
ファン・デル・サールは問題なければおそらく第1GKに戻って来ます。ファン・ニステルローイも可能性はあり。最近オランダで降って沸いた「セードルフ論争」ですが、エゴイストを何よりも嫌うファン･マルワイクが呼ぶ可能性はゼロかと。ハッキリ言って代表には要りません。クラブで頑張れば良いじゃない。
また、最近オランダでニュースになったのがトゥエンテのブラジル人CB ダグラス（正確にはドゥグラスですがいろいろ面倒くさいので慣例でこう表記）の帰化＆オランイェ入りの可能性。セレソン入りの可能性はかなり低いので、エールディヴィジ有数のCBが加わってくれれば高年齢化するDF陣にとって心強いですが、オランダは帰化申請してもかなり審査が厳しいので、これも何とも言えません（4年前はフェイエノールトのサロモン･カルーもオランダに帰化してドイツWKに加わろうとしましたが、ファン・バステンが審査委員会まで乗り出して推薦したにも関わらず申請は受け入れられず）。
その後フェイエノールトのこれまたブラジル人CB バヒアも帰化＆オランイェ入りの可能性はあるとコメントしましたが、これも同様にまだ何とも。
何事もなければこうなるか？
GK ファン･デル･サール、ステケレンブルフ、フォルム(またはフェルトハイゼン)
DF オーイェル、マタイセン、ハイティンハ、ジオ、ファン･デル･ヴィール、ブラーフハイト、ブラルーズ
MF ファン･ボメル、デ･ヨング、デ･ゼーウ、スハールス、スナイデル、ファン･デル･ファールト、アフェライ
FW ファン･ペルシ、ロッベン、カイト、フンテラール、エリア
あれ、22人しかいない･･･。
ファン・ニステルローイ枠にしても良いですが、カードを貰うことが多いコントロールMFが不安なのでメンデス・ダ・シウバ入れときましょうか。そう言えばWSDにもマドゥロが載ってないな･･･。
無難すぎる選考ですが、実際何事もなければこんな感じになるんじゃないかと。フラールとか呼ばれてまた怪我されても困りますんで。
