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オープニングスヴェーツトライトでLevanteに勝利

フェイエノールトはデ・カイプでの今シーズン初勝利。伝統のオープニングスヴェーツトライトでスペインのLevante UDを2-1で破った。ゴールを決めたのはイェンス・トールンストラとスティーヴン・ベルフハイス。

 

監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストはこの試合ニコライ・ヨルゲンセンとヤシン・アユプを怪我で起用できず、同じく怪我で長期離脱注のリチアーノ・ハプスの代わりの左バックにカルフィン・フェルドンクがスタメン出場。GKにはキャプテンマークを巻いたブラッド・ジョーンスがこのプレシーズンで初出場した。

 

初出場はヨルディ・クラーシにも当てはまる。水曜にチームに加わった彼はいきなりスタメン起用され、デ・カイプで温かい歓迎を受けた。

 

眠たい前半
前半は話題になるようなものがあまり見られず。両チームともローテンポなプレーでほとんどチャンスを作れず。ベルフハイスがFKとその後のペナルティエリア際からのシュートチャンスで狙ったがどちらも枠を外れた。さらにロビン・ファン・ペルシとの走りながらの華麗なコンビネーションから再びベルフハイスが得点チャンスを得たが、シュートは弱く、GKの手に収まった。

 

デ・カイプでの今シーズン初ゴール
後半は希望を持てるスタート。フェイエノールトがエンジンをかけ、その結果得点も生まれた。右サイドの素晴らしい攻撃からジェレマイア・シン・ジュステのクロスをイェンス・トールンストラが決めた。直後にロビン・ファン・ペルシが再びベルフハイスに得点チャンスを与え、このFWはGKも上手くよけたが、シュートはバーの上に。

 

70分に遂にベルフハイスのゴール。センターラインでのヤン・アーリー・ファン・デル・ハイデンのインターセプトからファン・ペルシがボールを持つと、スペスを駆け上がり、つま先でベルフハイスに素晴らしいパス。それを受けたベルフハイスがしっかりと決めた。

 

最後の15分間、フェイエノールトは手綱を手放してLevanteが優勢に。スペイン・リーグ15位はJasonにゴールも生まれ、さらに2-2になるかとも思われたが同点ゴールは生まれなかった。

 

フェイエノールトは次の土曜にアイントホーフェンで最初のタイトルを狙う。フィリップス・スタディオンでジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームがヨハン・クライフ・スハールを争う相手はPSV.

 

Feyenoord - Levante UD 2-1
Scoreverloop:
53' Jens Toornstra 1-0
71' Steven Berghuis 2-0
84' Jason 2-1

 

Opstelling Feyenoord:
Brad Jones; Jerry St. Juste, Sven van Beek, Jan-Arie van der Heijden, Calvin Verdonk (78' Tyrell Malacia);
Jordy Clasie, Jens Toornstra, Tony Vilhena; Steven Berghuis, Robin van Persie (78' Dylan Vente), Sam Larsson

 

Wissels Feyenoord:
Bijlow, Ten Hove; Nieuwkoop, Botteghin, Geertruida, Malacia, Amrabat, Kökcü, Wehrmann, Burger, El Hankouri, Vente

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/feyenoord-te-sterk-voor-levante-in-openingswedstrijd
https://www.rijnmond.nl/nieuws/171277/Feyenoord-wint-van-Levante-bij-rentree-Clasie

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「結果は常に重要。しかしこの時期は特に約束事や、トレーニングが反映されているのを見たいモノ。今日は結果と試合の大部分には満足。前半はペナルティエリアまでは良かったし、後半は攻撃の最後のところも良かった」


組み立てについて
「前半は何度か素早い組み立てがあったと思う。オランダの我々はいつも最初のボールを前へプレーしたいと思うし、それができれば上手く行く。しかしそれができないと、時に待たなければいけなくなる。我々は時々それを上手くやっていたが、最後のパスが良くなかった」


GKへのパスの多さについて
「実際組み立てでGKへのパスはプラスαの選択肢だが、それをするならGKには十分な選択肢を与えなければいけない。だがGKがロングボールを蹴るしかない光景も見かける。それでもポジションチェンジは次第に良くなっているし、今日は何度も上手く行っていた」


ヨルディ・クラーシについて
クラーシがどういうプレーをするか、彼が長短のパスでテンポを決められることも私は知っている。今日60分プレーできたのは彼のリズムにとって良いことだし、チームとしても彼を通して後方から前へ上手く運べたシーンは何度もあった。前半はチームがその後多少低調になったが、後半は良くなってフットボールを続けることができていた」


CB陣について
「スフェンは良い相手に90分間良い試合をした。ヤン・アーリーも良いプレーだったと思う。私はエリックにもとても満足している。その点では我々はセントラールにしっかり組み立てができる選手たちを抱えている」


移籍市場について
「選手が去る心配はしていない。フットボール界の仕組みは誰でも知っているし、何が起きても我々はしっかり対応する。もちろんその場合のリストもできている。しかしそれが遅ければ遅いほど、代わりの選手を取るのは難しくなる。その点ではイングランドの市場が8/8で閉じるのは良いことだと思う。大抵の場合、向こうで移籍があって、そこから流れが変わるからね。だから今回はそれがもっと早く終わってくれる」


プレシーズンを総括し
「全ての選手に出場時間を与えられたという意味でも良いプレシーズンだった。第1GKとキャプテンは今週決める。怪我のニコライ(脚)とヤシン(股関節)は今週中に戻れると期待している」


https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-tevreden-met-uitslag-en-spel
https://www.fr-fans.nl/nieuws/36636/gio-ik-vond-juist-in-de-eerste-helft-een-aantal-keer-snel-bouwen

 

ロビン・ファン・ペルシ
「僕らは良いモノをいくつも見せた。前半も何度か見せていたけど、最後の所を上手く抜けられなかった。ピッチプレーは良かったけれど、最後のパスがなかなか通らなかった。後半は良くなって、2得点を決め、良い攻撃をしていた」
「いつもそうだけど、攻撃をしていれば10回のボールで10回は受けられない。僕は何度も動き出しをしていたけれど、それを見て欲しい。後半はクラーシとベルフハイスとでそれが何度か上手く行った」
「カリムはもちろんファンタスティックな選手だった。クラーシはまた別の選手だけど、2人とも優秀。カリムはかなりオールラウンドだけど、クラーシはまた別の人間で別の選手。でも彼も間違いなく良い選手だ」

「僕自身はここに来て6ヵ月経って良くなっているよ。今回はチームのみんなと落ち着いてスタートできたし、みんなで落ち着いてチームを作り上げてきた。だから僕自身のフィーリングも良い。僕がどれだけプレーするかか監督が決めること。どうなるか正確なところは見てみよう。でも今のところ僕は本当に満足している」
「ボエチウスとは今週会ってない。彼に居場所を与えるべき?いや、それは僕がやることじゃない。誰も時に感情的になってミスをする。それは構わないし、彼は罰も受けた。明日にはまた戻ってみんなの中の1人になる。明日になればもう終わった話だよ」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/36633/van-persie-dan-is-hij-weer-one-of-the-guys

 

ヨルディ・クラーシ
「全般的には上手く行ったよ。でも2,3回上手くやらないといけない場面で雑になってしまった。早くリズムを取り戻して、またフットボールを楽しめるようになることを願っている。もちろん僕は来たばかりだし、2日間一緒にトレーニングしただけだから、慣れは必要。でも良い方向に向かっていると確信しているよ」
「僕のクオリティはもちろんみんな分かっているし、僕の再痔あのストロング・ポイントはボールを持った時にチームのプレーを加速させること。それは何度も上手く行ったけど、上手く行かなかった事も何度かあった。でもそれはリズムのせいでもある」
「後半はチームが良くなって、ボールをしっかりキープできていた。前半はスペースが狭くて主にサイドへのプレーになったけど、後半はよりスペースができたから、なるべく早く選手を見つけようとしていた」
「来週はPSV戦。みんな良いプレシーズンを過ごしたと思う。僕は後から加わったけど、今日の試合に勝てて嬉しいよ。今週まだたくさん分析して来週の試合でまたしっかりやらないと」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/36637/clasie-ik-hoop-snel-mijn-ritme-terug-te-vinden-en-weer-plezier-te-krijgen

 

ブラッド・ジョーンス
「誰だって良いスタートを切りたいモノ。チームとしても、個人としてもね。僕はしばらくプレーしてなかったし、こういうスタートはいつも大事」
「もっと良くできる部分は常にある。今日の僕はかなり良かった部分がいくつかあるけど、僕にとってはまたプレーし、上手くコミュニケーションを取るのが重要だった。守備とチームをしっかり組織的に機能させようとしている」
「バックパスが多くてチームは苦しんでいた?僕らはフットボールでベストの解決策を探そうとしていたと思う。Levanteも何度かボールを取りにきていた。自陣でボールを失うのは良いことじゃないけど、僕らはなるべく上手くやろうとしている」
「来週誰がゴールを守るかは僕には分からない。あそこにジオがいるから、彼に聞いてくれ」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/36635/jones-ik-heb-geen-idee-vraag-het-maar-aan-gio

 

ケルヴィン・フェルドンク
「ファンタスティックだ。2年前にクラブを出たけど、こうしてまた戻ってきて最初のホームゲームでスタメン出場できた。素晴らしいこと。このプレシーズンもヨングでスタートする予定だったけど、ハプスが怪我をしたという情報が入って僕が加わることになった。それからトレーニングに加わった、Basel戦でプレーし、今日もこうしてスタメンで出れた。フィーリングは良いよ。PECでの期間は思うようにはいかなかったけど、今はクラブからの信頼を感じている」
https://www.fr12.nl/nieuws/47744-verdonk-ik-voel-het-vertrouwen-van-de-club.html

 

 全体に良い時間帯はあったものの、特に前半はボールを持った時の流動性が無く、みんな足元でボールを受けようとして単調になる良くあるパターン。HT明けはだいぶ良くなって、シン・ジュステの攻撃参加も利いて美しいゴールが2つ。他にも良い攻撃から大きなチャンスが数回あったので、妥当な勝利ではあります。スペインのクラブとの調整期間の差を考えれば、まぁこれくらいはやってくれないと、という感じですが、終盤はセットプレーから危ないシーンも続いて結構ヒヤヒヤな内容。

 

中盤はクラーシが入って贔屓目込みで劇的に良くなりました。ボールを持っていない時のプレッシャーの掛け方などにまたリズムが取り戻せていないのとコミュニケーションが完全にできていない影響を感じますが、ボールを持った時は全く違和感無くやれているので、もうキャプテンマークを任せて良いんじゃないでしょうか・・・

 

JCスハールも大きくスタメンは変わらないはずで、問題はGKとCBデュオ。GKはバイロー待望論が圧倒的ですが、ベテランを尊重する傾向の強いジオがどうするか。CBは今シーズンは相手にあわせてローテーションしそうな雰囲気もありますが、対ルーク・デ・ヨング、そしてセットプレーが強い相手ということを考えてボテギンの選択肢はかなりありそうではあります。両バックは今日の感じでもシン・ジュステとフェルドンクでしょう。フェルドンクはこのプレシーズンで最も下克上した選手。苦しいレンタル生活から戻って嬉しいサプライズです。